※最終更新:2026年6月29日
ANA・JALの国際線燃油サーチャージは、2026年7〜8月発券分でさらに上がります。
結論から言うと、2026年7月1日〜8月31日発券分では、ANA・JALともに日本発の欧州・北米・中東・オセアニア方面が片道65,000円になります。
2026年6月発券分は片道56,000円だったため、欧州や北米へ往復する場合、1人あたり18,000円、2人なら36,000円の負担増です。
特に注意したいのは、燃油サーチャージは有償航空券だけでなく、ANAマイルやJALマイルを使った特典航空券にもかかる場合があることです。
「マイルで航空券を取れば安く行ける」と思っていても、欧州・北米往復では燃油サーチャージだけで1人13万円、2人なら26万円になるケースがあります。
この記事では、2026年最新のANA・JAL燃油サーチャージ、6月発券分との違い、特典航空券への影響、予約や発券を急ぐべきかどうかを整理します。
この記事の結論
- 2026年7〜8月発券分のANA・JAL燃油サーチャージは、欧州・北米方面で片道65,000円
- 2026年6月発券分の片道56,000円からさらに値上げ
- 欧州・北米往復では1人130,000円、2人なら260,000円規模
- 特典航空券でも燃油サーチャージが必要な場合がある
- 予約日ではなく、原則として発券日・購入日ベースで確認が必要
- 旅程が確定している人は発券時期を確認した方がよい
- 旅程が未確定なら、燃油サーチャージだけを理由に焦って発券するのは危険
なお、燃油サーチャージの負担を避けたい方は、別記事で燃油サーチャージがかからない航空会社もまとめています。
ANA・JAL燃油サーチャージの最新額【2026年7〜8月発券分】
2026年7月1日〜8月31日発券分では、ANA・JALともに日本発の欧州・北米・中東・オセアニア方面の燃油サーチャージは、1人1区間片道あたり65,000円です。
日本発の主な路線別に見ると、以下のようになります。
| 路線 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 欧州・北米・中東・オセアニア | 65,000円 | 65,000円 |
| ハワイ・インド・インドネシアなど | 40,400円 | 40,400円 |
| タイ・シンガポール・マレーシアなど | 33,500円 | 35,000円 |
| ベトナム・グアム・フィリピンなど | 22,500円 | 22,500円 |
| 東アジア方面 | 15,400円 | 16,900円 |
| 韓国方面 | 7,400円 | 7,400円 |
特にインパクトが大きいのは、ヨーロッパや北米方面です。
片道65,000円なので、往復では1人130,000円。夫婦や家族2人で旅行する場合は、燃油サーチャージだけで260,000円になります。
航空券本体の価格とは別にかかる費用なので、総額で見るとかなり大きな負担です。
2026年6月発券分と7〜8月発券分の違い
2026年6月発券分では、ANA・JALともに日本発の欧州・北米・中東・オセアニア方面は片道56,000円でした。
7〜8月発券分では片道65,000円になるため、同じ欧州・北米方面でも片道9,000円、往復18,000円の負担増です。
| 発券時期 | 片道 | 往復1人 | 往復2人 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月発券分 | 56,000円 | 112,000円 | 224,000円 |
| 2026年7〜8月発券分 | 65,000円 | 130,000円 | 260,000円 |
| 差額 | +9,000円 | +18,000円 | +36,000円 |
たとえば夫婦2人でヨーロッパへ往復する場合、6月発券と7〜8月発券では燃油サーチャージだけで36,000円の差になります。
航空券本体の価格差ばかり見ていると見落としがちですが、燃油サーチャージだけでも数万円単位の差が出ます。
燃油サーチャージの基本的な考え方は、過去記事でも燃油サーチャージが高騰した場合の航空券総額としてまとめています。
予約ではなく「発券日」で決まる点に注意
燃油サーチャージで注意したいのは、単に「予約した日」ではなく、実際に航空券を購入・発券したタイミングが重要になることです。
予約だけ先に入れていても、購入や発券が値上げ後になると、値上げ後の燃油サーチャージが適用される可能性があります。
そのため、旅程が確定していて近いうちに航空券を購入する予定がある場合は、発券時期による燃油サーチャージの差を確認しておく必要があります。
一方で、旅程が未確定のまま焦って発券するのはおすすめしません。
燃油サーチャージだけを見て急いで発券しても、後から日程変更やキャンセルが必要になれば、航空券本体の取消手数料や変更条件で損をする可能性があります。
大事なのは、「燃油サーチャージが上がるから今すぐ買う」ではなく、航空券本体の価格・変更条件・旅程の確定度を含めて総額で判断することです。
特典航空券でも燃油サーチャージはかかる
燃油サーチャージは、有償航空券だけの話ではありません。
ANAマイルでANA便に乗る場合、JALマイルでJAL便に乗る場合など、特典航空券でも燃油サーチャージが必要になるケースがあります。
つまり、マイルを使えば航空券代そのものは抑えられても、燃油サーチャージや空港税などの諸費用は別途必要です。
特にヨーロッパや北米方面では、特典航空券でも燃油サーチャージだけで1人往復13万円、2人なら26万円規模になる可能性があります。
私自身もJALマイルでエールフランスのビジネスクラス特典航空券を発券した経験がありますが、マイル発券であっても諸税・燃油サーチャージの負担は無視できませんでした。
その後、JALマイルで発券したエールフランス特典航空券をキャンセル・再予約した経験もあります。特典航空券はマイル数だけでなく、諸税・燃油サーチャージ・変更条件まで含めて考える必要があります。
「マイルで取れるから安い」と考えるのではなく、必要マイル数、燃油サーチャージ、空港税、諸費用を含めた総額で判断する必要があります。
燃油サーチャージを避ける方法はある?
