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エールフランス欧州内路線の予約レビュー|A220・座席指定・荷物代・ビジネスクラスの実態まとめ

エールフランス

今回はエールフランスのバルセロナ(BCN)〜パリ・シャルルドゴール(CDG)路線を予約した際の記録です。

バルセロナからパリまで約2時間。
エールフランスの予約画面では53,640円のビジネスクラスアップグレードが表示されていました。

でも私は選びませんでした。

サグラダファミリア

たった2時間ほどのフライトですが、調べ始めると意外と考えることが多かった。

A321なのかA220なのか。
ビジネスクラスにする価値はあるのか。
ゴールド会員だとどこまで無料になるのか。
同行者の荷物代はいくらかかるのか。
そして、いつ買うべきだったのか。

実際には、最初に検討していた時期より1万円以上高い価格で購入することになってしまいました。
今回の記事は搭乗記ではなく予約記録です。

エールフランス欧州内路線を予約する中で気になったこと、実際に確認した数字、そして最終的にどう判断したのかを整理しておきます。

これから同じように欧州内を移動する人の参考になれば幸いです。


結論

  • ビジネスクラス53,640円は見送り
  • A220便を選択
  • エコノミー16,673円で予約
  • ゴールド特典で本人の荷物無料

今回の予約内容まとめ

記事の前提として、今回の予約内容を先にまとめておきます。

項目内容
路線BCN→CDG
(バルセロナ→パリ シャルル・ド・ゴール)
搭乗時期2026年7月
航空会社エールフランス
予約タイミング搭乗約2ヶ月前
航空券代(1人)16,673円(うち運賃EUR 67.00)
機材Airbus A220
座席クラスエコノミー
予約クラスR
ステータスフライングブルー ゴールド
受託荷物(本人)無料(ゴールド特典)
受託荷物(同行者)約5,500円
ビジネスアップグレード53,640円(選択せず)
マイル・XP積算搭乗後追記予定

この内訳を踏まえて、各項目の判断理由を書いていきます。


53,640円のビジネスクラスとは何か、そして選ばなかった理由

欧州内ビジネスクラスの実態

欧州内ビジネスクラスは、長距離路線のビジネスクラスとは別物です。
シートが変わるわけではなく、エコノミーと同じ座席で隣席をブロックする運用。

  • 3列シート(A321等)の場合:中席を空けて2人で3席を使用
  • 2列シート(A220の2列側)の場合:1人で2席を独占

フルフラットシートも専用キャビンも存在しません。優先搭乗・食事サービスなどは付きますが、シートそのものはエコノミーと同一です。

2時間のフライトに5万円を使う必要があるか

今回の飛行時間は約2時間。
53,640円を払って得られるのは「隣席の空き」と「サービスの差」のみ。

5万円あれば、パリかバルセロナでの宿泊グレードを上げることもできるし、食事に充てることもできる。今の私なら、移動の2時間に5万円を使うよりも、現地での体験にお金を使いたいと考えました。

ただし、これはあくまで私の価値判断です。
「絶対に隣を空けたい」「欧州内でも快適に過ごしたい」という人にとっては十分価値がある選択肢でしょう。

ビジネスクラス自体を否定したいわけではありません。ただ、今回の「約2時間のフライトで53,640円」という条件では、私は別のことにお金を使いたいと考えました。

エールフランス エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレード料金

A220とA321、機材で座席配列がまるで違う

ビジネスクラスを選ばないと決める前に、実は機材チェックをしています。

A321は3-3配列、A220は2-3配列

エールフランスの欧州内路線で使われる主な機材はAirbus A321とAirbus A220。
エコノミーの座席配列がまるで異なります。

機材エコノミー配列中席の有無
Airbus A3213-3あり
Airbus A2202-32列側はなし

エールフランス Airbus A321座席表

下記のようにA321の3列側は、通路側・窓側の両外に乗客がいる「中席」が必ず存在します。
2人で3列側に並んで座っても、真ん中に見知らぬ乗客が入る可能性が大いにあります。

エールフランス Airbus A321 座席表

エールフランス Airbus A220座席表

下記のようにA220の2列側は、通路側と窓側の2席だけです。
2名で旅行なら断然こっちがいい。と言うのが私の価値観です。

A220を選んだ理由
  • 2人旅なら2列側を使える
  • 中席が存在しない
  • 窓側と通路側を夫婦で使いやすい
エールフランス Airbus A220 座席表

欧州内路線で機材を重視する理由

なぜここまで機材にこだわるかというと、実体験に基づいています。

欧州内の短距離路線では、指定席に別の乗客が座っていたり、荷物スペースを巡って揉めている場面を何度も見ました。

もちろん全員がそうではないし、路線や時期にもよるでしょう。
欧州内短距離路線は利用者数が多く、繁忙期は満席近くになることも少なくありません。長距離路線と比べて「予測不能なことが起こる確率」が体感として高いです。

