はじめに

普段、韓国へ行く際はZIPAIR(ジップエアー)を使う私ですが、
今回は直前発券で価格と時間帯の条件が合わず、初めてジンエアー(Jin Air)を利用しました。
搭乗便は
- 行き:LJ208(成田→仁川)
- 帰り:LJ209(仁川→成田)
どちらもLCCらしい簡素なサービスでしたが、意外とスムーズな搭乗体験でした。
この記事では、実際のチェックインの流れ・機内の様子・座席の快適さなどを詳しく紹介します。
▼ ジンエアーの手荷物・座席指定ルール(2025年10月時点)
ジンエアーでは、預け入れ荷物15kgまで無料。
それを超える場合は、重量に応じて追加料金が発生する。
事前の座席指定は有料ですが、オンラインチェックイン時には無料で座席を選択可能。
ただし、その際は選べる席がかなり限られます。


ジンエアーのターミナル
成田空港では第1ターミナル
仁川空港では第2ターミナル

成田空港でのチェックイン(LJ208便)
チェックイン開始は出発2時間30分前くらいから
成田空港では14:45からチェックイン開始。
早めに空港に到着していたため、ラウンジで軽く食事を済ませてから手続きへ向かいました。
事前にオンラインチェックインを済ませておいたので、
オンライン専用レーンを利用でき、通常カウンターよりもかなりスムーズ。
ただし、荷物を預ける必要がある場合は、カウンター手続きが必要です。
🕓 並び始めてから約40分後の15:20には手続き完了。
その後すぐに保安検査・出国審査を終えて制限エリアへ。
座席指定と非常口シート
チェックイン時に座席の相談をしたところ、非常口シートを追加料金2,200円で指定可能とのこと。
今回は2名だったので計4,400円を支払い、非常口座席を選択。
この座席の足元の広さは圧倒的。
窓際席でも、真ん中や通路側の人を立たせずに通路へ出られるほどの余裕がありました。

一つ前の通常席はかなり狭い印象

ただし、シートはかなり硬めで長時間は少し辛い印象。
腰やお尻に負担がかかるので、クッションなどを持っていくと良いかもしれません。
今回学習したのはクッション超大事。腰やお尻痛いと後々の旅程にもめちゃくちゃ響く。
LCC乗る時だけじゃなくて、旅行先の長距離バスや電車のクッションが最悪なこともあるし、仕事での出先でも使えそうなのでエアークッション導入することにしました。
✅ 登場した際に、非常口席では安全確認がかなり厳しく、
「靴は脱いでもスリッパで履き替える場合は足元に置かないように」と指示。
プラスティックバッグをもらい、靴は上の荷物入れへ収納することになりました。
保安検査・ラウンジ・搭乗まで
制限エリアに入った後、少し買い物をしたものの、
利用予定だったプライオリティパス対応ラウンジ、希和-NOA-は25人待ちで断念。
この混雑は想定外でした。
プライオリティパスに関しては別途記事にしようかと思っています。

搭乗は予定より10分遅れの17:20ごろアナウンス。
ただし、優先搭乗やグループ分けはなく、並んだ順での乗り込み。
近くで待機しておくのが良いかと思います。
機内の様子とフライト(成田→仁川)
- 機材:B737(3-3配列)
- 離陸:17:35
- 着陸:19:55(定刻どおり)
離陸後しばらくしてドリンク販売(有料)が始まりましたが、今回は購入せず。
紙コップで水だけ提供されました。

18:15には「照明を落とします」とのアナウンスがあり、
以降は機内は真っ暗になり、静かなフライトでした。

上部の荷物入れはかなり狭く、
「3席分のスペースに9席分の荷物を詰めるような感覚」。
機内持ち込み手荷物は少なめにしておくのが無難そうです。

仁川空港での到着と入国
20:15ごろ機内を降り、20:20には入国審査の列へ。
およそ10分で通過し、なんとスーツケースなどの荷物はすでにターンテーブルに流れている状態。
預け荷物の出てくる速さには驚きました。
外は雨で、ソフトケースが少し濡れていたため、
今後はスーツケースカバーを使う方が安心。
20:50発のAREX(空港鉄道)にもなんとか間に合いました。
空港ソウル間はバスを使う方も多いかと思います。私は到着する時間や滞在するホテルの場所によって使い分けています。

ちなみに、このAREXのシートの方が圧倒的に座り心地が良いです
帰り便(LJ209/仁川→成田)
保安検査・ラウンジ・搭乗まで
オンラインでチェックイン済みなので、セルフドロップへ
機会を操作して自分でスーツケースを預入します。
ANAのビジネスクラスでもこれで最初はえ?となりましたが、最近はこれが主流ですかね。

ほとんど時間がなかったので、ほんの少し立ち寄っただけ
プライオリティパス対応のラウンジも3箇所?ありますが、ジンエアーのゲートからは全て遠いです
と言うことでおビールを一杯でゲートへ向かうも、搭乗時間前にすでに長蛇の列でした

搭乗と機材
帰りはB777-200。
前方は3-4-3配列ですが、後方は2-4-2となっており、
今回はこの「2-4-2エリア」の最前列を指定。

足元は少し広く、隣席が少ないため非常に快適でした。
機内サービスは行きと同様にすべて有料。
充電設備や機内エンタメはありません。

到着の流れ
- 17:15 成田着陸
- 17:20 機外へ
- 17:30 入国審査完了
- 17:35 荷物受け取り完了
スーツケースが出てくるスピードはかなり早い印象。
ということで、サクッと入国し荷物のピックアップまでスムーズに終わりました。
ZIPAIRとのざっくり比較
項目 | ジンエアー | ZIPAIR |
---|---|---|
機材 | B737・B777 | B787 |
手荷物 | 15kgまで無料 | 有料制 |
シート | 硬めで簡素 | やや柔らかめ |
充電ポート | なし | あり |
搭乗順 | 並んだ順 | グループ順あり |
運航の安定感 | 大丈夫そう | 良好 |
ZIPAIRの方が設備は充実していますが、
価格と便数を重視するならジンエアーも十分選択肢に入ると感じました。
※ZIP AIRに関しては2024年の搭乗時の記憶で書いてます。
まとめ
初めてのジンエアー利用でしたが、
- オンラインチェックインはスムーズにできた
- 公式以外の予約(Trip.com)でも事前座席指定、またはオンラインチェックインも問題なくできた
- 荷物の出てくる早さ
これらは特に印象的でした。
一方で、座席の硬さや荷物入れの狭さ、搭乗順の自由さなど、LCCらしい点も多くあります。
✈️ 短距離移動でコスパ重視なら「アリ」。
快適性や静けさ重視ならZIPAIRの方が好みかもしれません。
この辺は好みですが、十分と言えば十分です。ただ自分がもしもう一度乗るならクッション持ってくと思います。腰とお尻がかなり辛い。
以上
ということで、今回はLCCでのソウル往復のレビューでした。
それではみなさま、素敵な旅を!
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