燃油サーチャージを完全に避けられるかどうかは、利用する航空会社・発券するマイル制度・旅程によって変わります。
同じマイル発券でも、航空会社によって燃油サーチャージが高いケース、低いケース、かからないケースがあります。
たとえば、ANAやJALのように燃油サーチャージが大きくかかる航空会社もあれば、マイル制度や提携航空会社の組み合わせによって、燃油サーチャージを抑えられる場合もあります。
ただし、燃油サーチャージが安い航空会社が必ずしも最安とは限りません。
必要マイル数が多かったり、空席が少なかったり、経由地が増えたりする場合もあります。
そのため、ヨーロッパや北米へマイルで行く場合は、必要マイル数だけでなく、燃油サーチャージ込みの総額で比較することが重要です。
燃油サーチャージを抑えたい場合の確認ポイント
- ANA・JAL以外の航空会社も比較する
- 必要マイル数だけでなく、諸税・燃油込みの総額を見る
- 直行便だけでなく、経由便も検討する
- 変更・キャンセル条件も確認する
- マイル購入や提携航空会社発券は慎重に比較する
燃油サーチャージを抑えたい場合は、以下の記事も参考になります。
特にヨーロッパ方面は、航空会社・マイル制度・発券方法によって総額が大きく変わります。燃油サーチャージだけでなく、必要マイル数や空席の取りやすさも含めて比較した方が安全です。
2026年9月以降の燃油サーチャージはどうなる?
2026年9月以降の燃油サーチャージについては、現時点では確定していません。
燃油サーチャージは、燃油価格や為替の動向をもとに定期的に見直されます。
そのため、今後の原油価格や円相場によって、上がる可能性も下がる可能性もあります。
現時点で「9月以降は下がる」「さらに上がる」と断定することはできません。
航空券を購入する前に、ANA・JALの公式情報を確認することをおすすめします。
特にヨーロッパや北米行きの航空券は、航空券本体の価格だけでなく、燃油サーチャージの改定タイミングによって総額が大きく変わります。
予約・発券は急ぐべきか?
結論として、旅程が確定していて、ANA・JALで欧州・北米方面へ行く予定があるなら、発券時期は必ず確認した方がよいです。
特に家族旅行や夫婦旅行の場合、燃油サーチャージの改定だけで数万円単位の差が出ることがあります。
ただし、燃油サーチャージだけを理由に、未確定の旅程を無理に発券するのはおすすめしません。
旅行日程が変わる可能性がある場合や、航空券本体の価格が高い場合は、燃油サーチャージの差額以上に損をする可能性があります。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 旅程が確定している | 発券時期による燃油差を確認する価値あり |
| 日程が未確定 | 焦って発券しない方が安全 |
| 特典航空券を狙っている | 必要マイル数だけでなく燃油込みで確認 |
| 燃油を避けたい | 航空会社・マイル制度を比較する |
| 9月以降に発券予定 | 次回改定情報を確認してから判断 |
個人的には、旅程が固まっているなら発券時期を確認する価値はあります。
一方で、「燃油サーチャージが上がるらしいから」と焦って、まだ確定していない旅行を無理に発券するのはリスクが高いと感じます。
ANA・JAL燃油サーチャージの公式情報
燃油サーチャージは改定される可能性があるため、最終的には必ず公式情報を確認してください。
この記事では2026年6月29日時点で確認できる情報をもとに整理しています。
よくある質問
ANAとJALの燃油サーチャージはいくらですか?
2026年7月1日〜8月31日発券分では、ANA・JALともに日本発の欧州・北米・中東・オセアニア方面が片道65,000円です。往復では1人130,000円、2人なら260,000円になります。
燃油サーチャージは予約日と発券日のどちらで決まりますか?
原則として、航空券の購入・発券時点で有効な燃油サーチャージが適用されます。予約だけ先に入れていても、発券が値上げ後になると、値上げ後の金額が適用される可能性があります。
特典航空券にも燃油サーチャージはかかりますか?
はい。ANAマイルでANA便、JALマイルでJAL便を利用する場合など、特典航空券でも燃油サーチャージが必要になるケースがあります。マイル発券でも、燃油サーチャージや諸税は別途確認が必要です。
燃油サーチャージは払い戻されますか?
航空券を払い戻す場合、燃油サーチャージ自体は払い戻し対象になる場合があります。ただし、航空券本体の取消手数料や払い戻し条件は運賃種別によって異なるため、発券前に確認が必要です。
燃油サーチャージがかからない航空会社はありますか?
あります。ただし、航空会社・マイル制度・発券方法によって条件が異なります。詳しくは燃油サーチャージがかからない航空会社まとめで整理しています。
2026年9月以降の燃油サーチャージは下がりますか?
現時点では不明です。燃油サーチャージは燃油価格や為替の動向をもとに見直されるため、9月以降に下がる可能性も上がる可能性もあります。最新情報はANA・JAL公式サイトで確認してください。
まとめ:燃油サーチャージは航空券総額で考えるべき
2026年7〜8月発券分では、ANA・JALともに欧州・北米方面の燃油サーチャージが片道65,000円になります。
往復では1人130,000円、2人なら260,000円です。
これは有償航空券だけでなく、特典航空券を使う場合にも大きな負担になります。
マイルを使う場合でも、「必要マイル数」だけで判断するのではなく、燃油サーチャージ・空港税・諸費用を含めた総額で比較することが重要です。
旅程が確定している方は発券時期を確認し、まだ日程が曖昧な方は、燃油サーチャージだけを理由に焦って発券しないよう注意してください。



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