カテゴリー

フライングブルー特典航空券の必要マイル数|2025年改悪後も使う価値はある?【2026年版】

エールフランス

※最終更新:2026年7月

エールフランス・KLMのマイレージプログラム「フライングブルー(Flying Blue)」では、2025年1月に特典航空券の必要マイル数が引き上げられました。

特に日本〜ヨーロッパのビジネスクラス特典航空券は、以前は片道70,000マイル〜で予約できましたが、変更後は片道85,000マイル〜が一つの目安になっています。

結論から言うと、フライングブルーは改悪後も使い道があります。

ただし、以前のように「日本〜ヨーロッパのビジネスクラスを少ないマイルで狙える」という割安感は弱くなりました。

この記事では、フライングブルーの特典航空券に必要なマイル数、2025年の改悪内容、改悪後も使う価値があるのかを、実際にエールフランスの特典航空券を発券した経験も含めて整理します。

なお、フライングブルーは固定のマイルチャートではなく、日程・路線・空席状況によって必要マイル数が変わる変動制です。

この記事内のマイル数はあくまで目安として確認し、実際に予約する際はAir France、KLM、またはFlying Blue公式サイトで最新の必要マイル数を確認してください。

この記事の結論

  • フライングブルーは2025年1月に特典航空券の必要マイル数を引き上げ
  • 日本〜ヨーロッパのビジネスクラスは片道70,000マイル〜から85,000マイル〜が目安に
  • 必要マイル数は増えたが、エールフランス・KLMの特典航空券はまだ使い道がある
  • 狙うなら通常発券だけでなく、Promo Rewardsや空席が安い日程を探すのが重要
  • JALやANAマイルと比べると、必要マイル・諸税・空席のバランスで判断するべき
  • マイル購入だけを前提にすると割高になるケースもあるため、購入前の試算は必須

フライングブルーの全体像、マイルの貯め方・使い方・ステータス特典・マイル購入セールについては、以下の母艦記事でまとめています。

関連記事:フライングブルー完全ガイド|貯め方・使い方・ステータス・特典航空券まとめ

フライングブルーの特典航空券に必要なマイル数【2026年版】

フライングブルー特典航空券の必要マイル数変更
フライングブルー 特典航空券必要マイル数

フライングブルーの特典航空券は、Air France、KLM、スカイチーム加盟航空会社などで利用できます。

Air France公式でも、フライングブルーのマイルを使って、エコノミー、プレミアム、ビジネスの片道・往復航空券を予約できると案内されています。

ただし、JALやANAのように「日本〜欧州は何マイル」と固定されたマイルチャートがあるわけではありません。

フライングブルーは変動制のため、同じ路線でも日程・空席状況・需要によって必要マイル数が変わります。

そのため、以下の表は「最低水準に近い目安」として見てください。

日本〜ヨーロッパの必要マイル数

路線搭乗クラス変更前の目安変更後の目安増加幅
日本〜ヨーロッパビジネスクラス片道70,000マイル〜片道85,000マイル〜+15,000マイル

日本からパリやアムステルダムへエールフランス・KLMのビジネスクラスを狙う場合、改悪前は片道70,000マイル〜が一つの目安でした。

往復で見ると、140,000マイル前後でビジネスクラス特典航空券を狙える可能性がありました。

しかし、変更後は片道85,000マイル〜が目安となり、往復では170,000マイル〜です。

単純計算で往復30,000マイル分の負担増です。

フライングブルー改悪後の日本ヨーロッパ必要マイル数比較

30,000マイルの差はかなり大きいです。

マイルを購入して発券する場合でも、ポイント移行で貯める場合でも、以前より必要な原資が増えたことになります。

アメリカ〜ヨーロッパでも必要マイル数は増加

日本路線だけでなく、アメリカ〜ヨーロッパなど他路線でも必要マイル数は引き上げられました。

路線搭乗クラス変更前の目安変更後の目安増加幅
アメリカ〜ヨーロッパエコノミークラス片道20,000マイル〜片道25,000マイル〜+5,000マイル
アメリカ〜ヨーロッパプレミアムエコノミー片道35,000マイル〜片道40,000マイル〜+5,000マイル
アメリカ〜ヨーロッパビジネスクラス片道50,000マイル〜片道60,000マイル〜+10,000マイル

