最終更新:2026年9月8日
JALやANAの個室型ファーストクラス、ビジネスクラスを見て「一度は乗ってみたい」と思っても、実際に航空券を探し始めると、どの路線・どの便を選べばそのシートに乗れるのかが意外と分かりにくいです。
2026年9月現在、JALでは新しい国際線フラッグシップ機A350-1000が5路線で運航中。一方、ANAで現在実際に運航しているドア付き個室型ビジネスクラスは、B777-300ERの「THE Room」です。
ANAが今後導入する「THE Room FX」は、2026年11月以降に新仕様B787-9を受領予定ですが、2026年9月8日時点では具体的な投入路線・便名・初便はまだ発表されていません。
そこでこの記事では、「今、実際にどの路線を選べば個室型シートに乗れるのか」を中心に、JAL A350-1000とANA THE Roomの最新状況をまとめます。
この記事の結論
- JAL A350-1000は羽田-ロサンゼルス、パリ、ニューヨーク、ダラス、ロンドンの5路線で運航中
- パリJL045/JL046は2026年9月1日からA350-1000で毎日運航
- ロンドンJL041/JL042は2026年10月1日~2027年3月27日に追加
- ANAで現在運航している個室型ビジネスクラスはB777-300ERの「THE Room」
- THE Roomはロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴなどで確認できるが、一部路線は便・日付によって機材が異なる
- 「B777-300ER」だけではTHE Roomか判別できず、「新212席」仕様かシートマップまで確認する必要がある
- THE Room FXは2026年11月以降に新仕様B787-9を受領予定だが、投入路線・初便は未発表
| 航空会社 | 現在狙える個室型シート | 対象機材 | 現状 |
|---|---|---|---|
| JAL | 新ファースト / 新ビジネス | A350-1000 | 5路線で運航中 |
| ANA | THE Room | B777-300ER 新212席 | 長距離国際線の一部で運航中 |
| ANA | THE Room FX | B787-9 206席 | 導入予定・路線未発表 |
JAL A350-1000はどの路線で乗れる?
JALのA350-1000は、777-300ERの後継となる国際線の新しいフラッグシップ機です。
2026年9月8日時点では、羽田-ロサンゼルス、パリ、ニューヨーク、ダラス・フォートワース、ロンドンの5路線で運航されています。
最新情報はJAL公式「AIRBUS A350-1000」で確認できます。
JAL A350-1000の就航路線・便名一覧
| 路線 | 便名 | 2026年9月時点 |
|---|---|---|
| 羽田-ロサンゼルス | JL016 / JL015 | 毎日 |
| 羽田-パリ | JL045 / JL046 | 毎日 |
| 羽田-ニューヨーク | JL004 / JL003 JL006 / JL005 | 2往復とも毎日 |
| 羽田-ダラス・フォートワース | JL012 / JL011 | 毎日 |
| 羽田-ロンドン | JL043 / JL044 | 毎日 |
| 羽田-ロンドン | JL041 / JL042 | 2026年10月1日~2027年3月27日は毎日 |

ニューヨーク線はA350-1000が1日2往復。さらに2026年10月1日から2027年3月27日まではロンドン線のJL041/JL042も加わり、期間限定でロンドンも1日2往復となります。
使用機材や運航便数は機材運用・当日の運航状況によって変更される場合があります。新型シート自体が目的なら、予約時と出発前の両方で使用機材を確認してください。
パリ線は2026年9月1日から毎日A350-1000
羽田-パリ線JL045/JL046は、2026年9月1日からA350-1000で毎日運航となりました。
私は2026年夏、往路JL045では777-300ERの旧型ファーストクラス、復路JL046ではA350-1000の新型ファーストクラスを夫婦2名で利用しています。
旧型についてはJAL JL045旧型ファーストクラス搭乗記、新型についてはJAL A350-1000新型ファーストクラス搭乗記|JL046パリ発羽田にまとめています。
A350-1000かどうかは「351」で確認
JALの予約画面ではA350-1000は機種コード「351」で確認できます。
A350-1000は239席仕様で、ファースト6席、ビジネス54席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー155席です。
JAL公式A350-1000機内座席配置も確認しておくと分かりやすいです。
ANAで現在乗れる個室型ビジネスクラスは「THE Room」
ANAについては、ここを整理しておく必要があります。
2026年9月8日時点で実際に運航しているANAのドア付き個室型ビジネスクラスは、B777-300ER 新212席仕様に搭載される「THE Room」です。
THE Roomは全64席。前向き・後ろ向きの座席を組み合わせ、全席通路アクセス、ドア付き個室、フルフラットシートを採用しています。
詳しい仕様はANA公式「THE Room」B777-300ER新212席で確認できます。
ANA THE Roomはどの路線で乗れる?
JAL A350-1000と違い、ANA THE Roomは「路線名だけで判断しない」ことが重要です。
ANA公式サイトでは、現在THE Roomの案内からロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコへの空席照会が案内されています。
またANAの北米路線案内では、ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴ線の一部便でTHE Roomを運航すると明記されています。
| 路線 | 現在確認できる状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 羽田-ロンドン | ANAの現行旅行商品でTHE Room利用を明記 | 使用機材変更の可能性あり |
| 羽田-ニューヨーク | THE Room利用商品・公式案内あり | 複数便があるため予約便ごとに確認 |
| サンフランシスコ | 一部便でTHE Room | 機材・日付を確認 |
| シカゴ | 一部便でTHE Room | 機材・日付を確認 |

