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海外旅行前に知っておきたい電子渡航認証まとめ【2026年3月版】 アメリカ・イギリス・カナダ・ヨーロッパ

海外旅行情報ろぐ

海外旅行を計画するとき、航空券やホテルの手配に気を取られて見落としがちなのが渡航前の手続きです。アメリカ・イギリス・カナダ・ヨーロッパへ日本国籍でビザなし渡航する場合、「電子渡航認証」を事前に取得しておく必要があります。

手続き自体はそれほど難しくありませんが、近年は公式サイトに似せた詐欺サイトや不正な代行業者が増えており、余計な費用を請求されるトラブルも報告されています。この記事では各制度の概要・申請方法・注意点をまとめます。


電子渡航認証とは

電子渡航認証とは、ビザなしで入国できる国・地域への渡航前に、オンラインで事前申請・承認を受ける仕組みです。ビザとは異なり、パスポートへのスタンプ押印などはなく、データとしてパスポートと紐づけられます。

承認を受けていない状態での渡航は、航空会社の搭乗時や入国審査で拒否される可能性があります。出発の数日前ではなく、旅行の計画が固まった時点で早めに申請しておくことをおすすめします。


アメリカ/ESTA

概要

ESTAはElectronic System for Travel Authorizationの略で、アメリカへのビザなし渡航(観光・商用・乗り継ぎなど)に必要な電子渡航認証です。90日以内の滞在が対象となります。

料金と有効期限

  • 申請料:約40ドル(為替により円換算額は変動します)
  • 有効期限:承認から2年間、または使用するパスポートの有効期限のいずれか早い方
  • 期間内であれば何度でも渡航可能

ESTAは2025年9月に21ドルから40ドルへと大幅に値上げされました。以前取得したことがある方は料金が変わっていることに注意してください。

申請方法

公式サイトはアメリカ国土安全保障省(DHS)が運営するこちらのみです。

公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/

申請はパスポート情報や旅行の目的、滞在先などを入力するだけで完了します。承認は多くの場合72時間以内に届きますが、公式には出発の72時間前までに申請を済ませるよう案内されています。余裕をもって申請しておきましょう。

外務省ページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/us_esta.html

詐欺サイト・代行業者に注意

「ESTA 申請」と検索すると、公式サイトよりも上位に代行業者や詐欺まがいのサイトが表示されることがあります。これらは数十ドルの手数料を上乗せして請求するだけでなく、入力した個人情報が悪用されるリスクもあります。必ず上記の公式URLから申請してください。URLのドメインが「cbp.dhs.gov」であることを確認するのが確実です。


イギリス/ETA

概要

イギリスのETA(Electronic Travel Authorisation)は、2025年1月から日本国籍者にも義務化された電子渡航認証です。2026年2月25日以降はさらに厳格化され、ETAを取得していない場合は航空会社による搭乗拒否の対象となっています。

なお、後述するカナダの「eTA」とは名称が似ていますが、まったく別の制度です。

料金と有効期限

  • 申請料:16ポンド(2026年3月時点)→ 2026年4月8日から20ポンドに値上げ予定
    • 20ポンド=約4,260円(1ポンド213円換算)
  • 有効期限:承認から2年間
  • 期間内であれば何度でも渡航可能、1回の滞在は最長6か月

GW中にイギリス渡航を予定している方は、4月8日以前に申請を済ませると16ポンドで取得できます。

申請方法

公式サイトまたはUK ETAアプリ(iOS・Android)から申請できます。

公式サイト: https://www.gov.uk/eta

審査は多くの場合数分で完了しますが、追加確認が必要な場合もあります。出発の3営業日前までには申請を済ませておくことが推奨されています。

日本大使館ページ
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ETA.html

詐欺サイト・代行業者に注意

イギリスETAも検索すると代行業者が多数表示されます。イギリス内務省も公式に注意喚起を行っており、代行業者を利用する必要はありません。公式サイトのURLが「gov.uk」であることを確認してください。


カナダ/eTA

概要

カナダのeTA(electronic Travel Authorization)は、カナダへの航空便での入国時に必要な電子渡航認証です。陸路・海路での入国には不要です。

