【マイル vs 有償】どっちがお得?マイル特典航空券と有償チケットの比較【エールフランス 羽田‐パリ編】

エールフランス(東京・羽田 HND ⇄ フランス・パリ CDG)

シンプル比較(往復)
先日からフライングブルーのバイマイル、ボーナスセールも始まってますね
【最大80%ボーナス】エールフランス・KLMフライングブルー マイル購入セール2025年8月〜【バイマイル】
パリ行きのチケットを「有償で買う」のと「マイルを購入して特典で発券する」のどちらが得か
羽田(HND)⇄シャルル・ド・ゴール(CDG)往復を例に、主要な数値を簡潔にまとめました。
また実際にエールフランスのマイルを使用して搭乗したこともありますので、搭乗記も合わせてご覧いただくとエールフランスでのフライトの様子も参考になるかと思います。
有償航空券(Googleフライト調べ:相場レンジ)
(2025年8月末の検索レンジを参考に掲載してます)
- エコノミー:¥140,000 〜 ¥400,000
- プレミアムエコノミー:¥250,000 〜 ¥550,000
- ビジネス:¥520,000 〜 ¥1,200,000
エールフランス エコノミー最安値と年末年始


エールフランス プレミアムエコノミー最安値と年末年始


エールフランス ビジネスクラス最安値と年末年始


Flying Blue エールフランス特典航空券(必要マイル・諸税)
(片道ベースを往復合算した表示。往復は“必要マイル×2”および「日本発+仏発」の諸税合算で表示)
クラス | 必要マイル(往復) | 日本発(片道) | フランス発(片道) | 諸税合計(往復) |
---|---|---|---|---|
エコノミー | 60,000 | 約15,000円 | 約30,000円 | 約45,000円 |
プレミアムエコノミー | 100,000 | 約22,000円 | 約36,000円 | 約58,000円 |
ビジネス | 170,000 | 約30,000円 | 約62,000円 | 約92,000円 |



注:上の諸税は「片道ごとに発生する額」を示し、往復比較では日本発(往路)+フランス発(復路)を合算しています。旅程(往復とも日本発など)により実額は変わります。
マイル購入(バイマイル)による概算コスト(目安)
Flying Blue の過去プロモ/提供価格を踏まえ、想定しやすい2パターンで概算しています。
(為替は簡便に 1 USD = ¥150 を基準にし、手数料等を反映した保守的見積として「保守ケース」を用意)
- 最良ケース(プロモ大口):約 ¥2.54 / 1マイル(例:80%ボーナスなど、大口購入での目安)
- 保守ケース(標準〜小口想定):約 ¥3.20 / 1マイル(為替・手数料をやや織り込んだ目安)
これを基に「マイル購入額(円)」と「マイル購入額+諸税(往復)」を算出しました。
クラス | 必要マイル(往復) | 諸税合計 | マイル購入(最良:2.54円/マイル) | マイル購入+諸税(最良) | マイル購入(保守:3.20円/マイル) | マイル購入+諸税(保守) |
---|---|---|---|---|---|---|
エコノミー | 60,000 | ¥45,000 | ¥152,400 | ¥197,400 | ¥192,000 | ¥237,000 |
プレミアムエコノミー | 100,000 | ¥58,000 | ¥254,000 | ¥312,000 | ¥320,000 | ¥378,000 |
ビジネス | 170,000 | ¥92,000 | ¥431,800 | ¥523,800 | ¥544,000 | ¥636,000 |
(計算例:エコノミー最良=60,000 × 2.54 = ¥152,400 → +諸税¥45,000 = ¥197,400)
簡潔なクラス別判断(比較まとめ)
エコノミー
- 有償レンジ:¥140,000 〜 ¥400,000
- マイル購入換算:約 ¥197,000(最良)〜 ¥237,000(保守)
- 判断:
- 最安の有償(約¥140,000)が取れるなら「現金購入」が有利。
- ただし有償が¥200,000を超えるような日は、マイル購入発券(最良ケース)は有力な選択肢になる。
プレミアムエコノミー
- 有償レンジ:¥250,000 〜 ¥550,000
- マイル購入換算:約 ¥312,000(最良)〜 ¥378,000(保守)
- 判断:
- 閑散期の下限(約¥250,000)なら有償が有利だが、繁忙期や高めの運賃(¥350k〜)ではマイル購入の方が得になるケースが多い。
ビジネス
- 有償レンジ:¥520,000 〜 ¥1,200,000
- マイル購入換算:約 ¥524,000(最良)〜 ¥636,000(保守)
- 判断:
- 最安レンジの下限(約¥520,000)とほぼ同等〜やや上だが、一般的にビジネスは運賃変動幅が大きく、中〜繁忙期ではマイル発券が圧倒的に有利。実用上は「ビジネスクラスでマイルを使う価値が高い」と言えます。
補足と注意点
- 特典航空券は在庫(空席)が全て:希望日で確保できるとは限りません。
「空いている日に合わせる」柔軟性が必要。 - 為替・決済手数料で実コスト変動:今回の概算は分かりやすさ優先の目安です。
実際は決済通貨(USD/EUR)・カードの為替レート・手数料(例:3.8%)で増減します。 - 諸税は出発地で異なる:フランス発は高い点に注意。
旅程により諸税合算が変わります。 - バイマイルはキャンペーン次第:プロモ時に大口で買うと最も有利。
常にプロモがあるわけではありませんが、ここ数年は毎年数回やってます。 - 今回の数値の前提:Googleフライトの相場レンジ(2025年8月末調査)、Flying Blueの必要マイル(片道目安×往復合算)、マイル単価は「最良=2.54円 / 保守=3.20円」の目安を使用。
マイルの弱点と優位性
今回の比較ですと、日によっては有償購入の方が安い場合も見られました。
またマイルの場合は空席を探す手間もありますし、最安値かどうかの問題もあります。
それでも個人的にマイルでの特典航空券を使うケースとしては、乗り継ぎ便を使う場合です。
エールフランスでの特典航空券は羽田〜パリでも羽田〜パリ乗り継ぎ〜ヨーロッパ各地でも必要マイル数が変わりません。変わる国もあるかもしれませんが、私が調べてる範囲の国だと変わりませんでした。
また乗り継ぎ便を活用すると、パリ〜羽田で取るよりも諸税が安くなるケースが多いです。
【フランス】ヨーロッパ主要空港からの出発税はいくら? シャルルドゴール〜日本の航空券でかかる空港税まとめ【2025年最新版】
フライングブルーマイルの使い道と所感