ヨーロッパ内、短距離路線の搭乗時

だから私は欧州内路線に限っては、機材と座席位置をかなり重視します。
A220の2列側を確保できれば、それだけで移動のストレスがかなり変わるので。

A220を希望する場合は、予約時に機材を確認しておくのがおすすめです。
また、エールフランスは購入前でも座席表を確認できたため、私は実際に2列側の空席を見てから便を選びました。A220だから必ず快適というわけではなく、座席表まで確認しておくと安心です。


エールフランス航空券──16,673円の内訳

運賃・税・手数料の内訳

今回の1人あたりの料金内訳は以下の通りでした。

項目金額
航空運賃(EUR 67.00)※換算後は後述
空港税0円
キャリアサーチャージ0円
サステナブル航空燃料貢献料280円
その他諸税3,470円
合計16,673円

キャリアサーチャージが0円なのは、エールフランスの欧州内路線では燃油サーチャージが発生しないためかと思われます。この辺はそんなに詳しくありません。
とは言え、AFやKL系のフライトを欧州域内で選ぶ理由のひとつでもあります。

【2026年5月最新】燃油サーチャージがかからない航空会社まとめ|欧米往復11万円超の時代に知っておきたいこと


コラム:円建て表示でもレートは市場価格ではないです

今回の運賃はEUR 67.00。税金分を除いて逆算すると実質レートは約193円/EURでした。
購入前日の市場レートは約186円で、差は約3.8%。大きな金額ではないですが、円建て表示だからといって市場レートそのままで換算されているわけではない点は覚えておきたいところ。

海外決済、どこまで最適化するべきか。Revolut・IDARE・Wise・クレカの使い分けと、私の考え方


クレジットカード別の決済手数料

予約フローの最終画面に、支払い方法ごとの手数料が表示されました。

支払い方法手数料
Visa / Mastercard / Amex846円
JCB796円
Diners Club553円
PayPal0円

今回はマリオットボンヴォイアメックスで決済したため846円が加算された。ポイント還元やマイル積算を考えると必ずしもDinersやPayPalが最適とは言えないが、手数料の存在は事前に把握しておいた方がいい。

エールフランス 航空券購入時のクレジットカード手数料

ゴールド会員の座席指定と同行者の荷物代

座席指定料金と無料になる席の範囲

エールフランスのエコノミーは、事前座席指定が基本有料で、フライングブルーのステータスによって無料になる範囲が異なります。

今回の便(BCN-CDG)で確認した料金は以下の通りです。

座席タイプ料金ゴールド適用後
足元の広いシート(エグジットロウ等)4,280円4,280円(有料)
前方シート(前方ゾーン)3,900円3,900円(有料)
通常シート有料(金額不明)0円

ゴールド会員は通常シートを無料で指定できた。足元の広い席・前方席は有料のまま。
プラチナではこの無料範囲が広がります。

ステータスなしの場合は通常シートも有料で、具体的な金額は路線・便・空席状況によって変わると思われます。

ここが問題で、普通の人はステータスなんか持ってもいないし、気にもしていない人が大半です。
当然ながら座席指定をしていない人も多いため、搭乗後に席の交渉が起きたり、指定席トラブルを見かけることがありました。

私にはそれがストレスなので、上記のお話とつながります。

エールフランス エコノミークラス 座席指定料金

見落としがちな同行者の荷物代

ここは今回、事前に把握できていなかった部分です。
と言うのもプラチナの時はビジネスクラスしか取ってなかったので実際にはわからないのですが、プラチナで予約した際は基本的には同乗者も同様の扱いをしてもらえてました。

今回、私本人はゴールド会員のため、受託荷物が無料。しかしながら同行の妻はステータスを持っていないため、荷物を預ける場合は別途費用が発生してます。

対象荷物代条件
本人(ゴールド)無料ゴールド特典
同行者(ステータスなし)約5,500円23kgまで・158cm(3辺合計)以下

「自分がゴールドだから荷物は無料」という認識のままでいると、同行者分の5,500円が抜け落ちます。2人旅の場合、トータルコストに同行者の荷物代を最初から含めて計算するなり、エールフランスのエコノミーに乗る際は荷物をまとめるとか、何かしら考えておくと良いかもしれません。


2ヶ月先送りして航空券が1万円以上値上がりした話

なぜ買えなかった?