ロンドン線はANAの現在販売されているツアーでも「羽田~ロンドン国際線区間はTHE Roomを往復で利用」と案内されています。
ただし、どの路線でも機材変更の可能性はあります。「この都市なら必ずTHE Room」と考えるのではなく、実際に予約する日付・便のシートマップまで確認するのが安全です。
重要|B777-300ERだからTHE Roomとは限らない
ここは特に間違えやすいポイントです。
ANAのB777-300ERには、現在公式シートマップ上で少なくとも2種類の212席仕様があります。
| 仕様 | ビジネスクラス | 座席数 | THE Room |
|---|---|---|---|
| 新212席 | THE Room | 64席 | 〇 |
| 212席 | ANA BUSINESS STAGGERED | 68席 | × |
つまり、予約画面で「B777-300ER」「77W」だけを確認してもTHE Roomとは断定できません。
最終的には「新212席」と表示されているか、座席指定画面でTHE Roomのシートマップになっているかを確認するのがおすすめです。
THE Room FXはまだ就航していない|2026年11月以降に機材受領予定
THE Room FXは2026年9月8日時点では就航していません。
ANAは、B787-9向けの次世代ビジネスクラスとして「THE Room FX」を発表しています。
当初の2026年度事業計画では新仕様B787-9を2026年8月から受領するとしていましたが、2026年8月18日に発表された最新計画では、2026年11月以降に受領へ変更されました。
そしてANAは、具体的な投入路線と時期は決定次第あらためて公表するとしています。
したがって現時点では、「THE Room FXは〇〇線で乗れる」と書くことはできません。
最新発表はANAの2026年度下期航空輸送事業計画をご確認ください。
THE Room FXはB787-9の206席仕様
新仕様B787-9は206席で、ビジネスクラス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー137席です。
シートそのものはANA公式THE Room FXページですでに公開されています。
ただし、シートページが公開されていることと、実際に定期便へ就航していることは別です。
私が利用したANA B787-9はTHE RoomではなくBUSINESS STAGGERED
私は2026年1月、パリ発羽田行きNH216のB787-9ビジネスクラスを利用しました。
このときの座席はANA BUSINESS STAGGEREDで、全席通路アクセスではあるもののTHE Roomのようなドア付き個室ではありません。

実際の搭乗体験はANA NH216搭乗記|パリ発羽田行きB787-9ビジネスクラスで紹介しています。
THE Room FXが今後B787-9へ導入されると、同じ787-9でも客室仕様によって体験が大きく変わることになります。
JALとANA、今すぐ個室型シートを狙うならどう確認する?
| JAL | ANA | |
|---|---|---|
| 対象 | A350-1000 | THE Room |
| 機材 | A350-1000(351) | B777-300ER 新212席 |
| 確認方法 | 便名+351 | 新212席+シートマップ |
| 路線の分かりやすさ | 比較的分かりやすい | 便・日付ごとの確認が重要 |
JALはA350-1000の投入便が公式一覧化されているため比較的確認しやすいです。
一方ANAは、THE Roomを狙うなら都市名→便→機材→新212席→シートマップまで確認するのが確実です。
JAL・ANAのパリ線を比較したい場合
べぼろぐではJAL・ANAともにパリ線を実際に利用しています。
日本からパリへの直行便については、日本からパリへの直行便は羽田・関空だけ|3社時刻表でまとめています。
また、JAL A350-1000新型ファーストクラスはBritish AirwaysのAviosを使って発券しました。
必要Aviosや諸費用については、JAL新型ファーストクラスをBA Aviosで発券した記録をご覧ください。
よくある質問
JAL A350-1000はどの路線で乗れますか?
2026年9月8日時点では、羽田-ロサンゼルス、パリ、ニューヨーク、ダラス・フォートワース、ロンドンの5路線です。
ANA THE Roomはどの路線で乗れますか?
ANA公式情報ではロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴなどで確認できます。ただし一部路線は便・日付によって使用機材が異なるため、予約時に新212席仕様か確認してください。
B777-300ERなら必ずTHE Roomですか?
いいえ。ANAには「新212席」と「212席」のB777-300ERがあり、THE Roomを搭載するのは新212席仕様です。
THE Room FXはもう乗れますか?
2026年9月8日時点ではまだ就航していません。ANAは2026年11月以降に新仕様B787-9を受領予定ですが、投入路線と初便は未発表です。
THE RoomとTHE Room FXは同じですか?
別のシートです。THE RoomはB777-300ER新212席仕様、THE Room FXは今後導入するB787-9の206席仕様に搭載されます。
予約後に機材変更されることはありますか?
あります。新型シートやTHE Roomそのものが目的なら、予約時だけでなく出発前にも機材とシートマップを再確認するのがおすすめです。
まとめ|JALはA350-1000、ANAは現在THE Roomを確認
- JAL A350-1000は羽田発着5路線で運航中
- パリは2026年9月1日からA350-1000で毎日運航
- ANAで現在運航中の個室型ビジネスクラスはTHE Room
- THE RoomはB777-300ER「新212席」仕様に搭載
- ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴなどで確認できるが、一部便は機材確認が必要
- B777-300ERでも通常212席仕様はTHE Roomではない
- THE Room FXは2026年11月以降に新仕様B787-9を受領予定
- THE Room FXの投入路線・便名・初便はまだ未発表
現時点で個室型シートを狙って予約するなら、JALはA350-1000の対象便、ANAはB777-300ERの「新212席」仕様を確認するのがポイントです。
ANAがTHE Room FXの投入路線と初便を正式発表した際は、本記事へ最新情報を追記します。



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