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気づけば2018年からの約8年間、ビジネスクラス(一部ファーストクラス)での海外旅行は12回。 そのうち11回をマイルで実現してきました(うち1回は搭乗予定を含む)
この記事ではヨーロッパ路線10往復を中心に、ハワイ1回を加えた計11回分の実績データをまとめています

ネットには「マイルで無料旅行!」「実質タダで海外へ!」なんてキラキラした言葉が溢れてますが、現実はそんなに甘くないというのが正直な感想です。
もちろん私よりも詳しい方、上手に使われる方もいらっしゃると思いますので、あくまで私の個人的な意見と体験記になります。
確かに、航空会社や出発地を工夫したり条件を上手く揃えれば、費用を大幅に抑えられる使い方もあるとは思います。
ただ私自身の目的は「いかにお得に!」ではなく、マイルを使いながら海外へ行くこと
なので出費はある程度覚悟の上です。
それでも有償よりは合理的な選択肢としてマイルを使い続けています。
そしてこの記事で特に触れておきたいのが、2名分の空席確保の難しさです。
下記の表はわかりやすさの為、すべて1名分換算にしていますが、実際にはお妻様と2人分の座席を毎回確保しています。
ヨーロッパやハワイといった長距離・人気路線は需要が高く、特典航空券の空席は1席でも取るのが難しい便も多い中、同じ便・同じクラスで2席を揃えるのは1名の何倍もハードルが上がります。
「マイルがあれば簡単に乗れる」というわけでは全くなく、予約開始日に張り付いたり、航空会社をまたいで組み合わせたり、かなりの段取りが必要なケースも多い印象です。
それでもなぜ、マイルを貯め続けて使い続けるのか
今回は実際に使った「マイル数」と「諸費用」の全データを1名分換算でまとめてみます。
これからマイルを出口(搭乗)に繋げたい方の、リアルな参考になれば幸いでございます。
マイル使用実績一覧(1名分換算)

すべて大人1名分の数字で統一しています。
実際はお妻様と2名分を使用しており、マイル使用の総合計は246万マイル、諸費用も2名分で約143万円となります
※使用マイルの合計にはヨーロッパ10回に加えてハワイ1回分を含みます
※2019年イタリアは有償購入のため合計には含んでいません(マイルとの比較参考として掲載) ※2020〜2021年はコロナ禍により中止・キャンセル
※2022年フランス2の往路はフランス1のチケットの残りを使用(海外発券)
※2026年②は発券済み・搭乗予定のため合計に含んでいます
| 搭乗年 | 行き先 | クラス | 発券元 / 航空会社 | 使用マイル | 諸費用(燃油等) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | ハワイ | ビジネス | ANA / ANA | 65,000 | 26,370円 |
| 2019 | ヘルシンキ | ビジネス | ANA / ANA | 95,000 | 20,010円 |
| 2019 | イタリア | ビジネス | (有償購入) | 参考 | (約380,000円) |
| 2022 | フランス1 | ビジネス | JAL・ANA混合 | 150,000 | 90,950円 |
| 2022 | フランス2 ドイツ ※1 | ビジネス | JAL / JAL | 55,000 | 56,220円 |
| 2023 | アイスランド | ビジネス | フィン / フィン | 160,000 | 9,760円 |
| 2024 | フランス スイス、スペイン | ビジネス | ANA / スイス | 95,000 | 76,370円 |
| 2024 | フランス | ビジネス | JAL・ライフ混合 | 130,000 | 60,751円 |
| 2025 | フランス | ファースト | JAL・FB混合 | 150,000 | 86,600円 |
| 2025 | フランス2 | ビジネス | JAL / AF | 110,000 | 82,480円 |
| 2026 | フランス1 | ビジネス | ANA / ANA | 110,000 | 110,000円 |
| 2026 | フランス2※2 | ビジネス | JAL / AF | 110,000 | 94,300円 |
| 合計(1名分) | 1,230,000 | 713,811円 |
※1:2022年フランス1の残りのチケットを使用(海外発券)
※2:2026年②は発券済み・搭乗予定
2018年〜2023年の詳細な旅行ログはこちら 🔗 海外旅行ログまとめ 2018-2023|訪れた国と体験の記録 ※2026年までの最新版は順次更新予定です
マイルを使い続けるスタンス