この便を最初に検討し始めたのは、搭乗予定の約4ヶ月前でした。
その時点では、最終的に払った金額より1万円以上安かったです。確か約2万円程度。

問題は、旅程前後の予定が固まっていなかったことですね。

エールフランスの変更・キャンセル可能なチケットは価格が高く設定されてます。
今回購入した航空券も変更・キャンセル不可のチケットで、制約があるぶん踏み切りにくかったんですよね。「予定が決まってから買おう」という判断を繰り返しているうちに、実際に購入したのは搭乗約2ヶ月前。その時点でもう1万円以上高くなっていました。

繁忙期の欧州内路線と価格の動き方

欧州内の短距離路線は「直前でも安い」というイメージがあります。が、LCCであればそれも成立することはあるかもしれませんが、7月の繁忙期であるエールフランスの場合、早期購入の方が安かったと思われます。2人分を同じ便で確保する場合、残席が少なくなるにつれ1席あたりの価格も上がりやすい。

キャンセル不可チケットを選ぶ前提であれば、「旅程の大枠が固まったタイミングで早めに手配する」方が結果として出費が減る。今後はこの教訓を活かして旅程を考えていきたいところです。


今回の予約で見落としやすかった費用まとめ

細かいですが、事前に把握していなかったか、把握が甘かった項目をまとめておきます。

見落としポイント金額
同行者(ステータスなし)の受託荷物代約5,500円
クレジットカード決済手数料846円(Amexの場合)
実質決済レートのズレ約+3.8%(市場186円→実質193円/EUR)
購入先送りによる値上がり1万円以上

どれも「致命的な見落とし」ではないですが、合計すると意外な金額になります。
次回の参考として残しておきました。


結局、私が今回重視したのは「旅を崩さないこと」

今回の予約で改めて感じたのは、欧州内路線は「航空券の安さ」より「機材・荷物・座席・購入タイミング」の方が最終的な満足度を左右するという点です。

53,640円のビジネスクラスも選べました。勿体無いけどマイルでビジネスも考えました。
そもそも、もっと安いLCC便もあります。もれなく追加手荷物料金が乗っかるので安いかも不明ですが。今回は受託荷物や乗継ぎ条件も考慮し、LCCは候補に入れませんでした。

そして私が選んだのは、A220の2列側で、2人で座りやすく、荷物条件を事前に確認した上で、旅程全体を崩しにくい便です。

私1人ならある程度許容できる部分もありますが、妻のこともありますので、可能な限り快適にスムーズに旅行したいのです。

パリ エッフェルタワー

旅は現地に着いてからが本番。移動で消耗してパリに着いても、その後の時間が勿体ない。
全部を最適化すると莫大な費用がかかります。それでも、自分たちが快適に旅を続けられる選択ができれば、それで十分だと思っています。

移動も旅の設計の一部なので。

【ビジネスクラス】特典航空券で毎年ヨーロッパへ夫婦2人で行く私のマイルの貯め方・使い方とリアル


8|FAQ

Q. エールフランスの欧州内路線でA220便を見つける方法は?

A. 予約画面の各便をクリックすると使用機材が表示されます。「Airbus A220」と記載されている便を選びました。外部のフライトトラッカーやSeatGuruでも機材確認ができたりするサイトもあります。A220は数が少ないため、日程に柔軟性があれば複数日程で確認すると良いかと思います。

Q. 欧州内ビジネスクラスはフルフラットになるか?

A. 残念ながらなりません。エコノミーと同じシートで隣席をブロックする運用が一般的で、長距離路線のビジネスクラスとは別物と理解しておく必要があります。

Q. フライングブルー ゴールド会員の座席指定は何が無料か?

A. 今回確認した範囲では、通常シートが無料。足元の広いシートと前方シートは有料でした。プラチナではこの無料範囲が広がりますが、今はもうプラチナではないので今回は未確認。

Q. 同行者がステータスを持っていない場合、荷物代はいくらかかるか?

A. 今回のケースでは約5,500円。条件は23kgまで・158cm(3辺合計)以下。荷物代は路線・タイミングで変わるため、予約フロー上で確認することを勧めします。

Q. 繁忙期の欧州内路線はいつ買えばいい?

A. 今回の経験だと、搭乗約4ヶ月前より2ヶ月前に買った時点で1万円以上値上がりしていた。7月などの繁忙期は早期に手配した方が安い可能性が高いです。変更不可チケットであっても、旅程の大枠が固まった段階で先に動く方がよいかもしれません。

Q. A220なら必ず2人並びで快適?

A. 必ずではありません。A220は2-3配列ですが、2列側の座席数は限られています。
ただし、エールフランスは購入前の段階でも座席表を確認できるため、私は実際に2列側の空席を確認してから便を選びました。A220だから安心ではなく、予約時に座席表まで確認するのがおすすめです。


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それではみなさま、素敵な旅を!


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