こちらもあくまで目安です。

フライングブルーは変動制なので、実際の必要マイル数は検索時点の空席状況によって変わります。

全体としては、おおよそ15〜25%前後の引き上げと考えると分かりやすいです。

フライングブルーは改悪された?変更内容を解説

今回の変更は、利用者目線では基本的に改悪です。

理由は単純で、同じ特典航空券を予約するために必要なマイル数が増えたからです。

特に日本〜ヨーロッパのビジネスクラス特典航空券を狙っていた人にとって、片道15,000マイル増、往復30,000マイル増は小さくありません。

主な変更点

  • 特典航空券の最低必要マイル数が引き上げられた
  • 日本〜ヨーロッパのビジネスクラスは片道85,000マイル〜が目安になった
  • アメリカ〜ヨーロッパなど他路線でも必要マイル数が増加した
  • 一方で、低いマイル数で予約できる座席数を増やす方針も示されている

フライングブルー側としては、より多くの特典航空券の座席を提供する意図もあるようです。

ただし、利用者としては「座席数が増えるかもしれない」よりも、「必要マイル数が増えた」という影響の方が先に来ます。

そのため、この記事では綺麗ごとは言わず、基本的には改悪として考えた方がよいと思います。

日本〜ヨーロッパのビジネスクラスは約21%増

日本〜ヨーロッパのビジネスクラスで見ると、片道70,000マイル〜から85,000マイル〜へ増加しています。

増加幅は15,000マイルです。

割合で見ると約21%の増加です。

これまでフライングブルーを「日本〜ヨーロッパのビジネスクラスを比較的狙いやすいマイル」として見ていた人にとっては、かなり印象が変わる変更です。

改悪後もフライングブルーを使う価値はある?

フライングブルー エールフランス メリット、デメリット

ここまで見ると、「フライングブルーはもう使えない」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、私は今でもフライングブルーには使う価値があると考えています。

もちろん、必要マイル数が増えたことは事実です。

以前のような割安感は弱くなりました。

それでも、JALやANAマイルとは違う強みがあります。

① エールフランス・KLMの特典航空券は比較的見つけやすい

これは私自身が何度も検索・発券して感じていることですが、JALやANAの国際線特典航空券と比較すると、フライングブルーは空席が見つけやすい印象があります。

もちろん、繁忙期は簡単ではありません。

夏休み、年末年始、ゴールデンウィーク、ヨーロッパのバカンス時期などは、必要マイル数も高くなりやすいです。

ただ、「マイルはあるのに予約できない」という状況は、ANAやJALの国際線特典航空券ほど多くないと感じています。

特典航空券は、必要マイル数の少なさだけでなく、実際に予約できるかどうかが重要です。

この点で、フライングブルーはまだ選択肢になります。

② Promo Rewardsが利用できる

フライングブルーでは、対象路線が通常より少ないマイル数で予約できる「Promo Rewards」が定期的に実施されています。

Flying Blue公式では、Promo Rewardsは毎月1日に新しい対象路線が公開され、最大25%割引になると案内されています。

対象路線は毎月変わるため、日本路線がいつも対象になるわけではありません。

しかし、ヨーロッパ内路線やアジア発着路線、北米〜ヨーロッパ路線などが対象になることもあります。

改悪後は通常必要マイル数が増えているため、Promo Rewardsの重要性は以前より高くなりました。

狙い方としては、次のような使い方が現実的です。

  • 毎月1日前後にPromo Rewardsを確認する
  • 日本発着だけにこだわらず、海外発着も見る
  • 旅行日程を少しずらせるなら安い日を探す
  • 有償航空券や他社マイル発券と比較する

