【エールフランス AF187】羽田〜パリ 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【HND-CDG】

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ご覧いただきありがとうございます

初めてまして、ようこそお越しくださいました
簡単ではございますが、べぼろぐ筆者からのご挨拶、ご紹介となります

年齢:スレスレの30代 アラフォー
年収:500万にも届かない
結婚:国際結婚の既婚者子なし、不妊治療、TESAはせず諦めた
趣味趣向:旅行、料理、スコッチマン(ウイスキー)
ステータス:SFC、JGC、マリオットプラチナ、ヒルトンダイヤ
もはや定型文。面白みはありませんがお許しを

駄文乱文ではございますが、お越しくださった方に
何か役立つ情報や、気づきなどがあれば幸いでございます

はじめに

エールフランスの新型ビジネスクラス(Boeing 777-300ER)に搭乗しました。今回は、東京・羽田空港発(HND)〜 パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)へのフライトで、その快適性やサービスについて詳しくレビューします。

新型ビジネスクラスの特徴や実際の搭乗体験を写真付きで紹介し、メリット・デメリットを正直にまとめました。エールフランスのビジネスクラスを検討している方の参考になれば幸いです。

また今回のエールフランスのビジネスクラス搭乗にしようしたマイルや、一度キャンセルした話など
小話も最後にご紹介しております

フライト情報とフライトルート

項目詳細
航空会社エールフランス (Air France)
便名AF187
出発地東京・羽田空港 (HND)
到着地パリ・シャルル・ド・ゴール空港 (CDG)
日付2025年7月
機材Boeing 777-300ER
クラスビジネスクラス
ステータススカイチーム プラチナ
シート9列目(最前列、足元広め)

羽田空港第3ターミナルにてチェックインと搭乗まで

スカイプライオリティ専用チェックイン

エールフランスのビジネスクラスやスカイチーム・エリートプラス会員は「スカイプライオリティ」専用カウンターでチェックインできます。CDGのターミナル2Eでは、行き先に関係なく空港中央のスカイプライオリティエリアにて手続きを行います。

通常のチェックインカウンターとは完全に分離されており、優先待遇がはっきりと分かる設計になっています。

保安検査

せっかくのビジネスクラス以上専用のレーンがあるのに、肝心の荷物をトレーに乗せるタイミングから他のレーンと合わさってしまいます。いや、これだとあんまり意味ないじゃんね。ってのが正直なところ。

搭乗口は142と一番遠く、一番奥

エールフランスの搭乗口は遠かったですよー。中央の保安検査からだとかなり歩くのでご注意を。
またラウンジも147付近となります。

ラウンジはJALのサクララウンジ 混雑で一つ上のスカイビューへ

とりあえずラウンジは行きましたが、いろいろとしてたらそこまで時間がなくなりまして…
まぁいつものJALラウンジなので特筆すべきことはありませんが、相変わらずの混雑。

エールフランスの機内食にはあまり期待していないので、安定のJALカレーを少しいただいておきます。
早朝ではありますが、バーコーナーではウイスキーを少々。

ブレットバーボンは自宅に未開封のボトルがあるのでスキップ。
ジョニーウォーカーのダブルブラックとデュワーズ12年を小さめのハイボールにていただきました。
個人的にはデュワーズはブレンドが変わる前の方が好きでしたが、お試しできて良かったです。

ジョニーウォーカーのダブルブラックはコスパよく楽しめるお味で気に入りました。

搭乗と座席(シートレビュー)

優先搭乗

搭乗する順番はZONEで区分けされてます。私はZONE1で、ビジネスクラス搭乗者向けに優先搭乗の案内はあったようですが、少し遅れて搭乗口へ向かったせいで、ちょうどZONE3が開放されて人混みラッシュのタイミングでした。

また、早めに搭乗したとしてもビジネスクラスは48席あるため、搭乗後のサービスは遅めです。上着の回収やウェルカムドリンクの提供にも時間がかかってました。前回も今回も同じでしたのでそういうオペレーションなんだと思います。

シートの詳細

今回指定したのは 9列目の中央席(最前列) です。

  • 最前列のため足元のスペースが広大
  • ドア付きの個室タイプでプライバシーが確保される
  • 事前座席指定料金が発生(通常2万円~3万円/1席)
  • スカイチームプラチナステータスなら無料で指定可能

シートは新しく、とても広く圧倒されました
足元のスペースで言えば、往路で搭乗したJALのファーストクラスとも遜色ない、むしろエールフランスの方が広いかもしれません。そしてドア付きはやはり個室感を高めてくれます
最近は真ん中の列の頭上には荷物を入れるスペースがない機体や航空会社もありますが、ご心配なく
と言っても足元のスペースもとても広いので、大抵のものは収納できてしまいます。

前回と全く同じシートなので、写真は前回のフライトの使い回しとなります。

アメニティとその他の設備

エールフランスのオリジナルポーチが提供されましたが、中身は特筆すべきものはなく、スキンケア用品として「クラランス」の製品が入っている程度。ポーチの上にはワイヤレス充電ができるスポットも

