Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレスには一般カードとプレミアムカードがありますが、海外旅行保険は年会費や「最高1億円」という数字だけでは比較できません。
海外で実際に使う可能性が高いのは、病気やケガの治療費、救援者費用、家族の補償、航空便や受託手荷物の遅延費用です。さらに、両カードとも海外旅行傷害保険は利用付帯なので、旅行前に何をカードで支払ったかが重要になります。
私はMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを保有しています。この記事では、2026年9月7日にAmerican Express公式ページと2026年7月版の規定集を再確認し、一般カードとの違い、家族旅行の注意点、旅行前に確認したい決済条件を整理します。
この記事の結論
- 一般・プレミアムとも、海外旅行傷害保険は利用付帯。対象となる旅行代金のカード決済が必要
- 傷害・疾病治療費は、一般が各100万円、プレミアム基本・家族カード会員が各300万円
- プレミアムの「最高1億円」は基本カード会員の傷害死亡・後遺障害であり、治療費の上限ではない
- カードを持たない家族も条件を満たせば対象になるが、家族本人の旅行代金もカードで支払う必要がある
- 海外航空便遅延費用補償があるのはプレミアムの基本カード会員だけ
- 2026年7月1日以降に開始する旅行では、一般・プレミアムとも海外旅行傷害保険の携行品損害補償はない
- ただし、プレミアム基本カード会員の受託手荷物遅延・紛失費用補償は別制度として残っている
最初に押さえたいのは、「家族カードが1枚無料」と「カードを持たない家族も旅行保険の対象になり得る」は別の話だという点です。また、プレミアムの家族カード会員は旅行傷害保険の対象ですが、航空便遅延費用補償の対象ではありません。
Marriott Bonvoyアメックス一般・プレミアムの基本情報
| 項目 | 一般カード | プレミアム |
|---|---|---|
| 正式名称 | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード |
| 本会員年会費 | 34,100円(税込) | 82,500円(税込) |
| 家族カード | 1枚目無料 2枚目以降17,050円(税込) |
1枚目無料 2枚目以降41,250円(税込) |
| 国際ブランド | American Express | American Express |
| 発行会社 | American Express International, Inc. | American Express International, Inc. |
| 外貨取扱手数料 | 3.5% | 3.5% |
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯・最長90日 | 利用付帯・最長90日 |
| 海外航空便遅延費用補償 | なし | 基本カード会員のみあり |
正式名称と年会費は、American Expressの一般カード公式商品ページ、プレミアム公式商品ページで確認できます。外貨取扱手数料はAmerican Express公式の外貨建て利用案内で3.5%と案内されています。
通常の公式入会特典は、一般カードが入会後3か月以内に30万円以上の利用で5,000 Marriott Bonvoyポイント、プレミアムが同条件で10,000ポイントです。ただし、期間限定の公式キャンペーンや既存会員からの紹介プログラムは別の特典です。申込時は、公式申込、紹介、ASP案件を混同せず、その時点の条件を確認してください。
カードのホテル特典について
無料宿泊特典、Marriott Bonvoyエリート資格、年間利用条件などは、マリオットボンヴォイとは?ポイント・会員ランク・使い方【2026年】でまとめています。本記事では海外旅行保険の判断に必要な範囲だけを扱います。
海外旅行傷害保険の補償額を比較
海外旅行傷害保険の比較では、死亡・後遺障害の最高額より、海外で治療を受けたときの傷害・疾病治療費を先に確認した方が実用的です。
一般カードの補償額
| 補償項目 | 基本カード会員 | 家族カード会員 | カードを持たない家族 |
|---|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 | 最高3,000万円 | 最高1,000万円 |
| 傷害治療費用 | 最高100万円 | 最高100万円 | 最高100万円 |
| 疾病治療費用 | 最高100万円 | 最高100万円 | 最高100万円 |
| 賠償責任 | 最高3,000万円 | 最高3,000万円 | 最高3,000万円 |
| 携行品損害 | なし | なし | なし |
| 救援者費用 | 最高200万円 | 最高200万円 | 最高200万円 |
一般カードは、基本カード会員と家族カード会員で治療費の上限が変わりません。カードを持たない家族も、条件を満たせば傷害・疾病治療費各100万円、救援者費用200万円の対象になりますが、傷害死亡・後遺障害は最高1,000万円です。
プレミアムカードの補償額
| 補償項目 | 基本カード会員 | 家族カード会員 | カードを持たない家族 |
|---|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
| 傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 | 最高200万円 |
| 疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 | 最高200万円 |
| 賠償責任 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 |
| 携行品損害 | なし | なし | なし |
| 救援者費用 | 最高400万円 | 最高400万円 | 最高300万円 |
プレミアムの基本カード会員と家族カード会員は、傷害・疾病治療費が各300万円です。一方、カードを持たない家族は各200万円、救援者費用は300万円となります。
「最高1億円」に注意
1億円はプレミアム基本カード会員の傷害死亡・後遺障害の上限です。病気やケガの治療費は各300万円なので、同じ金額ではありません。
補償額は、一般カード規定集(MBBAREG-07/26)とプレミアム規定集(MBPRREG-07/26)で確認できます。

両カードとも利用付帯|何を、いつ決済すればよい?