料金と有効期限

  • 申請料:7カナダドル(約750円前後)
  • 有効期限:承認から5年間、またはパスポートの有効期限のいずれか早い方
  • 期間内は何度でも渡航可能

3制度のなかでもっとも安価で、有効期限も長い制度です。

申請方法

公式サイト: https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta.html

申請後、多くの場合は数分で承認メールが届きます。

外務省ページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/page24_000587.html

詐欺サイト・代行業者に注意

カナダeTAも代行業者が多数存在します。7カナダドルという安価な制度なので、手数料を上乗せした業者に依頼するメリットはまったくありません。


ヨーロッパ/ETIAS

概要

ETIAS(エティアス/European Travel Information and Authorisation System)は、EU・シェンゲン協定加盟国への渡航時に必要となる予定の電子渡航認証です。フランス・ドイツ・イタリア・スペインなどが対象に含まれます(イギリスは含まれません)。

現時点では申請不要

2026年3月時点では、ETIASはまだ運用を開始していません。当初は2020年の開始予定でしたが、その後も繰り返し延期が続いており、2026年第4四半期(10〜12月)の開始を目標に準備が進められています。ただし具体的な開始日は未定で、さらに延期される可能性もあります。

現時点ではヨーロッパへの渡航にETIASは不要です。2026年夏以降にヨーロッパ旅行を計画している方は、出発前に改めて最新情報を確認することをおすすめします。

開始後の料金・有効期限(予定)

  • 申請料:20ユーロ(当初予定の7ユーロから値上げが決定)
    • 18歳未満・70歳以上は無料の予定
  • 有効期限:3年間またはパスポートの有効期限のいずれか早い方
  • 180日以内に最長90日間の滞在が可能

料金は当初7ユーロで設定されていましたが、世界的な渡航基準への準拠や運用コストの上昇を理由に20ユーロへの引き上げが決定されました。ただしこの値上げはまだ正式に法制化されていない段階であるため、開始時点での料金は改めて公式サイトでご確認ください。

外務省ページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html

詐欺サイトにすでに注意が必要

ETIASはまだ存在しない制度ですが、「ETIAS申請代行」を謳う非公式・偽サイトがすでに多数確認されており、高額な手数料を請求されたり、正しく認証が受けられないリスクがあります。現時点でETIASを申請できる公式サイトは存在しません。申請を求めるサイトはすべて詐欺です。

ETIAS公式サイトのドメインは「europa.eu」です。運用開始後に申請する際は、このドメインであることを必ず確認してください。


旅行前に準備しておきたいこと

電子渡航認証の申請が済んだら、次は旅先での実用的な準備です。

海外での支払いはRevolutが便利

現地での両替や支払いに、Revolutがあると便利です。実勢に近い為替レートで使えるプリペイドカードで、海外渡航に慣れていない方でも手軽に使えます。

【海外旅行】両替・外貨決済のコストを減らすRevolutの使い方(注意点・プラン比較)

Revolut

現地SIMは日本で事前に準備するのがおすすめ

現地の空港でSIMを購入する方法もありますが、言語の壁や到着直後の手間を考えると、日本を出発する前にAmazonなどで購入しておく方が安心です。

当ブログでも紹介しているairaloは、渡航先に合わせたeSIMを申し込めるサービスですが、あくまで参考程度に。

esim Airaloを急遽現地で契約。使い方やメリットとデメリットを解説

次に海外用eSIMのサービスはいくつかありますが、トリファはアプリ上でプランを選んで購入するだけで、最短1分で接続できます。現地に着いてからでも使えますが、出発前に済ませておくと到着後すぐにネットが使えて安心です。

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海外のネット接続がアプリだけで完結!国内利用者数No.1【トリファ(trifa)】

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現地のアクティビティは事前予約が便利

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マイルを使えば航空券代が大幅に節約できる

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マイルを効率よく貯めるには、ポイントサイトを経由したクレジットカード発行やサービス登録が近道です。当ブログでおすすめしているモッピーは、貯めたポイントをJALマイルなどに交換できるポイントサイトです。

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最近の円安や、昨今のインフレで厳しくなるお財布事情もありますから、少しでもお得にポイ活やキャッシュバックなどは活用必須かと思います。
と言っても大半の方は「めんどくさい」と言ってやりませんが。
一撃どかーんではありませんが、チリも積もればというやつで、やらないと地味に損だと思います。


まとめ

ESTA(米)ETA(英)eTA(加)ETIAS(EU)
料金約40ドル16→20ポンド(4/8〜)7カナダドル20ユーロ(予定)
有効期限2年2年5年3年(予定)
現在申請可能×(未開始)

記載している料金・制度内容は2026年3月時点の情報をもとにしています。為替レートの変動により円換算額は異なります。渡航前には必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。

それではみなさま、素敵な旅を!

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