フライングブルーを使うなら、通常発券だけでなくPromo Rewardsも含めて考えた方がよいです。

③ ステータス会員のメリットが大きい

私の場合、ANA SFCからステータスマッチを利用して、フライングブルーのプラチナ会員資格を取得しました。

プラチナ会員になって大きかったのは、有料だった座席指定料金が無料になったことです。

エールフランスの長距離ビジネスクラスでは、ステータスがない場合、座席指定が有料になることがあります。

私が予約していた羽田〜パリ往復では、往復4区間分の座席指定料金だけでも10万円以上になるケースがありました。

これが無料になっただけでも、ステータスマッチをした価値は十分あったと感じています。

関連記事:ANA SFCからフライングブルー・プラチナへステータスマッチした体験

関連記事:フライングブルー・プラチナ会員は本当にお得?実体験レビュー

関連記事:【2026年7月】エールフランス・KLM「Flying Blue」ステータスマッチが日本で再開|ANA SFC・JAL JGCも対象

ただし、座席指定ルールは変更されることがあります。

実際に、エールフランスの新型ビジネスクラス最前列「Business Suite」は有料化され、プラチナ会員でも無料指定できないケースが出ています。

ステータス特典は強力ですが、今後も変わる可能性がある点には注意が必要です。

関連記事:エールフランス新型ビジネスクラス最前列「Business Suite」有料化について

私が改悪前に発券したエールフランス特典航空券

エールフランス特典航空券の予約画面
エールフランス 航空券予約画面

今回の改悪は、私にとって本当にギリギリのタイミングでした。

実は必要マイル数が変更される前に、エールフランスのビジネスクラス特典航空券を発券済みだったため、改悪の影響を受けずに済みました。

当時は、JAL国際線ファーストクラスへの変更も検討していました。

しかし、フライングブルーの必要マイル数引き上げを受けて、そのままエールフランスを利用する判断をしました。

結果として、エールフランスの新型ビジネスクラスにも搭乗でき、座席面ではかなり満足しています。

実際の搭乗記はこちらで詳しく紹介しています。

関連記事:エールフランスAF187 羽田〜パリ 新型ビジネスクラス搭乗記

関連記事:エールフランスAF186 パリ〜羽田 新型ビジネスクラス搭乗記

関連記事:エールフランスAF282 新型ビジネスクラス搭乗記

また、私はJALマイルを使ってエールフランスのビジネスクラス特典航空券を発券・変更した経験もあります。

フライングブルーだけでなく、JALマイルを使った提携航空会社特典としてエールフランスを狙う方法もあります。

関連記事:JALマイルでエールフランス ビジネスクラス特典航空券を発券・再予約した実体験

JAL・ANAマイルと比較するとどちらがおすすめ?

「フライングブルーとJAL・ANAマイルではどちらがおすすめですか?」という質問をいただくことがあります。

結論としては、必要マイル数だけで見るならJALやANAの方が有利に見える場面があります。

ただし、実際に予約できるかどうかまで含めると、フライングブルーにも十分価値があります。

項目フライングブルーJALマイルANAマイル
必要マイル数変動制で高くなることがある比較的分かりやすい比較的分かりやすい
空席の探しやすさ比較的見つけやすい印象人気路線は難しい人気路線はかなり難しい
諸税・サーチャージ高めになることがある路線・航空会社次第路線・航空会社次第
片道発券しやすいしやすい国際線は制約が大きい
ステータス特典AF/KLM利用時に強いJAL利用時に強いANA利用時に強い
向いている人日程調整できる人、AF/KLMに乗りたい人JALマイルを貯めている人ANAマイルを貯めている人

必要マイル数だけを見ると、今回の改悪によってフライングブルーは不利になりました。

しかし、特典航空券は「安いマイル数で存在していること」よりも、「実際に自分が行ける日程で予約できること」が重要です。

その意味では、フライングブルーは改悪後も選択肢から外す必要はないと感じています。

フライングブルーマイルを購入して発券するのはあり?

フライングブルーでは、定期的にマイル購入セールが開催されています。

最大80%ボーナスなどのセールが出ることもあり、条件が合えばマイルを購入して特典航空券を狙うこともできます。

ただし、私は「マイル購入ありき」で考えるのはおすすめしません。

理由は、必要マイル数だけでなく、税金・手数料・キャリアサーチャージもかかるからです。

Air France公式でも、特典航空券の予約時に税金やキャリアサーチャージはマイルで支払えず、予約時に別途支払う必要があると案内されています。

つまり、フライングブルーの特典航空券は「マイルだけで無料旅行」ではありません。

特にビジネスクラスの場合、必要マイル数に加えて、現金負担もそれなりに発生します。

マイル購入を検討するなら、最低でも以下を確認した方がよいです。

  • 必要マイル数
  • 購入単価
  • 税金・手数料・キャリアサーチャージ
  • 同じ日程の有償航空券価格
  • JAL・ANA・Aviosなど他社マイルで取れる可能性
  • キャンセル・変更時の条件

マイル購入セールは魅力的に見えますが、特典航空券の空席を確認する前に大量購入するのは危険です。

まずは空席と必要マイル数を確認し、有償航空券価格と比較したうえで判断するのが安全です。

関連記事:エールフランス・KLM フライングブルー マイル購入セールの実例

フライングブルーを使うべき人・使わない方がいい人

改悪後のフライングブルーは、誰にでもおすすめできるマイレージプログラムではありません。

向いている人と向いていない人は、かなり分かれます。

使う価値がある人あまり向いていない人
日程を柔軟に調整できる人繁忙期・連休しか旅行できない人
エールフランス・KLMに乗りたい人必要マイル数の少なさだけを重視する人
Promo Rewardsを毎月チェックできる人空席検索に時間を使いたくない人
ステータス特典を活かせる人税金・サーチャージの現金負担を避けたい人
有償航空券と比較して冷静に判断できる人セールだからと先にマイルを大量購入してしまう人

私自身は、エールフランスの新型ビジネスクラス、フライングブルー・プラチナ特典、CDG空港のラウンジやSkyPriorityなどを含めて考えると、今でも使う価値はあると感じています。

ただし、万人向けではありません。

特典航空券の必要マイル数が増えた以上、「とりあえずフライングブルーを貯める」よりも、「使う予定が見えている人が必要分を確保する」くらいの距離感が良いと思います。

よくある質問

フライングブルーとは何ですか?