一般・プレミアムとも、カードを持っているだけで海外旅行傷害保険が自動的に始まるわけではありません。旅行代金として認められる支払いを対象カードで決済する必要があります。
出国前に日本国内で決済する場合
旅行前に日本国内で、次のいずれかをカード決済します。
- 日本出入国に利用する、時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具のチケット
- 募集型企画旅行に該当するパッケージ・ツアー料金
対象となる公共交通乗用具は、航空機、電車、船舶などです。American Expressの公式ページでは、空港までの特急列車に加え、東京空港交通などの空港リムジンバスも具体例として案内されています。
日本で対象料金を決済した場合は、海外旅行目的で日本国内の住居を出発した時から補償対象となります。ただし、日本出国前日の午前0時から日本入国翌日の午後12時まで、かつ日本出国翌日から90日後の午後12時までが限度です。
利用付帯を成立させる決済例
| 決済例 | 扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 日本発着の国際航空券をカードで購入 | 対象 | 本人だけでなく、家族補償を受ける家族分の旅行代金も対象カードで決済する |
| 空港までの特急列車の1回券をカードで購入 | 公式ページに対象例あり | 出国に利用する区間として購入。電子マネーへのチャージではなくカードで直接決済する |
| 空港リムジンバスの乗車券をカードで購入 | 公式ページに対象例あり | 回数券は対象外。購入場所によってカードを使えない場合がある |
| 募集型企画旅行のパッケージ・ツアー代を決済 | 対象 | ホテル単体予約ではなく、公式規定上の募集型企画旅行に該当することを確認 |
| ホテル代だけをカードで決済 | 海外旅行保険の付帯条件としては対象と確認できない | 日本出入国の交通費または対象パッケージ・ツアーとは別 |
| タクシー代を決済 | 対象外 | 規定集で対象チケット料金に含まれないと明記 |
旅行代金の一部を払えば必ず成立する、と単純化するのは危険です。少額の税金・手数料だけでは対象にならない場合があります。利用する本人ごとに、対象となる交通機関のチケット代またはパッケージ・ツアー代を決済した記録を残しておく方が確実です。
対象外と明記されている支払い
- 電子マネーのチャージ代・デポジット代
- プリペイドカード購入費
- 電車・リムジンバス等の回数券
- 空港利用税
- 航空券の発券手数料
- 航空券の消費税
- 座席指定手数料
- ラウンジ利用料
- タクシー代
特典航空券の諸税・燃油サーチャージは要注意
マイル特典航空券では、航空券本体をマイルで発券し、燃油サーチャージや諸税だけをカードで支払うことがあります。
しかし、現行規定は空港利用税、発券手数料などを対象外としています。燃油サーチャージや航空保険特別料金を支払えば利用付帯が成立するかは、公開資料だけでは確定できません。特典航空券を利用する場合は、出発前にAmerican Expressへ確認するか、空港までの対象列車・リムジンバスの乗車券など、公式に対象例として示された旅行代金をカードで直接決済しておく方法を検討します。
【体験追記】
実際のJAL特典航空券で支払った燃油サーチャージ・諸税、夫婦2名分をどのカードで決済したか、旅行前に保険のため何を追加決済したかを追記する位置。
日本で決済せず、出国後に初めて決済した場合
日本国内で対象となる旅行代金を決済していなくても、出国後に海外で、旅行中に利用する時刻表運行の公共交通乗用具のチケットを初めてカード決済した場合、その購入時点から補償が始まります。
出国時まで遡って補償されるわけではありません。また、出国後に海外ツアー料金をカード決済しても、この条件の対象にはなりません。

基本カード会員・家族カード会員・カードなし家族の違い
家族旅行では、「誰がカードを持っているか」と「誰の旅行代金を決済したか」を分けて考える必要があります。
| 区分 | 旅行傷害保険 | 必要な決済 | プレミアムの航空便遅延 |
|---|---|---|---|
| 基本カード会員 | 対象 | 本人が利用する対象旅行代金を基本カードで決済 | 対象 |
| 家族カード会員 | 対象 | 本人が利用する対象旅行代金を対象カードで決済 | 対象外 |
