現在は便名、機材、座席指定料金、最前列の扱い、ラウンジ設備などが変更されている場合があります。最新の座席や料金は、エールフランスの予約画面で確認してください。
現在の新型ビジネスクラス全体の仕様は、エールフランス新型ビジネスクラス完全ガイドで更新しています。
2025年1月、パリ・シャルル・ド・ゴール空港から羽田空港へ向かうエールフランスAF282の新型ビジネスクラスに搭乗しました。
結論から言うと、ドア付きの新型シートと9Dの広い足元にはかなり満足しました。
一方、この便で体験した機内食、軽食、乗務員の対応、トイレの清掃については、JALやANAのビジネスクラスよりも物足りないと感じました。
航空会社全体を一度の搭乗だけで評価するつもりはありません。ただし、良かった点だけでなく、実際に気になった部分も含めて正直に残します。
| 座席 | 非常に快適。9Dは足元が広く、個室感も高い |
|---|---|
| 機内食 | 事前予約の行き違いがあり、味と内容も期待以下 |
| 軽食・ドリンク | JAL・ANAと比較すると選択肢が少ない |
| サービス | この便では提供が遅く、対応にも粗さを感じた |
| おすすめする人 | サービスより座席の広さとプライバシーを重視する人 |
エールフランスAF282のフライト情報
| 項目 | 搭乗時の内容 |
|---|---|
| 航空会社 | エールフランス |
| 便名 | AF282 |
| 出発地 | パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG) |
| 到着地 | 東京・羽田空港(HND) |
| 搭乗時期 | 2025年1月 |
| 機材 | ボーイング777-300ER |
| 座席配列 | 1-2-1配列のドア付き新型ビジネスクラス |
| 指定座席 | 9D・後方ビジネスクラス区画の先頭 |
| 会員資格 | Flying Blue Platinum/SkyTeam Elite Plus |

同じ便名でも、搭乗日によって運航機材や座席仕様が変わる可能性があります。予約時には便名だけで判断せず、座席表と機材情報を確認してください。
CDG空港ターミナル2EでSkyPriorityを利用
専用チェックインエリアは分かりやすい
エールフランスのビジネスクラス利用者やSkyTeam Elite Plus会員は、SkyPriorityの専用チェックインを利用できます。
搭乗時のターミナル2Eでは、一般のチェックインカウンターとSkyPriorityエリアが分かれており、場所そのものは比較的分かりやすい状態でした。


優先保安検査でも待つ可能性はある
チェックイン後は優先レーンから保安検査へ進みました。
ただし、私が利用した時間帯は一般レーンとの動線が分かりにくく、SkyPriorityでも待ち時間が発生しました。
SkyPriorityだから必ず短時間で通過できるとは限りません。免税手続きや混雑も考慮し、CDG空港には余裕を持って到着した方が安全です。
CDG空港での免税、SkyPriority、保安検査、ラウンジまでの流れは、以下の記事で詳しくまとめています。
エールフランスのホールKラウンジ
搭乗前はターミナル2E・ホールKのエールフランスラウンジを利用しました。
私が利用した2025年1月は、食事、シャワー、クラランスのスパを含めて期待していたほどの満足感はありませんでした。
ただし、ラウンジは改装や運用変更が行われるため、この評価は搭乗当時の体験です。現在の設備やサービスとは異なる可能性があります。
パリCDG空港T2E・ホールKのエールフランスラウンジ利用レビュー
AF282の搭乗と新型ビジネスクラス客室
ビジネスクラス向けの優先搭乗は実施されていましたが、搭乗途中から一般搭乗の列と混ざり、やや落ち着かない状況になりました。
また、この機材にはビジネスクラスが48席ありました。搭乗後の上着の回収やウェルカムドリンクの提供には時間がかかっています。


AF282の9D座席レビュー|足元の広さは大きな魅力
1-2-1配列で全席から通路へ出られる
搭乗した777-300ERは、1-2-1配列の新型ビジネスクラスでした。
すべての座席から直接通路へ出られ、各席にはスライド式のドアがあります。中央席にも仕切りがあるため、同行者と会話したいときと、眠るときのプライバシーを使い分けられます。

9Dは後方区画の先頭で足元が広い
今回指定した9Dは、後方の小さなビジネスクラス区画の先頭にある中央席です。
通常席より足元の開口部が広く、窮屈なフットウェルへ足を入れる感覚がほとんどありませんでした。
足元の開放感だけで比べると、往路で利用したJALファーストクラスに近い、あるいはそれ以上に広く感じたほどです。




