【実体験で比較】クレジットカードの海外レートと手数料|ユーロ払いでここまで差が出る!【2025年7月】

海外旅行や出張でクレジットカードを使うとき、気になるのが「どのカードが一番お得か?」という点。還元率や付帯保険だけでなく、実際の為替レートや海外事務手数料も見逃せないポイントです。
本記事では、私が実際にフランス旅行中に4種類のクレジットカードでユーロ建て決済を行い、そのレートの違いと円換算額の差を比較しました。
実際に利用したカードと結果
カード名 | 利用額 (€) | 円換算額 | 実質レート |
---|---|---|---|
セゾンプラチナ・アメックス | 510 € | ¥90,273 | 177.0059 |
マリオットボンヴォイ・アメックス | 510 € | ¥88,665 | 173.853 |
三井住友VISAプラチナプリファード | 100 € | ¥17,666 | 176.669 |
JAL Club-A マスターカード | 275 € | ¥48,322 | 175.7163 |
※セゾンとマリオットは同日利用、VISAとJALカードは1~2日ずれた別日利用です。
レート差は最大で3円以上!同じ金額でもここまで変わる
セゾンとマリオットは同日に同額(510ユーロ)を利用しましたが、円換算額で1,608円もの差が出ました。
わずかなレート差でも、海外で大きな買い物や長期滞在をする場合はトータルで数千円〜数万円の違いになることもあります。
各カードの海外利用手数料
カード | ブランド | 海外事務手数料 | 改定情報 |
---|---|---|---|
セゾンプラチナ・アメックス | Amex | 3.85%(税込) | 2024年12月4日より改定済 |
マリオットボンヴォイ・アメックス | Amex | 2.2%(税込)→3.85%(税込) | 2025年8月1日より値上げ予定 |
三井住友VISAプラチナプリファード | VISA | 3.63%(税込) | 2024年11月1日より改定済 |
JAL Club-A マスターカード | Mastercard | 3.63%(税込) | DC/MUFGなどの発行カードで適用中 |
実体験から見えた傾向
- マリオットアメックス(Amex)は、現行では最も円換算額が安く優秀
- セゾンプラチナは手数料の影響かレートがやや高め
- VISA・Masterは安定した中間レート
- マリオットアメックスも2025年8月以降は割高カードになる見込み
海外旅行でのカード選びアドバイス
目的・重視点 | おすすめカード | 理由 |
---|---|---|
ホテル宿泊・ポイント重視 | マリオットアメックス(2025年7月まで) | 為替レートが良く、ポイントも貯まる |
汎用性&対応国の多さ | 三井住友VISAプラチナプリファード | VISA加盟店が多く、管理しやすい |
空港サービス・保険重視 | セゾンプラチナ | プライオリティ・パスや手厚い保険付き |
JALマイル重視 | JAL Club-A マスター | ショッピングマイル・旅行保険付き |
今後の注意点|手数料改定ラッシュ!
2024〜2025年にかけて、各カード会社が海外事務手数料を続々と引き上げています。
特にアメックス(マリオット含む)は2025年8月に3.85%に大幅値上げ予定なので、これを機に「海外で使うカード」を見直しておくのもおすすめです。
まとめ
- 同じユーロ支払いでも、カードによってレートが異なり、数%の差が出る
- 為替レートだけでなく、事務手数料の改定にも要注意
- 今はマリオットアメックスが有利だが、2025年8月以降はその限りではない
海外旅行でお得に支払いたい方は、還元率やブランドだけでなく、「実際の請求額」で比較して選ぶのがポイントですかね。
気になる方は、事前に確認しておきましょう
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