| カードを持たない家族 | 家族補償の対象になり得る | その家族が利用する旅行代金も対象カードで決済 | 対象外 |
家族カード会員
家族カード会員は、自分名義の家族カードを持つカード会員です。一般カードでは基本カード会員と同額、プレミアムでは傷害・疾病治療費各300万円、救援者費用400万円の対象になります。
ただし、プレミアムの海外航空便遅延費用補償は基本カード会員のみです。家族カード会員には付きません。
カードを持たない家族
カードを持たない家族も、カード会員の配偶者、またはカード会員と生計を共にする子・両親などの親族であれば家族補償の対象になり得ます。親族の範囲は6親等以内の血族、3親等以内の姻族です。
同居しているかだけでなく、生計を共にしているかが判断材料になります。就職して独立している子や親などは、同居していても対象外となる場合があります。判断が難しい家族関係は旅行前に確認してください。
また、カードを持たない家族の旅行代金も対象カードで決済する必要があります。基本カード会員本人の航空券だけを払えば、同行家族全員が自動的に対象になるわけではありません。
家族カード無料との違い
「家族カード1枚無料」はカード発行の年会費に関する特典です。「カードを持たない家族の家族補償」は海外旅行保険の被保険者範囲です。家族カードを発行しなくても家族補償の対象になり得ますが、補償額とカード決済条件が異なります。

プレミアムの海外航空便遅延費用補償
2券種のうち、海外航空便遅延費用補償があるのはプレミアムです。ただし、対象者は旅行代金をカード決済した基本カード会員のみで、家族カード会員とカードを持たない家族は対象外です。
| 補償 | 一般カード | プレミアム基本会員 | プレミアム家族カード・家族 |
|---|---|---|---|
| 乗継遅延費用 | なし | 1回最高2万円 | なし |
| 出航遅延・欠航・運休・搭乗不能費用 | なし | 1回最高2万円 | なし |
| 受託手荷物遅延費用 | なし | 1回最高2万円 | なし |
| 受託手荷物紛失費用 | なし | 1回最高4万円 | なし |
| 国内航空便遅延 | なし | なし | なし |
両券種は個人カードであるため、American Expressの国内航空機遅延費用補償の対象外です。
乗継遅延費用
到着便の遅延により予定していた乗継便に搭乗できず、実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合が対象です。補償対象は、ホテル等の客室料と食事代で、1回につき最高2万円です。
出航遅延・欠航・運休・搭乗不能費用
搭乗予定便が出航予定時刻から4時間以上遅延した場合や、欠航・運休・搭乗不能となり、出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合が対象です。
こちらの対象費用は食事代で、1回につき最高2万円です。公式の補償表では、乗継遅延と異なり宿泊費や現地交通費は対象として示されていません。
受託手荷物遅延費用
目的地への航空便到着から6時間を経過しても、航空会社へ預けた手荷物が目的地に運搬されなかった場合が対象です。荷物が届くまでに目的地で購入・貸与した衣類や生活必需品について、1回につき最高2万円まで補償されます。
受託手荷物紛失費用
目的地への航空便到着から48時間を経過しても受託手荷物が目的地に運搬されなかった場合、紛失したものとみなされます。到着後96時間以内に目的地で購入した衣類・生活必需品が、1回につき最高4万円まで対象です。
96時間以内に手荷物が届いた場合は、届くまでに発生した対象費用に限られます。受託手荷物遅延と紛失の両方の条件を満たした場合は、規定上、対象費用について合計最高6万円となる場合があります。
詳しい適用条件は、American Express公式の海外旅行時の航空便遅延費用補償とプレミアム規定集(MBPRREG-07/26)を確認してください。

携行品損害と受託手荷物遅延・紛失は別の補償
2026年7月1日以降に旅行期間が始まる海外旅行では、一般・プレミアムとも旅行傷害保険の携行品損害補償が終了しました。
ここで混同しやすいのが、プレミアムの航空便遅延費用補償に含まれる受託手荷物遅延・紛失費用です。
| 項目 | 携行品損害 | 受託手荷物遅延・紛失費用 |
|---|---|---|
