【海外旅行前に知っておきたい】主要クレジットカードの海外手数料&海外旅行保険まとめ【2025年最新】

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年齢:スレスレの30代 アラフォー
年収:500万にも届かない
結婚:国際結婚の既婚者子なし、不妊治療、TESAはせず諦めた
趣味趣向:旅行、料理、スコッチマン(ウイスキー)
ステータス:SFC、JGC、マリオットプラチナ、ヒルトンダイヤ
もはや定型文。面白みはありませんがお許しを

駄文乱文ではございますが、お越しくださった方に
何か役立つ情報や、気づきなどがあれば幸いでございます

海外旅行に出かける前に、ぜひ確認しておきたいのが「クレジットカードの海外手数料」と「海外旅行保険の付帯条件」です。
最近では、複数のカード会社が外貨決済手数料を相次いで引き上げており、旅行中の支出に大きく影響するようになっています。また、海外旅行保険の自動付帯→利用付帯への変更も相次いでおり、いざというときの補償が受けられないという事態にもなりかねません。

本記事では、海外旅行好きな方やマイラーの皆さま向けに、主要クレジットカードの最新の手数料・海外旅行保険の情報をまとめてご紹介します。

主要クレジットカードの海外事務手数料まとめ(2025年最新)

各カードの海外利用時の為替手数料(海外事務手数料)を、2025年6月時点の最新情報に基づいて以下にまとめました。
今一度確認はしておりますが、誤りがありましたら申し訳ございません。

◆ 海外手数料一覧表(2025年以降適用)

カード名 ブランド 改定前手数料 改定後手数料 適用開始日 参考リンク
ANA VISA SFCカード Visa 2.20% 3.63% 2024年11月1日 公式発表
JAL JGCカード(DC発行) Mastercard 2.20% 3.63% 2025年1月20日 公式発表
マリオットボンヴォイプレミアムアメックス American Express 2.00% 3.85% 2025年8月1日 公式発表
セゾンプラチナ 各ブランド 2.00%〜2.20% 3.85% 2024年12月4日 公式発表
楽天プレミアムカード 各ブランド 2.20% 3.63% 2025年3月1日 公式発表
JQエポスゴールド Visa 2.20% 3.85% 2025年7月1日 公式発表

利用金額ごとの海外事務手数料 比較表(2025年時点)

カード名(ブランド) 手数料率 1万円利用時 3万円利用時 5万円利用時 10万円利用時
JQエポスゴールド(Visa) 3.85% 385円 1,155円 1,925円 3,850円
楽天プレミアムカード(Visa/Master) 3.63% 363円 1,089円 1,815円 3,630円
三井住友カード(Visa) 3.63% 363円 1,089円 1,815円 3,630円
JAL JGCカード(Mastercard) 3.63% 363円 1,089円 1,815円 3,630円
マリオット・アメックスプレミアム 3.85% 385円 1,155円 1,925円 3,850円
セゾンプラチナ・アメックス 3.85% 385円 1,155円 1,925円 3,850円

※実際の請求額は、クレジットカード会社が採用する為替レートにより異なります。
通常、カード会社が適用する為替レートにはこの「海外事務手数料」が含まれているため、銀行が公表する為替レート(公示仲値)より割高になることがあります。為替相場の変動に加えて、この差も考慮しておく必要があります。

【保存版】海外旅行でのクレジットカード利用時の為替レート確認方法 – VISA, MasterCard, JCB, AMEX【まとめ】


ご活用ポイント

  • 海外利用が多い方は、手数料の低いカードをメインカードに切り替えることで、トータルコストを抑えることが可能です。
    こちらで紹介しているカード以外に、海外手数料が安いカードも存在します。
  • 複数カードをお持ちの方は、用途(ポイント還元・特典 vs 手数料コスト)に応じて使い分けるのも有効です。
  • また、クレジットカードの海外手数料だけでなく、どのカードで決済するか?という問題はこの後の海外旅行保険にも関係します。

海外旅行保険の付帯条件(自動付帯 or 利用付帯)まとめ

海外旅行保険の「自動付帯」と「利用付帯」の違いとは?

クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、大きく分けて「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。これは、保険が有効となる条件に関わる重要なポイントです。

分類 保険が有効になる条件 特徴
自動付帯 カードを持っているだけで、海外旅行中に保険が自動で適用される 特に手続き不要。以前は多くのカードがこの方式だったが、現在は減少傾向。
利用付帯 海外旅行に出発する前に、交通費(航空券、電車代、バス代など)をカードで支払う必要がある 利用実績が条件となるため注意が必要。発動条件を満たしていないと保険が無効に。

近年は「利用付帯」に変更されるカードが増えており、以前の感覚で“付いてるから大丈夫”と思っていると補償されないケースもあるため、カードごとの付帯条件をしっかり確認しておくことが大切です。

海外旅行保険 付帯条件一覧(2025年6月時点)

