海外旅行は若いうちに行くべき?18ヶ国を旅して感じた理由と行ってよかった国

旅ろぐ

海外旅行は、若いうちに行っておいた方がよいのでしょうか。

私は2023年までに、ヨーロッパ、北欧、北米、アジアを中心に18ヶ国を訪れました。

世界一周をしたわけでも、何十ヶ国も制覇したわけでもありません。それでも、長距離フライト、鉄道での周遊、欠航、手荷物の遅延、ホテルや決済のトラブルなど、日本にいるだけでは経験しなかった出来事がいくつもありました。

その経験を振り返ると、私は海外旅行に興味があるなら、比較的若く、動けるうちに一度は行ってみた方がよいと思っています。

この記事の結論

  • 海外旅行が好きかどうかは、早めに一度経験した方が分かりやすい
  • 長距離移動や街歩きは、想像以上に体力を使う
  • 失敗やトラブルも、その後の旅行で使える経験になる
  • ただし「若者でなければ遅い」という意味ではなく、行ける条件がそろった時が行き時
  • 若いうちに行くべき国は一つではなく、何を体験したいかで変わる

※本記事は、2023年までに訪れた18ヶ国を基にした振り返りです。その後の旅行経験も踏まえ、2026年に構成と内容を整理しました。

海外旅行は若いうちに行くべきだと思う理由

「海外は若いうちに行くべき」と言うと、年齢で旅行を区切っているように聞こえるかもしれません。

私が言いたいのは、若くなければ海外旅行ができないということではありません。

体力、時間、仕事、家族、お金などの条件がそろい、海外へ行ける状態なら、先送りしすぎない方がよいという意味です。

海外旅行が好きか嫌いかを早く知ることができる

海外旅行は、誰にでも合うものではありません。

長いフライト、言葉の違い、食事の違い、日本ほど予定どおりに進まない交通機関やサービス。こうした環境を面白いと思う人もいれば、大きなストレスに感じる人もいます。

実際に一度行ってみて「海外旅行は自分に合わない」と分かれば、無理に続ける必要はありません。

反対に、海外旅行が好きだと分かった場合は、その後の休日の使い方、マイルやポイントの貯め方、お金の使い方まで変わります。

私も最初からマイルや航空会社に詳しかったわけではありません。安い航空券を探して旅行し、ビジネスクラスや航空会社のステータスを知り、少しずつ現在の旅行スタイルになりました。

長距離フライトと街歩きは体力を使う

日本からヨーロッパへ行く場合、飛行機に長時間乗るだけでは終わりません。

空港までの移動、保安検査、入国手続き、乗り継ぎ、空港からホテルへの移動が続きます。現地に着いてからも、石畳の道を歩き、階段を上り、大きな駅の中を移動することがあります。

若い頃は勢いで乗り切れたことも、年齢を重ねると同じ旅程が負担になる可能性があります。

もちろん、ホテルの質を上げる、タクシーを使う、ビジネスクラスを利用するなど、お金で負担を減らすことはできます。

ただし、すべてを快適にすると旅費も大きくなります。体力があるうちは、比較的低い予算でも選択肢を広げやすいと感じます。

失敗が次の旅行に使える経験になる

海外旅行では、下調べをしても予定どおりにいかないことがあります。

  • ホテルでお湯が出ない
  • カードの表示額と実際の請求額が違う
  • 飛行機が欠航する
  • 預けた荷物が同じ便で到着しない
  • 鉄道や空港で想定外の請求を受ける
  • 言葉が通じず、十分に交渉できない

その時は困りますが、一度経験すると、次回から代替手段を用意するようになります。

カードを複数枚持つ、最低限の衣類を機内持ち込みに入れる、乗り継ぎ時間に余裕を持たせる、通信手段を複数用意するなど、旅行の組み立て方が少しずつ変わりました。

若くなくても遅いわけではない

何歳までが「若いうち」なのか、明確な答えはありません。

20代でも仕事やお金の事情で行けない人がいます。一方で、定年後に時間ができてから海外旅行を始める人もいます。

重要なのは年齢そのものではなく、健康、時間、予算、家族の状況です。

そのため、私の結論は「若いうちでなければいけない」ではなく、海外に興味があり、行ける条件がそろったなら、理由をつけて何年も先送りしない方がよいです。

若いうちに行くべき国はどこ?18ヶ国から選ぶなら

「若いうちに行くべき国」を一つに決めるのは難しいです。

近い国へ短期間で行きたいのか、ヨーロッパを周遊したいのか、大自然を体験したいのかによって、適した国は変わります。

複数都市を歩いて回るならイタリア

ローマ、フィレンツェ、ピサ、ミラノ、ヴェネチアを鉄道で移動したイタリア旅行は、特に印象に残っています。

街ごとに雰囲気が異なり、鉄道で移動しながら複数都市を楽しめるのが魅力です。

一方で、駅や観光地での移動量が多く、スーツケースを持って石畳を歩く場面もあります。街歩きをたくさん楽しみたい人は、体力があるうちに行く価値があります。

ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネチアを回ったイタリア旅行の詳細はこちらです。

ヴェネチアの運河沿いの街並みとサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
何度でも戻りたいと思っているヴェネチア