| 制度 | 海外旅行傷害保険 | 海外航空便遅延費用補償 |
| 対象となる事態 | 旅行中の持ち物の破損・盗難など | 航空会社へ預けた荷物が一定時間届かない |
| 何を補償するか | 携行品の損害 | 衣類・生活必需品を臨時購入した費用 |
| 一般カード | なし | なし |
| プレミアム基本カード会員 | なし | 遅延最高2万円・紛失最高4万円 |
| 家族カード・カードなし家族 | なし | なし |
たとえば、自分で持っていたカメラを落として壊した場合と、航空会社に預けたスーツケースが届かず下着や洗面具を買った場合では、制度も対象費用も異なります。
携行品損害終了の対象カードと適用日は、American Express公式の「海外旅行傷害保険」補償内容改定のお知らせで確認できます。

プレミアム実保有者が旅行前に確認したいこと
プレミアムを持っていても、保険は自動的に有効になるわけではありません。私自身も、海外旅行前は「どの費用をこのカードで決済するか」を、現地の支払いカードとは分けて考える必要があります。
- 本人分の対象旅行代金をプレミアムで決済したか
- 配偶者・同行家族分の対象旅行代金も決済したか
- 家族カード会員とカードを持たない家族を分けて確認したか
- 特典航空券の場合、対象外の税・手数料だけの支払いになっていないか
- 旅行代金の利用明細、航空券、旅程表を保存したか
- オーバーシーズ・アシストと保険ホットラインを確認したか
- 携行品損害や家族の航空便遅延など、不足する補償を別保険・別カードで補う必要がないか
海外利用時の外貨取扱手数料は3.5%です。そのため、保険を有効にするための対象旅行代金と、現地で日常的に使う決済手段は分けて考えることができます。
【体験追記】
旅行前に保存している規定集・利用明細、配偶者分を含めた決済方法、別カードや追加保険を組み合わせているかを追記する位置。
私が海外決済でカード、Revolut、Wiseなどをどう使い分けているかは、海外決済はどこまで最適化すべきか|Revolut・IDARE・Wise・クレジットカードの使い分けでまとめています。
マリオットアメックスの海外旅行保険だけで十分?
「このカードだけで十分」と一律には判断できません。少なくとも、次の5点を旅行ごとに確認する必要があります。
- 傷害・疾病治療費:一般は各100万円、プレミアム本人・家族カード会員は各300万円で足りるか
- 家族:カードなし家族の補償額と旅行代金の決済条件を満たしているか
- 航空便遅延:プレミアムでも基本カード会員だけでよいか
- 携行品:2026年7月以降は補償がない点を許容できるか
- 旅行期間:最長90日以内か
海外の医療費、旅行日数、渡航先、持病、家族構成によって必要な補償は変わります。カード付帯保険で足りない部分があれば、別カードの補償や任意の海外旅行保険と比較します。
主要カードの外貨手数料と海外旅行保険を横断して確認したい方は、クレジットカードの海外手数料を比較|旅行保険の利用付帯も確認も参考にしてください。
ANA SFC、JAL JGCカードについては、下記にてで整理しています。
ANA SFCゴールドの海外旅行保険をJCB・Visa・Mastercardで比較
JGCカードの海外旅行保険は十分?CLUB-A・ゴールドをブランド別比較
保険金請求に備えて残しておきたいもの
事故や遅延が発生した場合に備えて、次の資料は捨てずに保存しておきます。
- 対象旅行代金を支払ったカード利用明細・領収書
- 航空券、旅程表、搭乗券
- 航空会社が発行する遅延・欠航・搭乗不能の証明
- 手荷物事故報告書、未着・紛失証明
- 宿泊費、食事代、衣類・生活必需品の品目が分かる領収書
- 治療費の領収書、診断書など
実際に必要となる書類は事故内容によって異なります。旅行傷害保険・航空便遅延費用補償とも、まずAmerican Expressの窓口へ連絡し、必要書類を確認してください。
事故受付・問い合わせ
- 国内から:アメリカン・エキスプレス・保険ホットライン 0120-234586
- 受付時間:9:00~17:00、土日祝休
- 海外旅行中:一般カードはグローバル・ホットライン、プレミアムはオーバーシーズ・アシスト
国・地域別の電話番号は変更される可能性があるため、渡航前にAmerican Express公式の旅行傷害保険ページで確認してください。
よくある質問
マリオットアメックスの海外旅行保険は自動付帯ですか?