近年では、自動付帯から利用付帯への切り替えが増えています。以下に、お持ちのカードにおける海外旅行保険の付帯条件をまとめました。

カード名 ブランド 保険の付帯条件 備考 参考リンク
ANA VISA SFCカード Visa 利用付帯 ※注意
利用付帯の条件が一部変更で出国後の決済は認められなくなる。2025年10月16日以降
公式
JAL JGCカード(DC発行) Mastercard 自動付帯 自動付帯で旅行代金の支払い不要。傷害死亡・後遺障害は最高1,000万円。 公式
マリオットボンヴォイ プレミアム AMEX American Express 利用付帯 旅行代金の支払いが必要。補償内容は比較的手厚い。 公式
セゾンプラチナ・アメックス Amex(提携) 利用付帯 出発前に旅行費用の一部支払いが条件。死亡後遺障害:最高5,000万円(家族特約あり)。 公式
楽天プレミアムカード 各ブランド 自動付帯 自動付帯で旅行代金の支払い不要だが、利用付帯で追加補償。疾病治療300万円、携行品損害30万円などの補償。 公式
JQエポスゴールドカード Visa 利用付帯 自動付帯から利用付帯に変わってるので注意。傷害治療・疾病治療がそれぞれ270万円(死亡・後遺障害500万円)。 公式

※ こちらの表にまとめていますが、あくまで参考となりますので、渡航前にご自身で必ず確認してください。
また補償金額や対象となる家族特約の有無はカードごとに異なるため、詳しくは公式サイトの約款をご確認ください。


なぜ今、海外手数料と保険の見直しが必要か?

最近のカード業界では、以下のような傾向があります:

  • 外貨取扱手数料の大幅な引き上げ
    ⇒ 特にVisa・Mastercard系では3%以上が一般的に。
  • 海外旅行保険の利用付帯化が進行中
    ⇒ 自動付帯から利用付帯に変更され、支払い条件を満たさないと補償対象外に。

海外旅行保険の改定情報

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の条件も変更されています。先日発表がありました、三井住友カードの改定が気になりました。

三井住友カードの海外旅行保険の改定

2025年10月16日以降、三井住友カードの海外旅行保険の適用条件が変更されます。これまでの「利用付帯」から、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

  • 日本出国前に公共交通機関の料金をカード決済

  • 募集型企画旅行の旅行代金をカード決済

こうした流れを受け、「今までは大丈夫だったから」では通用しない時代になりつつあります。

 

クレジットカード付帯保険だけでは不安なケースもある?

近年、クレジットカードに付帯する海外旅行保険の内容が縮小傾向にあり、「利用付帯への変更」や「補償金額の引き下げ」が進んでいます。また、そもそもクレジットカード保険の補償範囲は限定的であることが多く、すべてのリスクをカバーできるわけではありません。

カード付帯保険だけでは不安な主なケース

  • 医療費が高額な国・地域(例:アメリカ、カナダ)に渡航する場合
    → 現地での入院や手術費用が高額になるため、カードの補償額だけでは足りない可能性があります。
  • 長期滞在(90日以上)や留学・ワーキングホリデー
    → カード付帯保険は旅行開始から数十日間(多くは90日間)までしか補償されないものが大半です。
  • 家族全員での海外旅行を計画している場合
    → カードによっては「本人のみ補償」「家族は一部補償のみ」となっていることもあります。
  • 持病や妊娠中の方
    → カード保険では既往症や妊娠・出産に関わる治療費が補償対象外になることがあります。

民間の海外旅行保険も検討を

ご自身や同行者の状況、滞在先、滞在期間などによっては、民間の海外旅行保険に別途加入することで、より安心して旅行を楽しめます。
特に医療費や救援費用に関しては、数百万円〜1,000万円単位の請求になるケースも報告されています。

旅行保険の比較サイトや、各保険会社の公式ページでプラン内容を確認し、「補償内容」や「緊急時のサポート体制」などをしっかり見比べたうえで、自分に合った保険を選びましょう。

カード選びは慎重に。保険と手数料の“見える化”が鍵

海外旅行を快適かつ安心して楽しむためには、次のポイントを押さえておきましょう。

  • 海外手数料がどれだけかかるのか?を把握し、使うカードを選ぶ
  • 海外旅行保険が自動付帯 or 利用条件を満たせるカードか確認
  • 渡航前に、補償内容や対象となる支払い項目を必ずチェック

2025年以降は、カード会社ごとの方針がより明確に分かれてくる時代です。自分の渡航スタイルに合わせて、手数料と保険のバランスが取れた1枚を選びたいですね。

また海外手数料がここまで高くなってくると、為替も気になるし手数料を抑えるということも考えたくなります
簡単にまとめてあるのは下記となります
【海外旅行】円安でも損しない海外旅行のコツ|為替手数料を抑える支払い方法まとめ【2025年版】

それではみなさま、素敵な旅を!