大自然と移動を楽しむならアイスランド

アイスランドは、レイキャビク市内だけで完結するというより、レンタカーや現地ツアーを利用して自然を見に行く旅行先です。

天候の変化、移動距離、物価を考えると、時間と予算には余裕が必要です。

体力だけでなく、旅行そのものに時間を使いやすい時期に訪れる方が、楽しめる範囲を広げやすい国だと感じました。

アジアで新しい体験をするならマレーシア

マレーシアは、クアラルンプールとランカウイを訪れました。

最初はSFC修行の目的で訪れましたが、改めて観光してみると、都市と自然の両方を楽しめる国でした。

ランカウイでバイクを借りて島内を移動したことも、印象に残っています。

ヨーロッパより日本からの移動負担を抑えやすいため、長距離の海外旅行に不安がある人が、旅行経験を増やす選択肢にもなります。

短期間で初めての海外を経験するなら韓国や台湾

いきなりヨーロッパへ行くのが不安なら、韓国や台湾のように比較的短い日程でも組みやすい地域から始める方法もあります。

韓国には数回訪れ、食事、買い物、ソウル発の航空券利用などを経験しました。

台湾も複数回訪れています。台北で食事を楽しみ、時間に余裕がある時には九份まで足を延ばしました。

短い海外旅行でも、出入国、海外通信、外貨決済、現地交通といった基本的な流れを一通り経験できます。

訪れた18ヶ国と率直な印象

ここからは、2023年までに訪れた18ヶ国を簡潔に振り返ります。

同じ国でも、都市、時期、一緒に行く人、旅行中に起きた出来事によって印象は変わります。以下はあくまで私自身の滞在経験に基づく感想です。

国・地域 訪れた主な場所 印象・体験
フランス パリ、モン・サン=ミシェル、マルセイユ、エクス=アン=プロヴァンス 妻の家族に会うため何度も訪問。観光旅行というより、生活や帰省に近い滞在も多い国です。
イタリア ローマ、フィレンツェ、ピサ、ミラノ、ヴェネチア 何度でも行きたい国。鉄道で複数都市を回った旅行が特に印象に残っています。
ドイツ フランクフルト、ミュンヘン、ザールブリュッケン 街並みには魅力を感じましたが、空港や駅で嫌な経験が重なりました。私個人の滞在時の印象であり、国全体への評価ではありません。
エストニア タリン ヘルシンキからフェリーで訪問。旧市街の街並みが魅力的で、再訪したい都市の一つです。
チェコ プラハ 歴史的な街並みが美しく、もう一度ゆっくり歩きたい都市です。
オーストリア ウィーン 街は美しかったものの、鉄道移動や入国時に想定外の支払いが発生した経験があります。
スロバキア ブラチスラヴァ ウィーン滞在中に立ち寄りました。短時間の訪問だったため、次回は目的を決めて再訪したいところです。
ハンガリー ブダペスト 夜のドナウ川周辺やライトアップされた街並みが印象的でした。
ベルギー ブリュッセル 空港からフランスへ移動した程度だったため、改めて観光したい国です。
ルクセンブルク ルクセンブルク周辺 フランスとの移動中に通ることが多く、まだ十分に観光できていません。
フィンランド ヘルシンキ、ポルヴォー 落ち着いた雰囲気が印象的。旅行時には欠航と手荷物遅延も経験しました。
デンマーク コペンハーゲン 港とカラフルな建物が印象的。物価は高く感じましたが、街は歩きやすい印象でした。
アイスランド レイキャビク周辺 自然を楽しむにはレンタカーやツアーが必要。ほかの旅行先より予算を多めに考えたい国です。
アメリカ ニューヨーク、ハワイ ニューヨークには英語がほとんど話せない頃に訪問。ハワイではマリンアクティビティや海岸沿いの移動を楽しみました。
韓国 ソウル 食事、買い物、航空券の出発地として複数回訪れています。
台湾 台北、九份 短い滞在でも食事を楽しみやすく、乗り継ぎを利用した訪問も経験しました。
マレーシア クアラルンプール、ランカウイ 都市と自然の両方を楽しめました。ランカウイでのバイク移動がよい思い出です。
シンガポール シンガポール 清潔で移動しやすい一方、旅行費用は高く感じました。主にJGC修行で訪れています。