いいえ。一般カード、プレミアムとも利用付帯です。旅行前に日本国内で対象となる旅行代金をカード決済するか、日本で決済していない場合は出国後に海外で対象となる公共交通乗用具のチケットを決済する必要があります。
空港までの電車やリムジンバスの支払いでも対象ですか?
American Express公式ページでは、空港までの特急列車と空港リムジンバスが具体的な旅行代金の例として案内されています。回数券や電子マネーへのチャージは対象外です。カードで乗車券を直接購入し、明細を保存してください。
マイル特典航空券の税金を払えば利用付帯になりますか?
空港利用税、航空券発券手数料などは対象チケット料金に含まれないと明記されています。燃油サーチャージ等だけを支払った場合の扱いは公開資料で確定できないため、American Expressへ確認してください。
家族カードを持っていない配偶者も対象ですか?
配偶者や生計を共にする所定範囲の親族は、カードを持たない家族として対象になり得ます。ただし、その家族が利用する旅行代金も対象カードで決済する必要があります。補償額は家族カード会員と異なる場合があります。
プレミアムの家族カードにも航空便遅延補償はありますか?
ありません。Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムの海外航空便遅延費用補償は、旅行代金をカード決済した基本カード会員のみが対象です。
2026年7月以降、手荷物の補償はすべてなくなりましたか?
すべてではありません。一般・プレミアムとも海外旅行傷害保険の携行品損害補償は終了しましたが、プレミアム基本カード会員の受託手荷物遅延・紛失費用補償は別制度として残っています。
国内線の遅延・欠航も対象ですか?
対象外です。American Express公式の国内航空機遅延費用補償は全個人カードを対象外としており、Marriott Bonvoyアメックス一般・プレミアムも含まれません。
ほかのカードの海外旅行保険と合算できますか?
傷害死亡・後遺障害は単純合算ではなく、同種保険が付帯するカードのうち最も高い保険金額を限度に按分されます。治療費、賠償責任、救援者費用などの精算方法は契約内容によって異なるため、引受保険会社へ確認してください。
まとめ|最高額より、治療費・家族・決済条件を確認
Marriott Bonvoyアメックスの海外旅行保険は、一般とプレミアムで補償額だけでなく、航空便遅延の有無、家族カード会員とカードなし家族の扱いが異なります。
- 一般の傷害・疾病治療費は各100万円
- プレミアム基本・家族カード会員は各300万円、カードなし家族は各200万円
- 海外航空便遅延費用補償はプレミアム基本カード会員のみ
- 両券種とも利用付帯で、家族分も対象旅行代金の決済が必要
- 2026年7月以降、両券種とも携行品損害補償はない
- プレミアムの受託手荷物遅延・紛失費用補償は別制度として存続
私自身がプレミアムを使う際も、「1億円のカードだから大丈夫」と考えるのではなく、旅行前に対象となる費用を決済したか、配偶者分まで条件を満たしているか、不足する補償がないかを確認する形になります。
保険金の支払い可否は、事故状況と普通保険約款・特約条項に基づいて引受保険会社が判断します。旅行前には必ず最新の公式ページと規定集をご確認ください。
公式資料
- American Express|カード付帯の旅行傷害保険
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード規定集(MBBAREG-07/26)
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード規定集(MBPRREG-07/26)
- American Express|海外旅行時の航空便遅延費用補償
- American Express|「海外旅行傷害保険」補償内容改定のお知らせ
最終確認日:2026年9月7日
更新履歴
- 2026年9月7日:図解を被保険者区分・利用付帯・待機時間の起算点まで再照合して全面改訂。受託手荷物遅延・紛失の本文表現を「6時間/48時間を経過しても届かない場合」へ修正
- 2026年9月6日:初稿作成。一般・プレミアムの2026年7月版規定集、携行品損害改定、海外航空便遅延費用補償を反映



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