エールフランスのロゴの扉は、ヘッドフォンが収納されていますが、その他ミラーもついていたり小物をしまっておいたりと使う場面は多いものですが、私のシートは不具合が多く、この小さな扉が閉まらなかったり、開かなくなったりと流石のフランスクオリティです。

充電ケーブルはタイプAとタイプCが使えます
スリッパはありましたが、パジャマはおそらくないと思います。リラックスウェアを持参していたので聞いてませんでした

また2025年7月から導入されているはずの、高級ホテルのソフィテルMy Bedと共同開発したと言うマットレストッパーを楽しみにしていたんだけど、まだありません…とのことでした。

取得したプラチナステータスパワーで、無料で座席指定をしてますのでステータスマッチの費用は十分に回収しています。そもそも前回のフライトだけでもすでに回収済みなので。
その際のお話はこちら
【エールフランス KLM】ANAのSFCから→フライングブルーのプラチナに昇格!【ステータスマッチ2024】

機内食とサービス

はっきり言って機内食やサービスとはイマイチだし雑。ビジネスクラスとは思わない方が良いと言うのが率直な感想です。
美食の国「フランス」ではありますが、機内食は別に。ってのが正直なところ。
ちなみに今現在ギャラリーラファイエットの屋上にポップアップレストランがあり、機内食が食べられます。食べたい人いるのかは疑問ですが。

メニュー

前回は違いましたが、今回のシャンパンはポメリーでした。

機内食

機内食が始まってまず初めに、前回のトラブルを思い出しました。
事前にメインディッシュを予約したにも関わらず、予約した機内食がもうありません。という訳のわからないトラブルが発生したので。幸いにも今回はそんなトラブルもなく、オーダー通りのものが届きました。

謎に味噌汁、misoスープも希望者には配られてましたが、私はスキップ。

決定的にしょぼかった点としては

  • 以前のコース料理と比較して品質が落ちてる
  • コース提供後の軽食がしょぼい
  • お酒の種類が品素

といった点も気になりました。ANAやJALでは一通りのコース以外にいつでも頼める軽食があります。
エールフランスの場合はこれがしょぼい。
今回は日本発だからか焼き鳥とカップヌードルがありましたので、普段は食べませんがせっかくなので。

朝食

朝食はチキンをチョイス。鶏肉はパサパサではなくジューシーな感じではありましたが、なんかこれも微妙な感じ。

機内Wi-Fi

前回はなかったような…機内Wi-Fi。今回は無料で使えると案内がありましたので軽くご紹介。
ちなみに最初にお試しでちょっとテキストを使いましたが、そのあとは接続が切れたり繋がらなかったりと不安定な動き。また個人的にはフライト中はデジタルデトックスしたいタイプなので、そのあとは使ってませんしフランスクオリティのサービスですからね、期待をしてもいけないと思ってます。

メリット・デメリットのまとめ

メリット

  • 最前列のシートは足元が広く快適(特に1A・9A)
  • 個室感のあるドア付きシートでプライバシーが高い
  • スカイプライオリティのチェックインはスムーズ
  • ステータスがあれば座席指定料が無料になる

デメリット

  • サービスが全体的に遅い(おしゃべりに忙しい)
  • 事前予約した機内食が用意されていない(こともある)
  • 軽食やお酒の種類が少ない(ほぼ何も無いと言ってもいいレベル)
  • ラウンジのクオリティが低い(自分の場合は寄る必要もないと感じるレベル)
  • トイレの清掃が不十分 (汚いし、掃除もろくにしない)と言うのが前回で、今回は割と毎回お掃除されてました。

トイレにあるクラランスの備品は早めの利用をおすすめします

私は特段使わないから困らないですが、フライトの途中からなくなっており、CAさんにお聞きしたら「たいていは誰かに盗まれる」とのことでした。まぁフランスクオリティ。

クラランスも安くないですけどね。ここで使ってみて良かったら買えばいいのにね。
このブログでは詳しくは書けませんが、こう言った誰でも使える場所にあるものは信じられないし、使わない方が良いとも思っています。

まとめ

エールフランスの新型ビジネスクラスは、

  • シートの快適性は抜群(特に最前列)
  • しかしサービス面は改善の余地あり

という印象でした。日本発とフランス発でかなりの差があり、総じて日本発の方がマシですかね。
「また乗りたいか?」と聞かれると悩ましい のが正直なところ。日系キャリアと比べると惨敗なのは言うまでもありません。

フランスらしさを感じる雑なサービスが気にならない人や、広いシートとプライバシーを重視する人にはおすすめですが、サービスの質を求めるなら日系の航空会社を選ぶ方が無難です。
しかしながらANAのThe RoomかJALの新型ビジネスクラスの方がプライバシー度も高いと思われます。


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という事で最後にはエールフランスに辿り着くまでの経緯もご紹介しつつ、今回の辛口搭乗レビューは以上となります
それではみなさま、素敵な旅を!