海外旅行で実際に経験したトラブル

パリのホテルでお湯が出なかった

パリ市内のホテルで、お湯が出ずシャワーを使えなかったことがあります。

フロントに相談しても解決する様子がなく、最終的には近くにある別のホテルへ移動しました。

予約したホテルに問題があった時、必ずしも日本のように代替案を提示してもらえるとは限りません。

イタリアで表示額とカード請求額が違った

イタリアでは、店頭で確認した金額とカードの請求額が違うトラブルを経験しました。

海外でカードを利用した時は、決済端末の金額を確認し、利用通知や明細も早めに確認するようになりました。

海外での支払い方法については、海外旅行で為替手数料を抑える支払い方法でも整理しています。

鉄道や入国時に想定外の支払いが発生した

オーストリア周辺を鉄道で移動した際には、納得しにくい追加請求を受けた経験があります。

当時は英語で十分に説明や交渉ができず、トラブルを長引かせないために支払いました。

言葉が話せればすべて解決するわけではありませんが、翻訳アプリや通信手段があるだけでも状況は変わります。

現在の海外通信の使い分けは、ahamo・楽天モバイル・Airaloを比較した海外通信の記事にまとめています。

欠航と手荷物遅延を同時に経験した

フィンランド旅行では、出発日に予定便が欠航し、別の航空会社を組み合わせた経路へ変更されました。

何とかヘルシンキには到着しましたが、預けた荷物は同じ便で届かず、後続便を待つことになりました。

それ以降、薬、充電器、最低限の着替えなど、到着直後に必要なものは機内持ち込みに入れるようにしています。

海外旅行の費用を抑えるためにマイルを使う

私は高収入でもなく、海外出張や駐在がある仕事でもありません。

安い航空券を探し、ポイントやマイルを貯めながら、少しずつ海外旅行を続けてきました。

ただし、マイルを貯めること自体が目的になると、使わないカードを増やしたり、不要な決済をしたりする危険があります。

先に行きたい場所や時期を考え、その旅行に使えるマイルを選ぶ方が現実的です。

私が実際に使っている方法は、マイルはクレジットカードだけでは貯まらない|実際に使うカードとポイントサイトで詳しく紹介しています。

18ヶ国を振り返った後も海外旅行は続いている

この記事を最初に書いた時点では、次の旅行先としてスペイン・バルセロナを予定していました。

その後、実際にフランスとスペインを組み合わせたヨーロッパ旅行へ行き、サグラダ・ファミリアが見えるホテルにも宿泊しました。

バルセロナのホテル客室から見たサグラダ・ファミリア
ホテルの客室から見たサグラダ・ファミリア

マイルを使ってフランスとスペインを回ったヨーロッパ旅行の旅程も記事にしています。

旅行前には「いつでも行ける」と思っていても、仕事、家族、健康、航空券価格、世界情勢などで条件は変わります。

すべての条件が完璧になる日を待つより、無理のない範囲で一度動いてみることが、次の旅行につながるのだと思います。

海外旅行と年齢に関するよくある質問

海外旅行は何歳までに行くべきですか?

明確な年齢制限はありません。健康、時間、予算、家庭の事情がそろった時が行き時です。ただし、長距離フライトや長時間の街歩きを考えると、体力がある時期の方が低予算でも旅程を組みやすくなります。

若いうちに行くべき国はどこですか?

目的によって変わります。複数都市を鉄道で回りたいならイタリア、大自然を楽しみたいならアイスランド、比較的近い場所から海外旅行を始めたいなら韓国や台湾、都市と自然の両方を体験したいならマレーシアが候補になります。

英語が話せなくても海外旅行はできますか?

私自身、英語がほとんど話せない頃から海外へ行っていました。現在は翻訳アプリや地図アプリを利用できますが、トラブル時には基本的な英語が分かる方が対応しやすくなります。旅行前に空港、ホテル、交通、支払いで使う表現を確認しておくと安心です。

若いうちはお金がなくても海外へ行くべきですか?

借金をしたり、生活を圧迫したりしてまで行く必要はありません。近距離、短期間、オフシーズンなど、予算に合う旅行から始める方法があります。マイルやポイントも有効ですが、貯めるための不要な支出には注意が必要です。

まとめ|海外旅行は「若いうち」より「行けるうち」に

18ヶ国を振り返ると、楽しかったことだけでなく、欠航、手荷物遅延、ホテル、鉄道、カード決済などのトラブルも思い出します。

それでも、海外へ行かなければ経験できなかったことの方が多く、行ったこと自体を後悔している国はありません。

海外旅行は、必ずしも若者だけのものではありません。

ただし、興味があり、時間と予算を用意できるなら、何年も先送りする必要もありません。

「若いうちに行くべき」というより、「行けるうちに一度行ってみる」

今の私が18ヶ国の旅行を振り返って出した結論は、これです。

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