9Dは広いが、静かさを最優先する人には注意
9Dは足元の広さが大きな利点ですが、後方区画の先頭にあり、ギャレーやトイレに比較的近い座席です。
乗務員の作業音や乗客の移動が気になる可能性があります。
- 足元の広さを優先する人:9Dのような区画先頭席は候補
- 夫婦や同行者と会話したい人:中央D・H席
- 静かさを重視する人:ギャレーやトイレから離れた区画中央
- 一人でプライバシーを重視する人:窓側A・L席
新型ビジネスクラスの座席表と座席選びは、母艦記事で詳しく整理しています。
エールフランス新型ビジネスクラスの座席・料金・ラウンジ完全ガイド
現在のBusiness Suiteとは分けて考える
私が搭乗した当時は、Flying Blue Platinumの資格により9Dを追加料金なしで指定できました。
ただし、現在エールフランスが最前列で販売している「Business Suite」と、後方区画の先頭席は同じ扱いとは限りません。
現在は最前列のBusiness Suiteが通常席とは別の有料オプションとして表示される場合があり、Flying Blue Platinumでも無料とは限りません。
エールフランスBusiness Suiteの座席指定料金と無料条件
フルフラットとドアで個室感は高い
シートを倒すとフルフラットになり、スライドドアを閉めれば通路からの視線もかなり減ります。
座席の新しさ、足元の広さ、プライバシーという点では、今回のフライトで最も満足した部分です。




アメニティ・充電設備・パジャマの有無
座席にはエールフランスのアメニティポーチ、スリッパ、ヘッドホン、電源、USBポートなどが用意されていました。
ポーチにはクラランスのスキンケア用品、アイマスク、歯ブラシなどが入っています。
座席横の収納にはミラーがあり、ヘッドホンや小物を入れられます。USB Type-AとType-C、ワイヤレス充電を利用できる場所もありました。



エールフランスのビジネスクラスにパジャマはある?
今回のAF282では、座席にパジャマは用意されていませんでした。
私たちは自身のリラックスウェアを持参していたため、乗務員へ追加で確認はしていません。ただし、現在のエールフランス公式案内でも、通常の長距離ビジネスクラスの標準装備としてパジャマは掲載されていません。
機内で着替えて眠りたい場合は、薄手の部屋着を持参した方が確実です。
AF282の機内食とドリンクメニュー
エールフランスはフランスの航空会社であり、機内食やワインへの期待も高くなります。
ただし、今回のAF282では、座席ほどの満足感は得られませんでした。
当日のメニュー
当日の機内食とドリンクメニューは以下のとおりです。












事前予約したメイン料理が見つからなかった
私は搭乗前にメイン料理を事前選択していました。
しかし、機内では当初「予約した料理が用意されていない」と案内されました。乗務員へ確認した後、しばらくして料理が見つかり、最終的には提供されています。
予約が完全に失われていたのか、搭載した料理の管理に行き違いがあったのかは不明です。
事前選択をしていても、希望した料理が必ず問題なく出てくるとは限らないため、搭乗後に早めに確認した方がよいと感じました。






コース終了後の軽食は選択肢が少ない
今回、特に物足りなく感じたのが、コース料理終了後の軽食です。
案内された主な選択肢は、ナッツ、カップ麺、クロックムッシュ、サンドイッチなどでした。
しかし、クロックムッシュやサンドイッチは、希望した時点ですでに用意がないとのことでした。
JALやANAでは、ラーメン、ご飯物、軽食、デザートなど複数の選択肢が用意されることがあります。それらと比較すると、今回のAF282は軽食とドリンクの幅が狭いと感じます。
朝食はサーモンの方が好みだった
到着前の朝食では、私はサーモンを選びました。こちらは比較的おいしくいただけました。
同行者が選んだオムレツは、見た目と味の両面で強く印象に残る内容ではありませんでした。