フライングブルー(Flying Blue)は、エールフランスとKLMが共同で運営するマイレージプログラムです。

Air France、KLM、スカイチーム加盟航空会社への搭乗や、提携サービスの利用でマイルを貯めることができます。

貯めたマイルは、特典航空券、座席アップグレード、追加手荷物、座席指定などに利用できます。

フライングブルーの特典航空券に必要なマイル数は?

日本〜ヨーロッパのビジネスクラスは、2025年の変更以降、片道85,000マイル〜が一つの目安です。

ただし、フライングブルーは変動制のため、日程や空席状況によって必要マイル数は変わります。

実際に予約する際は、Flying Blue公式サイトの検索画面やMiles price estimatorで確認してください。

フライングブルーは改悪されたのですか?

はい。

2025年1月に多くの路線で特典航空券の必要マイル数が引き上げられました。

日本〜ヨーロッパのビジネスクラスでは、片道70,000マイル〜から85,000マイル〜が目安になり、往復では30,000マイル程度の負担増です。

利用者目線では改悪と考えてよいと思います。

改悪後もフライングブルーを使う価値はありますか?

あります。

ただし、以前より割安感は弱くなりました。

現在は、Promo Rewards、空席が安い日程、ステータス特典、有償航空券との比較を含めて判断する必要があります。

特にエールフランス・KLMに乗りたい人、日程を調整できる人、特典航空券の空席検索に慣れている人には、今でも使う価値があります。

フライングブルーのマイルはJALやANAへ移行できますか?

いいえ。

フライングブルーのマイルをJALマイルやANAマイルへ移行することはできません。

それぞれ別のマイレージプログラムとして運用されています。

フライングブルーマイルを貯める場合は、基本的にAir France、KLM、スカイチーム系の特典航空券などで使う前提で考えた方がよいです。

フライングブルーのマイルは購入できますか?

はい。

フライングブルーでは定期的にボーナスマイル付きのマイル購入セールが開催されています。

ただし、マイルを購入して特典航空券を発券する場合は、購入単価、必要マイル数、税金・手数料・キャリアサーチャージ、有償航空券価格を必ず比較してください。

空席を確認する前に大量購入するのはおすすめしません。

Promo Rewardsは必ずお得ですか?

必ずお得とは限りません。

Promo Rewardsは通常より少ないマイル数で発券できる可能性がありますが、対象路線や対象期間は限られています。

また、税金・手数料・キャリアサーチャージは別途必要です。

有償航空券が安い時期であれば、マイルを使うより現金で購入した方がよい場合もあります。

まとめ|フライングブルーは改悪後も使えるが、以前より慎重な判断が必要

フライングブルーは2025年1月の変更により、特典航空券に必要なマイル数が引き上げられました。

特に日本〜ヨーロッパのビジネスクラスは、片道70,000マイル前後から85,000マイル前後へ増加し、以前よりも多くのマイルが必要になっています。

この点は、利用者目線では明確に改悪です。

ただし、フライングブルーが完全に使えなくなったわけではありません。

エールフランス・KLMの特典航空券は比較的空席が見つけやすい印象があり、Promo Rewards、ステータス特典、片道発券のしやすさなど、JALやANAマイルとは違う強みもあります。

私自身も、改悪前にエールフランスのビジネスクラス特典航空券を発券し、その後もフライングブルーのステータス特典を活用しています。

必要マイル数は増えましたが、使い方次第では今でも十分価値のあるマイレージプログラムだと感じています。

ただし、今後は「セールだから買う」「改悪前より高いけど何となく使う」ではなく、必ず有償航空券価格や他社マイルと比較して判断した方がよいです。

フライングブルーの全体像については、以下の記事で詳しくまとめています。

関連記事:フライングブルー完全ガイド|貯め方・使い方・ステータス・特典航空券まとめ

今後も制度変更、マイル購入セール、Promo Rewards、実際の発券例などがあれば随時更新していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました