※2026年7月更新。この記事は2024年8月に行った免税手続きと、その後の問い合わせ・返金完了までの実体験をまとめたものです。現在の制度変更についても追記しています。
グローバルブルーで免税手続きをしたのに、いつまで待っても返金されない。
今回、パリ・シャルルドゴール空港で税関の確認を受け、必要な書類もポストへ投函しましたが、一部の免税還付だけが進まないトラブルが発生しました。
結論から言うと、こちらからGlobal Blueへ問い合わせを行い、必要書類を提出した結果、出国から約3か月後に返金されました。
今回の結論
- 2024年8月下旬にシャルルドゴール空港で免税手続き
- 一部の書類だけ返金されない状態が継続
- 9月29日にGlobal Blueへ問い合わせ
- パスポートや航空券などを追加提出
- 11月23日にクレジットカードへの返金を確認
手続き済みでも返金されない場合は、待ち続けるだけでなく、書類を揃えて問い合わせることが重要でした。
シャルルドゴール空港でのPABLOの場所や、通常の免税手続きの順番を確認したい方は、先に以下の記事をご覧ください。
グローバルブルーから返金されない時に確認すること
返金されない場合、すぐに手続きが失敗したと判断する必要はありません。
Global Blueの公式案内では、税関スタンプを取得した書類を郵送した場合、書類がGlobal Blueへ到着するまでに3〜5週間、受領後の返金処理に最大3週間かかる場合があります。
返金完了の通知を受け取った後も、クレジットカードの明細へ反映されるまで2〜5日程度かかることがあります。
まず確認する順番
- Global BlueアプリまたはRefund Trackerで現在のステータスを確認する
- 税関で電子認証またはスタンプを取得できているか確認する
- 紙の書類が必要な場合、指定されたポストや返送先へ投函したか確認する
- 書類、レシート、航空券、投函日などの記録を揃える
- 処理目安を過ぎても進まなければGlobal Blueへ問い合わせる
返金状況は、Global Blue公式のRefund Trackerから、免税書類に記載されたDoc IDを使って確認できます。
今回発生した免税トラブルの概要
| 出国場所 | パリ・シャルルドゴール空港 |
|---|---|
| 手続き時期 | 2024年8月下旬 |
| 免税事業者 | Global Blue |
| 問題 | 一部の免税書類だけ返金処理が進まない |
| 最終結果 | 問い合わせ後、2024年11月23日に返金確認 |

空港で行った免税手続き
今回の旅行では、複数の免税書類をシャルルドゴール空港で処理しました。
PABLOで正常に認証された書類
PABLO端末で正常に認証された分は、その後、問題なく返金されました。
フランスのPABLOで「OK・認証済み」と表示された場合、その画面表示が税関の認証に相当します。電子認証の情報は免税事業者へ送信されるため、通常は書類を販売店へ送り返す必要はありません。
有人カウンターで税関スタンプを取得した書類
一方で、PABLO端末で処理できず、有人の税関カウンターへ案内された書類がありました。
この書類については、税関職員からスタンプを取得し、必要事項を記入したうえで、空港に設置された専用ポストへ投函しました。
私としては必要な手続きを終えた認識でしたが、この書類だけGlobal Blue側の処理が進まず、アプリ上でも未完了の状態が続きました。
重要:これは2024年当時の体験です。現在はPABLO端末に表示されたエラー内容によって対応が異なります。現在の注意点は後半で詳しく説明します。
返金されるまでの時系列
| 日付 | 状況 |
|---|---|
| 2024年8月下旬 | シャルルドゴール空港で免税手続き。税関スタンプ取得後、書類を専用ポストへ投函 |
| 9月下旬 | 約1か月経過しても返金状況に変化なし |
| 9月29日 | Global Blueへ問い合わせ |
| 10月7日 | 最初の返信を受信 |
| 10月16日 | 追加書類の提出を求められる |
| 10月18日 | 担当部署へ引き継いだとの連絡 |
| 11月20日 | 返金処理を進めているとの返信 |
| 11月23日 | 返金完了メールとクレジットカード明細への反映を確認 |
出国から返金確認まで、約3か月かかりました。
処理期間には個人差がありますが、今回のケースでは、こちらから問い合わせなければ、さらに時間がかかっていた可能性もあります。
Global Blueへの問い合わせ方法
私はGlobal Blueアプリから問い合わせ画面へ進み、返金状況を確認したい旨を送信しました。
現在はGlobal Blue公式のモバイルカスタマーケアからも、返金状況の確認や問い合わせを行えます。

問い合わせる前に、少なくとも以下の情報を用意しておくと進めやすくなります。
- Tax Free FormのDoc ID
- 購入日と購入店舗
- 購入金額
- EUから出国した空港と出国日
- 希望した返金方法
- 免税書類やレシートの写真
- 搭乗券またはeチケット
- 税関スタンプや認証を確認できる写真
免税書類の原本を投函する前に、表面と裏面、バーコード、税関スタンプを写真で残しておくことを強くおすすめします。
今回、追加提出を求められたもの
私の場合は、Global Blueから以下の書類を求められました。
- パスポートの顔写真ページ
- ヨーロッパを出国した際のスタンプがあるページ
- 航空券
これは今回のケースで求められた書類です。必要書類は状況によって異なるため、実際にはGlobal Blueから届いた案内を優先してください。
出国スタンプがない場合でも、搭乗券やeチケットなど、出国日と経路を確認できる資料は保存しておいた方が安心です。
担当部署へ引き継がれた後も記録を残す
必要書類を送信した後、Global Blueからは「担当部署へ情報を引き継ぎ、確認する」という内容の返信が届きました。