乗務員のサービスと機内の清掃
今回の便では、ウェルカムドリンク、上着の回収、食事など、全体的にサービスの進行が遅く感じました。
乗務員同士で会話している時間が目につく一方、乗客への対応が止まっている場面もありました。
また、飛行中のトイレは汚れが目立ち、定期的に清掃されている様子をあまり感じられませんでした。
もちろん、乗務員や搭乗便によって体験は変わります。エールフランスのすべての便が同じとは断定できません。
ただし、少なくとも今回のAF282では、座席というハード面の完成度に、サービスというソフト面が追いついていないという印象が残りました。
JAL・ANAのビジネスクラスと比べてどうだった?
| 比較項目 | エールフランスAF282 | JAL・ANA |
|---|---|---|
| 座席の新しさ | 新しく、ドア付きで個室感が高い | 機材によっては設計の古さを感じる |
| 9Dの足元 | 非常に広い | 座席によってはフットウェルが狭い |
| 機内食 | 今回の便では期待以下 | 安定感は日系が上と感じる |
| 軽食 | 選択肢が少なかった | 麺類やご飯物などを選びやすい |
| 接客 | 便や担当者による差を感じる | 対応の安定感が高い |
| パジャマ | 今回の便では確認できず | 会社・クラス・路線によって提供あり |
座席のプライバシーと足元を最優先するなら、エールフランスの新型シートには明確な魅力があります。
一方、機内食、軽食、清掃、接客まで含めた総合的な安心感を求める場合、私はJALやANAを選びやすいです。
AF282新型ビジネスクラスのメリット・デメリット
良かった点
- 9Dの足元が非常に広い
- 1-2-1配列で全席から通路へ直接出られる
- スライドドアでプライバシーを確保できる
- フルフラット時の圧迫感が少ない
- 中央席は同行者との会話とプライバシーを両立しやすい
- USB Type-Cやワイヤレス充電など設備が新しい
気になった点
- 優先搭乗の列が途中で混ざった
- サービスの進行が遅かった
- 事前予約した機内食が当初見つからなかった
- コース終了後の軽食が少なかった
- トイレの清掃状態が気になった
- 通常のビジネスクラスではパジャマを期待しにくい
- 9Dはギャレーやトイレの音が気になる可能性がある
マイルでエールフランスのビジネスクラスに乗る方法
エールフランスの特典航空券は、Flying Blueマイルのほか、提携航空会社のマイルから発券できる場合があります。
ただし、必要マイル数、諸税、空席、座席指定、変更・キャンセル条件は、利用するマイレージプログラムによって異なります。
エールフランスをマイルで利用する人向けの記事
AF282ビジネスクラスのよくある質問
AF282はどこからどこまでの便ですか?
私が搭乗した2025年1月のAF282は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港から羽田空港へ向かう便でした。運航便名やスケジュールは変更される場合があります。
AF282の機材はボーイング777-300ERですか?
今回搭乗した便はボーイング777-300ERでした。ただし、機材変更が発生する可能性があるため、予約画面と出発前の機材情報を確認してください。
AF282は新型ビジネスクラスでしたか?
今回の便は、1-2-1配列、全席通路アクセス、スライド式ドアを備えた新型ビジネスクラスでした。
AF282でおすすめの座席はどこですか?
足元の広さを優先するなら、今回利用した9Dのような区画先頭席は候補です。ただし、ギャレーやトイレに近いため、静かさを優先する人は区画中央の座席も検討してください。
9DはBusiness Suiteですか?
9Dは後方ビジネスクラス区画の先頭で足元が広い座席でした。ただし、現在エールフランスが最前列で販売している公式のBusiness Suiteと、同じ商品区分であるとは限りません。
Flying Blue Platinumなら9Dを無料指定できますか?
私が予約した当時は、Flying Blue Platinumの資格で9Dを無料指定できました。現在は通常席とBusiness Suiteで条件が異なるため、予約画面に表示される料金を確認してください。
エールフランスのビジネスクラスにパジャマはありますか?
今回のAF282では、座席にパジャマは用意されていませんでした。通常の長距離ビジネスクラスでは標準サービスとして期待せず、必要であれば自身で持参するのが確実です。
エールフランスの機内食は美味しいですか?
メニューや搭乗便によって異なります。今回の便では、朝食のサーモンは比較的好みでしたが、コース全体と軽食には物足りなさを感じました。
エールフランスのサービスはいつも悪いのですか?
この搭乗記は2025年1月のAF282での個人的な体験です。便、乗務員、混雑、搭載状況によってサービスは変わるため、すべてのエールフランス便に当てはまるとは考えていません。
まとめ|AF282は座席重視なら高評価、サービスは期待値調整が必要
エールフランスAF282の新型ビジネスクラスは、座席の広さ、ドアによる個室感、フルフラット時の快適性という点で、非常に魅力的でした。
特に9Dの足元は広く、長距離フライトで眠ることを重視する人には大きなメリットがあります。
一方、今回の便では、機内食の事前予約の行き違い、軽食の少なさ、サービスの遅さ、トイレの清掃などが気になりました。
私の結論は、次のとおりです。
座席の広さとプライバシーを重視するなら、エールフランスの新型ビジネスクラスは有力な選択肢です。
機内食、軽食、接客、清掃まで含めた総合的な安定感を重視するなら、JALやANAの方が私には合っていました。
同じパリ発羽田行きでも、後に利用したAF186では別の体験をしています。現在の搭乗判断には、AF282だけでなく新しい搭乗記もあわせて確認してください。
それでは、素敵な旅を。



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