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プライオリティ・パスの改悪まとめ|カード別の無料回数・施設・変更予定【2026年】

2026年版プライオリティ・パス改定まとめのアイキャッチ ラウンジろぐ
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プライオリティ・パスは、同じ名前の会員証でも、発行元のクレジットカードによって無料回数や使える施設が違います。「無制限のままか」だけでなく、レストラン、同伴者、年間回数の起算日まで確認しておきたいところです。

英国発行アメックス・プラチナで2028年から条件が変わるとの報道をきっかけに、日本の主要カードの公式案内を確認しました。この記事では、日本の現行条件と発表済みの変更予定を分けて整理します。

確認日:2026年11月4日。個人向けの代表券種を中心に比較し、一部ビジネスカードを併記しています。表にない提携券種へ条件を一律に適用しないでください。

先に結論

  • 英国発行カードの2028年変更について、日本発行アメックス・プラチナへの適用を示す公式告知は、今回の確認範囲では見つかっていません。
  • 日本では、楽天プレミアムと出光の対象プラチナは年5回。三菱UFJの対象プラチナは2026年12月2日から年10回になる予定です。
  • セゾンプラチナとセゾンプラチナ・ビジネスは、本人の無料・回数無制限を維持しています。セゾンゴールドの「回数無制限」は、毎回の利用料が無料という意味ではありません。
  • 無料回数が残っていても、対象外のレストランやスパを無料で使うことはできません。

プライオリティ・パスの改悪・変更をカード別に比較

ここでの「無制限」は、対象施設の通常利用について年間の無料回数に上限がないという意味です。入場保証、有料オプションの無料化、同伴者の無条件無料を意味しません。

カード(日本発行) 本人の無料利用回数・変更 飲食・リフレッシュ 同伴者 適用状況
楽天プレミアムカード 年5回。無制限→年5回 国内・海外とも対象外 1名1回35米ドル 2025-01-15(回数)/2025-01-02(施設)
楽天ブラックカード 無制限。回数無制限を維持 国内・海外とも対象外 2名まで無料。3名目から1名1回35米ドル 2025-01-02(施設)
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 現在は無制限。2026/12/2から年10回 国内・海外とも対象外 1名1回35米ドル。無料10回の対象外 2026-12-02予定(回数)/2024-10-01施行済(施設)
セゾンプラチナ/セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 無制限。本人の無料・無制限を維持 国内・海外とも対象 1名1回35米ドル(旧4,400円) 2025-11-04デジタル受付開始。移行に伴い条件変更、2025-12-01からデジタルのみ
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(通常年会費型) 無料枠なし。毎回35米ドル 国内・海外とも対象(有料) 1名1回35米ドル 2025-11-04デジタル受付開始。移行に伴い条件変更、2025-12-01からデジタルのみ
apollostation THE PLATINUM/apollostation PLATINUM BUSINESS 年5回。年30回→年5回 国内・海外とも対象 1名1回35米ドル 2026-08-03 18:00頃(日本時間)
ダイナースクラブカード(一般カード) 国内は無制限/海外は年10回。国内の飲食等を対象外化 国内は対象外/海外は対象 有料。金額はラウンジごとに異なる 2025-04-01 02:00以降(国内施設)。年10回制限の新設日ではない
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(日本発行・個人) 無制限。現行条件を確認 国内・海外とも対象外 1名まで無料。2名目以降1名1回35米ドル 2026-11-04現行確認。英国2028年報道の国内適用告知は確認できず

米ドル建て料金は円換算額が変動し、海外事務手数料等が加わる場合があります。セゾンのプラチナとゴールドは代表券種の条件で、提携カードすべてをまとめた表ではありません。

プライオリティ・パス付帯カードの主な変更点を比較した一覧表
主要カードのプライオリティ・パス特典変更を一覧で整理した比較図です。

楽天:年5回制限とレストラン対象外化は別の日

楽天プレミアムの年5回制限は、2025年1月15日からのデジタル会員証で適用されています。一方、国内外のレストラン等が対象外になったのは1月2日で、こちらは楽天ブラックにも適用されます。ブラックは本人の回数無制限と同伴者2名まで無料を維持しています。

当初の2023年告知には「2025年1月1日以降」とありますが、実際の利用条件の確認には、デジタル化と施設変更を案内した後の正式告知を参照します。

出典:楽天・正式変更案内/楽天・当初案内

三菱UFJ:2026年12月2日から年10回。JALアメックスは対象外

対象は三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、そのビジネスカード、告知に記載された提携・フランチャイズのプラチナカードです。JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナは、この回数変更の対象外と明記されています。

11月4日時点では回数制限はまだ始まっていません。改定後は本人・家族がそれぞれ年10回、11回目から35米ドルです。同伴者は無料10回の対象外で、従来どおり有料です。

レストラン・スパ等が対象外である点は別の条件です。2024年10月の施設変更と、2026年12月の回数変更を同じ改定として扱わないようにしましょう。

出典:三菱UFJ・回数改定/三菱UFJ・施設改定/三菱UFJ・現行PP案内

セゾン:「プラチナ無制限」と「ゴールド毎回有料」を分ける

セゾンプラチナとセゾンプラチナ・ビジネスは、本人の施設利用料無料・回数無制限を維持。飲食・リフレッシュ施設も対象です。デジタル移行に伴い、同伴者料金は4,400円から35米ドルへ変更されています。

一方、セゾンゴールドの対象プランは、従来の有料年会費のプレステージから、PP年会費無料・施設利用1回35米ドルのスタンダードへ変更。利用回数自体に制限がなくても、無料枠はありません。クレジットカードの年会費とPP会費も別です。

デジタル会員証の受付開始は2025年11月4日で、移行に伴う条件変更です。従来の会員カードは11月30日まで、12月1日からデジタル会員証のみとなったため、「全会員が11月4日に一斉変更」とは区別します。

出典:セゾン・プラチナ改定/セゾン・ゴールド改定/セゾン・移行日案内/セゾン・現行PP案内

出光:年30回から年5回。飲食等は引き続き対象

apollostation THE PLATINUMとapollostation PLATINUM BUSINESSは、2026年8月3日に無料回数が年30回から年5回へ変更されました。6回目から35米ドルです。飲食・リフレッシュは引き続き対象で、対象施設の利用も回数に含まれます。

家族・追加カードも同条件ですが、各カードでPP登録が必要です。「セゾン・アメックス」という名称があっても、クレディセゾン発行のセゾンプラチナと同じ条件ではありません。

出典:出光・回数改定/出光・現行PP案内

ダイナース:国内と海外、一般カードとANA提携で異なる

2025年4月1日から対象外になったのは、国内の飲食・リフレッシュ・休憩等です。海外のすべての提携施設は引き続き利用対象と案内されています。

一般のダイナースクラブカードは海外年10回まで無料、11回目から3,500円(税込)。国内利用はその10回に含めません。海外の利用回数は、カード提示とPP(Diners Clubプログラム)提示で合算します。PPアプリ上の無料回数表示は、発行会社の上限と連動しない点にも注意が必要です。

ANAダイナースカードとダイナースクラブ プレミアムカードは、現行案内では海外も回数制限なしです。ダイナースクラブ ゴールドは海外PPの対象外なので、名称だけで判断しないでください。

出典:ダイナース・施設改定/ダイナース・ラウンジ条件/ダイナース・PP条件

年5回・年10回は、いつから数える?

「年間」は必ずしも1月〜12月ではありません。同じ年5回のカードでも、会員証発行日や改定日の扱いが違います。

カード 年間回数の数え方
楽天プレミアムカード デジタル会員証の発行日から1年間。暦年ではない。国内の利用も数える。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 2026/12/2までの登録者:同日から毎年12/2にリセット(現会員証の有効期限まで)。有効期限更新後は登録日から1年ごと。12/3以降の新規登録者:登録日(更新日)から1年間。12/1以前の利用は新枠に算入しない。
apollostation THE PLATINUM/apollostation PLATINUM BUSINESS 既存登録者は2026/8/3にリセットし同日から1年間。8/3以降の新規登録者はデジタル会員証発行日から1年間。提示して利用した全対象施設を数える。8/3当日の境界は実際の発行状況を会員画面で確認。
ダイナースクラブカード(一般カード) 毎年4/1〜翌3/31。カード提示とPP(Diners Clubプログラム)提示は合算。PPアプリの無料回数表示は発行会社の上限と連動しない。

楽天・三菱UFJ・出光は、登録済みアカウントの利用履歴も確認してください。会員証の有効期限、クレジットカードの年会費請求月、決済額を集計する期間は、無料利用回数の期間とは別です。

家族カードと同伴者は同じではない

「家族カードで自分名義のPPを登録する場合」と、「本会員のPPで同伴者として入場する場合」は別の扱いです。無料回数を夫婦で自由に分けられるとは限りません。

カード 家族・追加カードのPP条件
楽天プレミアムカード 家族カードはPP申込対象外
楽天ブラックカード 家族カードはPP申込対象外
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 本人・家族それぞれ別のPP会員番号で年10回(改定後)
セゾンプラチナ/セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 家族・追加カードでのPP登録不可(対象2券種)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(通常年会費型) 家族カードでのPP登録不可
apollostation THE PLATINUM/apollostation PLATINUM BUSINESS 家族・追加カードも同条件。カードごとのPP登録が必要
ダイナースクラブカード(一般カード) 家族会員にも同様の回数制限。各自の家族カードを提示
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(日本発行・個人) プラチナの家族カードも各自申込可。付随する別グレードのカードは別条件

家族それぞれが無料対象になるカードでも、受付で各自の有効な会員証等を提示する必要があります。同伴者として処理されていないか、人数と料金を確認してから承諾しましょう。

日本発行アメックス・プラチナは、本人に加え、対象の家族カードも各自PPに登録できます。PPの同伴者は1名まで無料ですが、レストラン・スパは対象外です。センチュリオン・ラウンジなど、別のラウンジ特典の同伴者条件をPPに当てはめないでください。出典:日本アメックス・PP案内/日本アメックス・ラウンジ規約/日本アメックス・申込FAQ

英国アメックスの2028年改定は、日本にも適用される?

日本発行アメックス・プラチナへの適用を示す公式告知は、2026年11月4日の今回の確認範囲では見つかっていません。日本の公式PP案内は、プラチナの本人利用を無料・回数無制限としています。

英国については、会員向けメールを紹介した海外報道で、2028年1月1日から本会員年20回、対象の追加プラチナ会員年10回、前年の対象決済が3万ポンド以上なら無制限を維持する、と伝えられています。報道では2027年の対象決済が2028年の判定に使われ、回数は暦年単位とされています。

ここは報道に基づく変更予定です。今回確認した英国アメックスの公開ラウンジ規約では、2028年変更の条件全文を確認できませんでした。公式通知日、制限下の同伴者の扱い、回数の消費方法、超過料金などは未確認です。日本発行カードの保有・解約判断に、そのまま置き換えることはできません。

出典:英国改定の二次報道/英国改定の二次報道・照合/英国アメックス・公開規約

主な改定の年表|施行済みと予定を分けて確認

適用日 変更内容・状態
2024年10月1日 三菱UFJ系:無料対象を空港ラウンジへ限定(施行済)
2025年1月2日/1月15日 楽天:1月2日に国内外のラウンジへ限定、1月15日にプレミアムのデジタル会員証で年5回へ(施行済)
2025年4月1日 ダイナース:国内の飲食・リフレッシュ・休憩等を対象外へ(施行済)
2025年11月4日〜12月1日 セゾン:11月4日デジタル受付開始。移行に伴いゴールドを都度有料プランへ。12月1日からデジタル会員証のみ(施行済)
2026年8月3日 出光の対象プラチナ:年30回から年5回へ(施行済)
2026年12月2日 三菱UFJの対象プラチナ:無料・無制限から年10回へ(施行予定)
2028年1月1日 英国発行アメックス・プラチナ:回数制限等の変更予定と報道。日本発行カードとは別(報道のみ・将来の予定)

発表日と施行日は異なります。たとえば三菱UFJの年10回化は2026年9月7日発表・12月2日適用、出光の年5回化は6月1日発表・8月3日適用です。

なぜ特典が見直されるのか

三菱UFJは2024年の公式告知で、飲食・リフレッシュ施設の利用増加に伴うコスト増を説明しています。出光は2026年の告知で、想定を上回る利用状況と安定的なサービス継続を理由に挙げています。ダイナースも国内の飲食等や複数施設の利用増加がラウンジ運営に影響したと説明しています。

ただし、これを全社共通の理由とすることはできません。今後も回数制限や対象施設の見直しが続く可能性はありますが、これは推測です。日本の特定カードへの導入時期や条件を予告する根拠はありません。

私の場合:3年間使わなかった後、成田で食事に利用

私はJGC・SFCを持ち、欧州へはマイルでビジネスクラスに乗ることが多いため、航空会社ラウンジの利用資格とPPが重なっていました。2024年の記事では、3年間所有しても一度も使わなかった経験を書いています。

その後、2025年には成田の「やんま」で食事に利用しました。ただ、早く着きすぎて出発3時間前まで待つ必要があり、成田のラウンジは行列を見て見送り、仁川ではゲートまでの移動時間が気になり、飲み物を飲む程度で終了しました。

自分にとっては、無料回数の多さよりも、使う空港・時間帯に、ほかの特典では代わりにならない利用機会があるかが重要でした。JGC・SFCやビジネスクラスのラウンジ利用条件も、航空会社・搭乗便・資格によって異なるため、旅行ごとに確認が必要です。

飲食特典は「食事が無条件で無料」と考えない

現在、成田空港とPPの公式サイトは店舗を「肉料理 やきすき やんま」と案内しています。PPでは、指定セットメニューの利用を1回分として扱い、出発前3時間以内の搭乗券等が必要です。同伴者を登録した場合は、本人分とは別に処理され、料金は付帯プランによります。

利用料がかかるプランや無料枠を使い切った場合は、食事の通常料金とPP利用料を比べてから選びましょう。私の利用当日に妻が通常メニューを注文したことは、すべてのカードで同伴者がPPを利用できないという意味ではありません。

出典:PP・やんま施設条件/成田空港・やんま店舗情報

カードを継続するか判断する4つの確認点

  1. 今後1年間で使う空港と施設を挙げる。利用ターミナル、営業時間、制限区域、混雑で使えない可能性も確認します。
  2. 航空会社ラウンジと重なる分を分ける。すでに別の資格で使える時間まで、PPのための節約額に加えないようにします。
  3. 本人と同行者の料金を合わせる。無料回数、同伴者、家族カードの発行費用、超過料金を確認します。
  4. カード全体の費用と、実際に使う特典を比べる。PPだけでなく、保険・手荷物宅配・ホテル特典なども、自分が使うものだけを評価します。

「無制限が年5回になった」だけで即解約とは限りません。逆に、回数無制限でも使う機会がなければ、そのために年会費を払う価値は小さくなります。カードを変更する場合は、必要な施設を新しいカードでも利用できるか、PPの登録が旅行までに間に合うかも確認しましょう。

よくある質問

プライオリティ・パスの会費が無料なら、ラウンジも無料?

必ずしも無料ではありません。セゾンゴールドの現行スタンダードプランは、PP会費が無料でも施設利用料が毎回35米ドルです。

年5回は、海外旅行5回分?

旅行回数ではなく、施設の利用回数です。往路と復路でそれぞれ1施設を利用すれば通常2回分になります。個別施設や付帯プランの利用条件も確認してください。

レストランに対応するPPなら、どの時間でも使える?

使えません。施設ごとに受付時間、搭乗券、再利用制限等があります。たとえば現在の「やんま」の公式条件は出発前3時間以内の提示を求め、入店から6時間以内の同店再利用も認めていません。

無制限のカードなら、必ずラウンジに入れる?

入場は保証されません。満席、貸切、営業時間、利用時間制限などにより使えないことがあります。

英国の報道を受けて日本のアメックスも年20回になる?

そのような日本向けの公式告知は、今回の確認範囲では見つかっていません。英国の報道と日本の現行条件は分けて確認してください。

まとめ:回数・施設・同伴者・起算日をセットで確認

カード付帯PPの価値は「無制限」の一言では比べられません。無料回数、飲食等の対象、同伴者と家族カード、回数を数える期間を確認し、自分の旅で実際に使えるかを判断しましょう。

このページでは、施行済みと発表済みの予定を分けて更新します。利用直前には、発行会社の案内と、自分のPPアカウントに表示される対象施設・利用条件を再確認してください。

確認した公式情報・変更履歴

参照日:2026年11月4日。英国の将来変更は上記のとおり二次報道に基づきます。国内各社の条件は、以下の公式案内を参照しました。

2026年11月4日:日本の代表券種を公式案内から確認し、施行済み・施行予定・英国報道を区別して初版作成。

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