【エールフランス KLM】フライングブルー プラチナ会員は本当に「お得」?ANA SFCからのステータスマッチで得た恩恵を徹底解説【中間報告】

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初めてまして、ようこそお越しくださいました
簡単ではございますが、べぼろぐ筆者からのご挨拶、ご紹介となります

年齢:スレスレの30代 アラフォー
年収:500万にも届かない
結婚:国際結婚の既婚者子なし、不妊治療、TESAはせず諦めた
趣味趣向:旅行、料理、スコッチマン(ウイスキー)
ステータス:SFC、JGC、マリオットプラチナ、ヒルトンダイヤ
もはや定型文。面白みはありませんがお許しを

駄文乱文ではございますが、お越しくださった方に
何か役立つ情報や、気づきなどがあれば幸いでございます

先日、私はANAのSFC(スーパーフライヤーズカード)からのステータスマッチを通じて、エールフランス-KLMのフライングブルー・プラチナ会員資格を取得しました。
【エールフランス KLM】ANAのSFCから→フライングブルーのプラチナに昇格!【ステータスマッチ2024】

このステータスを保持することで、実際にどれほどのメリットを享受できたのか、その途中経過をメモ変わりではありますが、シェアして行きたいと思います。

フライングブルー・プラチナ会員になるための費用は約6万円でしたが、これまでのフライトで得られた恩恵は、その初期投資を大きく上回るものでした。具体的な金額で、これまでに約24万円以上の費用を「節約」できたことが明らかになっています。

その内訳は以下の通りです。

項目内容節約額(概算)
日程変更手数料ビジネスクラス2名分の変更手数料(70ユーロ/名)約22,687円
座席指定料(前回)新型ビジネスクラス・バルクシート2名分約60,000円
座席指定料(次回)新型ビジネスクラス・バルクシート2名往復分約120,000円
ラウンジアクセス(前回)パリCDG出発時ラウンジ2名分(75ユーロ/名相当)約24,308円
ラウンジアクセス(次回)パリCDG出発時復路ラウンジ2名分(75ユーロ/名相当)約24,308円
合計約251,303円

本記事では、この驚くべき「節約効果」を具体的事例を交えながら、プラチナ会員の価値を詳しく解説します。
中間報告としているのは2025年12月まで有効なので、まだ半年ほど残っているためです。
今後はそこまで使う予定はないので、このまま中間報告が最終報告となう可能性も高いのですが、このような表現にしています。

予期せぬ日程変更も無料で対応 – 手数料の負担軽減

前回の帰国便でエールフランスのビジネスクラスを利用した際、予期せぬ事情により日程変更が必要となりました。通常、エールフランスでは航空券の日程や便を変更する際、一度キャンセルして再予約するという手続きになり、その際には1名あたり70ユーロ(約11,343円)の変更・キャンセル料が発生します。

しかし、プラチナ会員の恩恵により、同行者を含む2名分の変更手数料、合計140ユーロ(約22,687円)が免除されました。 プラチナ会員になる前にも同様の変更を経験し、その際は手数料を支払いましたので、今回の無料対応はプラチナステータスの大きなメリットを実感する出来事となりました。

詳細なキャンセル手順や費用については、以前の記事をご参照ください:
プラチナエリートになる前に実際に、キャンセルをしたことがありまして、その時のお話
【エールフランス】ヨーロッパ旅行でパリ〜羽田 ビジネスクラスの特典航空券をキャンセル。手順と費用【フライングブルー】

高額な座席指定料が無料に – ビジネスクラスの快適性を追求

エールフランスのビジネスクラスでは、事前座席指定が有料です。オンラインチェックイン時まで待てるなら、その時に指定すれば無料にはなりますが運要素は大きいですね。
また通常の座席であれば約26,000円、数に限りがある新型ビジネスクラスのバルクシート(最前列席)では3万円を超える費用がかかります。