ここで安心して放置するのではなく、ケース番号、返信日、提出書類を記録しておきます。
一定期間返信がなければ、同じケース番号を記載して進捗を確認した方が、別の問い合わせとして扱われにくくなります。
問い合わせに使える英語文例
Subject: Tax Free refund not received – Doc ID XXXXX
Hello,
I completed the Customs validation and returned my stamped Tax Free Form on 2026/08/06 at [airport]. However, the refund status has not been updated and I have not received the refund.
Please check the current status of my Tax Free Form.
Doc ID: [number]
Purchase date: 2026/08/06
EU departure date: 2026/08/06
Departure airport: [airport]
Refund method: [credit card / bank account]
I have attached copies of the Tax Free Form, passport, boarding pass and Customs validation.
Thank you.
パスポートなどの個人情報は、必ずGlobal Blueの公式問い合わせ先であることを確認してから送信してください。
アプリのステータス別に確認すること
| 表示 | 意味と対応 |
|---|---|
| Needs Customs Stamp | 税関認証が確認できていない状態。書類を郵送済みの場合、到着まで3〜5週間かかることがあります。 |
| Tax Free Form received | 書類は受領済みで処理中。Global Blue公式では、返金処理に最大3週間の目安が案内されています。 |
| Refund Pending | 返金可能な状態または返金処理中。登録した決済情報に誤りがないか確認します。 |
| Payment rejected | 指定したカードや口座への送金に失敗している状態。返金先の確認や変更が必要です。 |
| Completed | Global Blue側の手続きは完了。カード明細への反映まで数日待ちます。 |
返金先としてRevolutやWiseを利用した際の結果については、以下の記事で詳しくまとめています。
Global Blueの免税還付はRevolutに3日で着金。IDAREは不可、Wiseへ返金された実例
現在はPABLOのエラー内容によって対応が異なる
今回の2024年の体験では、PABLO端末で処理できなかった書類を有人の税関カウンターへ持参し、税関スタンプを取得しました。
しかし、2025年6月2日以降、フランス発行の免税書類をPABLO端末で読み取った際、次の趣旨のメッセージが表示された場合は注意が必要です。
免税事業者によって正しく発行されていないため、この書類はフランス税関では認証できません。免税事業者へ問い合わせてください。
このケースでは、有人税関カウンターへ移動しても、フランス税関による認証はできないと案内されています。
すべてのPABLOエラーが同じ扱いになるわけではありません。端末に表示されたメッセージを確認し、画面の指示に従ってください。
税関とGlobal Blueの役割は別です
フランス税関が行うのは、商品がEU域外へ持ち出されたことの確認です。実際の返金処理を行うのは、販売店またはGlobal Blueなどの免税事業者です。税関認証済みなのに返金されない場合は、税関ではなく免税事業者へ問い合わせます。
フランス税関による現在の案内は、フランス税関公式のPABLO案内でも確認できます。
今後同じトラブルを防ぐために残しておくもの
今回の経験以降、免税手続きでは以下を必ず保存するようにしています。
- 免税書類の表面と裏面
- Doc IDとバーコード
- 購入レシート
- 税関スタンプまたはPABLO認証画面
- 封筒へ書類を入れる前の写真
- 投函したポストと投函日の記録
- 搭乗券、eチケット、旅程表
- 返金先として指定したカード番号の下4桁
- Global Blueとの問い合わせ履歴
書類の原本を投函してしまうと、手元には何も残りません。
正しい手続きを行ったことを後から説明するためにも、写真とスクリーンショットは多めに保存しておく方が安全です。
よくある質問
Global Blueの返金にはどれくらいかかりますか?
Global Blueの公式案内では、郵送した免税書類の到着に3〜5週間、受領後の返金処理に最大3週間、カード明細への反映に2〜5日が目安です。
ただし、今回の実体験では出国から返金まで約3か月かかりました。処理目安を過ぎても状況が変わらない場合は、Doc IDを用意して問い合わせた方がよいでしょう。
PABLOで認証した後も書類を投函しますか?
フランスでPABLOの電子認証が正常に完了した場合、原則として認証情報が免税事業者へ送信されるため、書類の返送は不要です。
ただし、手動の税関スタンプを取得した場合や、免税書類に返送指示が書かれている場合は、その案内に従います。
税関スタンプがあるのに返金されない場合、税関へ問い合わせますか?
税関認証済みで返金だけが進まない場合は、販売店またはGlobal Blueなどの免税事業者へ問い合わせます。税関はVATの返金処理を行いません。
出国スタンプがパスポートにない場合はどうしますか?
私のケースではパスポートの出国スタンプを求められましたが、必要書類は状況によって異なります。
搭乗券、eチケット、予約確認書など、EUから出国した事実を確認できる資料を保存し、Global Blueから指定された書類を提出してください。
まとめ:返金されない時は記録を揃えて問い合わせる
今回のGlobal Blueの免税還付は、シャルルドゴール空港で手続きを行ってから約3か月後に返金されました。
結果として返金されましたが、問い合わせから解決までにも時間がかかっています。
返金されない場合に重要だったのは、次の4点です。
- アプリやRefund Trackerでステータスを確認する
- 免税書類、税関認証、航空券などの記録を残す
- 処理目安を過ぎたらGlobal Blueへ問い合わせる
- 返信が止まった場合はケース番号を使って再確認する
一度問い合わせを送っただけで安心せず、返金完了メールと実際のカード明細の両方を確認するところまでが免税手続きです。
シャルルドゴール空港T2Eから出国する場合は、免税手続き・出国審査・ラウンジまでの流れを以下の記事でまとめています。
スペインからEUを出国する場合は、バルセロナ空港でのGlobal Blue・Planetの手続きも参考にしてください。