まず簡単に自分が気になってる部分をまとめておきます
- 日本〜ヨーロッパ間 ビジネスクラスの必要マイル数は
片道70000マイル〜 改悪で増えた - フランス、パリ発着にすると諸税が高額になるので注意
- 変更という概念がなく、キャセルして取り直し。手数料は70ユーロ
- 乗り継ぎ便でもマイル数は変わらないので日本〜パリ経由のヨーロッパが良いかも
- 特典航空券が探しやすい
- JALマイルを使用した方がエールフランス便はお得だし取りやすいは取りやすい
以上がざっくりとした所感ではありますが
フライングブルーマイルは個人的には使いやすいと感じており、マイルの購入もしています
【エールフランス】フライングブルーマイルを使った特典航空券。マイルは引かれたけど、Eチケット届かず。うまく発券できてない?【問い合わせ】
【エールフランス】ヨーロッパ旅行でパリ〜羽田 ビジネスクラスの特典航空券をキャンセル。手順と費用【フライングブルー】
また先日、ステータスマッチでフライングブルーのプラチナエリートもGETしておきました
【エールフランス KLM】ANAのSFCから→フライングブルーのプラチナに昇格!【ステータスマッチ2024】
エールフランス搭乗記



先日エールフランスの新型ビジネスクラスにも搭乗できました!
【エールフランス AF282】パリ〜羽田 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【CDG-HND】
【エールフランス AF187】羽田〜パリ 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【HND-CDG】
【エールフランス AF186】パリ〜羽田 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【CDG-HND 2025年7月】
今回のようなフライングブルーマイルのボーナスセールで買ったり、JALマイルを活用してます。
【有償150万円!?】JALマイルでエールフランス ビジネスクラス特典航空券をキャンセル・再予約|必要マイル数や諸税も詳しく解説【実体験2025年】
最後にまとめ
- エコノミー:最安運賃が見つかるなら現金購入。高めの運賃ならマイル購入が有利。
- プレミアムエコノミー:運賃次第だが、繁忙期はマイルが強い。
- ビジネス:もっともマイル利用の恩恵が大きい。繁忙期や中〜高価格帯では特にお得。
有償チケットとマイルの比較に関して、人によって重要度も旅のスタイルも違うので、どちらが優位かは難しい部分であり答えは出せませんが、考え方の参考になれば幸いです。
ちなみに私自身の方針としては、
マイルは基本的にビジネスクラス以上で使う。です。
(例外的にお得な路線を除いて)
それではみなさま、素敵な旅を!
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