こうして振り返ると、必要マイル数も諸費用も右肩上がりなのが正直なところ
でも、もしこれらの旅をすべて有償のビジネスクラスで予約していたらどうでしょうか?
昨今の航空券高騰を考えると、仮にすべて有償で予約していた場合、2名分だけで軽く1,000万円は超えていたはず。
それが2名合計で約143万円の持ち出しで済んでいる この「差」にこそ、マイルの価値があると思っています
私が意識しているのはこの3つです
- 「改悪」は起きて当然 — 嘆くよりも、その時のベストな出口を探す
- マイルは使ってこそ価値がある — 資産として貯め込まず、最高の「体験」に変換する
- 出口戦略がすべて — 航空会社を限定せず、提携便や海外発券を柔軟に組み合わせる
富裕層でも高給取りでもありませんが、マイルという仕組みをある程度理解して工夫することで、お妻様と一緒にビジネスクラスで移動して、現地で最高の思い出を作ることができています
マイルがすぐにたくさん貯まるわけでもなく、出口戦略も決して簡単ではない。
それでも、仕組みを少しずつ覚えていくことで旅の選択肢が広がる可能性はあると思っています 「こんな使い方もあるのか」くらいの温度感で参考にしていただければ
よくある質問(Q&A)

Q. そもそもどうやって200万マイル以上も貯めたのですか?
フライトだけでこれだけのマイルを貯めるのは正直不可能です。
クレジットカードの決済と、ポイントサイト等でのポイ活を組み合わせて、日常のあらゆる支払いをマイルに集約しています。
また私の場合はバイマイルも活用しています。
Q. 2名分の特典航空券はどうやって取っているのですか?
これが一番難しいところです。
1席でも取れれば御の字な路線で、同じ便・同じクラスの2席を揃えるのは1名の何倍もハードルが上がります。
ANAやJALの自社便に固執せず、提携航空会社・海外発券・複数のプログラムを組み合わせることで何とか確保している感じです。
それでも取れないこともありますし、正直なところ毎回それなりに苦戦してます。
Q. 燃油サーチャージが高いなら、結局お得じゃないのでは?
確かに安くはないです。
ただ、ビジネスクラスの有償価格(片道40万〜60万円以上)と比較すれば圧倒的に合理的なことが多いとは思います。
ここ最近では各社の必要マイル数が増えたり円安によってお得度も薄れてるのは確かです。
また有償と燃油代のかからない航空会社や、空港税系が安い空港からの発着ををうまく混ぜることで諸費用を抑える工夫も必要かと思います。
Q. 特典航空券の予約はどうやって取っていますか?
1年前の予約開始日に動くのは基本として、JALやANAの自社便にこだわらないことが重要です。
また当然ながら日程の調整も必須になります。
繁忙期や人気の時期に希望の日程で取れるとは思っていません。
こちら側が空席に合わせて行っています。
また、ANAやJALだけに絞らずエールフランスやスイス航空なども混ぜていますし、視野を広げるだけで予約の可能性は格段に上がるかと思います。
まとめ


2名合計246万マイル
単なる数字の羅列ではなく、お妻様と過ごした空の上の時間と、異国の地での体験そのものです。
「無料で旅行」という幻想は捨てて、2名分の諸費用も含めた「出口までのトータルコスト」を冷静に見極めることも、現代のマイル活用において、いちばん大事な視点だと思っています。
また私の場合は最新機材に乗りたい!とか日程やルート固定ではなく、ヨーロッパまでビジネスクラスでたどりつければ良い。という柔軟さと、その時のたまたまラッキーで取れてる要素も大きいとは思います。
これからも制度の変化を楽しみながら、また新しい旅の計画を立てていきたいと思います
それではみなさま、素敵な旅を!


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