前回の帰国便(2025年1月)では、運良く新型ビジネスクラスのバルクシートを2名分確保でき、プラチナ会員の特典として約6万円の座席指定料が無料となりました。

さらに、次回のヨーロッパ旅行はパリへのフライトでもエールフランスのビジネスクラスを利用する予定です。今回は往復便で新型ビジネスクラスのバルクシートを2名分確保できたため、合計4区間分の座席指定料が発生する計算となります。これにより、約3万円×4区間=12万円相当の費用が無料となります。

これまでの座席指定料を合わせると、合計で約18万円もの節約となり、プラチナ会員の恩恵の大きさを改めて実感しております。

今回の旅程に関する詳細は、下記の記事で解説しております:
【有償150万円!?】JALマイルでエールフランス ビジネスクラス特典航空券をキャンセル・再予約|必要マイル数や諸税も詳しく解説【実体験2025年】

空港ラウンジの利用特典 – 出発地での快適なひととき

エールフランスのビジネスクラス航空券の中には、運賃の種類によってはラウンジアクセスが含まれない場合があります。ラウンジを利用するためには、対象運賃での予約、エリート会員資格の保有、または別途アクセス権を購入する必要があります。フライングブルー・プラチナ会員であれば、ご本人様と同伴者1名様が無料でラウンジをご利用いただけます

ただし、日本発の羽田空港では、エールフランスの自社ラウンジはありません。スカイチーム加盟航空会社としてデルタ航空のラウンジがありますが、エールフランスの公式ページに記載されているラウンジオプションの料金一覧には羽田空港は含まれていません。また、エールフランスのフライト時間を考慮すると、デルタ航空のラウンジ営業時間外となる便も多く、多くの場合、エールフランス便利用者は提携しているJALのサクララウンジを利用することになります。JALのサクララウンジ利用時は通常、別途ラウンジ費用が発生することはないため、日本出発時のラウンジ費用は節約額として計上しておりません。

一方で、パリ シャルル・ド・ゴール空港(CDG)では、エールフランスのラウンジが複数あり、有料で利用する場合、2Eターミナルでは75ユーロ(約12,154円) または15,000マイルが必要となります。前回の旅行では、パリ出発時にこの特典により2名分のラウンジ費用約24,308円が節約できました。また、次回の旅行でも同様にパリ出発時(復路)にラウンジを利用できると想定すると、約24,308円の節約が見込まれます。プラチナ会員として、ラウンジを安心して利用できるのは大きな利点と言えるでしょう。

過去に利用したパリCDGのラウンジについては、その時の詳細をレビュー記事としてまとめておりますので、ご興味があればご覧ください:
【エールフランス】パリCDG T2E ゲートKラウンジ。クラランスのスパやシャワー、フードにドリンクなど【ラウンジレビュー CDG】

エールフランスのラウンジ情報はこちら

結論:フライングブルー プラチナは投資対効果が高い

フライングブルー・プラチナ会員資格の取得費用が約6万円であったのに対し、現時点での明確な金銭的メリットは、日程変更手数料の免除(約2.2万円)、ビジネスクラスの事前座席指定料の無料化(合計約18万円)、そしてパリ出発時のラウンジアクセス無料化(合計約4.8万円)を合わせると、約25.1万円となります。

これらの具体的な恩恵は、プラチナステータスが単なる名誉ではなく、実際の旅行において大きな経済的メリットと快適性をもたらすことを示しています。特にエールフランスやKLMを頻繁に利用される方にとって、フライングブルー・プラチナ会員資格は費用対効果が非常に高く、価値のある投資と言えるでしょう。

ANA SFCからのステータスマッチでフライングブルー・プラチナ会員になった経緯については、以下の記事で詳細を解説しておりますが ※現在はこのステータスマッチは終了しておりますのでご参考までに
【エールフランスKLM】 フライングブルー有料ステータスマッチの解説【2024年版】

またエールフランスの新型ビジネスクラスのレビューはこちら

【エールフランス AF282】パリ〜羽田 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【CDG-HND】



その際往路はJALファーストクラスでしたので、こちらもご参考までに
【JAL JL045】羽田〜パリ 国際線ファーストクラス搭乗記 SKY SUITE BOEING 777-300ER【HND -CDG】


それではみなさま素敵な旅を!