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【2026年6月】フライングブルーのマイル倍増オファーはお得?実際に届いた価格を公開して検証

バイマイル、ポイント

結論:今回(2026年6月17日〜30日)フライングブルーから届いた「マイル倍増オファー」、私は見送っています

理由は単価ではありません。

実は16倍プランの単価は約2.10円/マイルと、過去最良水準の通常セール(2.3円/マイル)よりも安く、数字だけ見れば「買い」です。

問題は52万マイルもの使い道が今の自分にないことと、$6,795.08(約109万円)という支出に対する具体的なリターンが見えないこと。というよりもそもそもそんな大金ないが正直なところです。

倍率ごとに単価がまったく違う今回のオファーは、「買うべきか」が一言で言えない、初めて見る構造でした。詳しく解説します。

フライングブルー(エールフランス・KLMのマイレージプログラム)から、有料でマイルを増やせる「マイル倍増オファー」が2026年6月17日〜30日の期間限定で届きました。

過去にも同様のオファーを受け取っており以前検証した記事もありますが、今回は条件がかなり変わっています。

実際に私に届いた価格をすべて公開しながら、買うべきか・見送るべきかを数字で判断していきます。

結論|今回のオファーは買うべき?

先に結論です。

今回のオファーは「倍率によって評価が真逆になる」という、これまでにないパターンでした。

  • 2倍・4倍:見送るべき。通常セールより明確に割高です。
  • 6倍:微妙。通常の80%ボーナスセールとほぼ同水準で、待てるなら待った方が良いラインです。
  • 12倍・16倍:単価としては「買い」。特に16倍は過去最良の通常セールよりも単価が安く、数字上は最もお得な選択肢です。ただし、支出も大きいです。

つまり「お得かどうか」は倍率次第。そして「買うべきか」は単価だけでなくその先に使う予定があるかで決まります。私自身は12倍・16倍の単価には正直惹かれましたが、最終的には見送りました。理由は後述します。

今回届いたマイル倍増オファーの内容

今回のオファーの条件は以下の通りです。

  • 申込期間:2026年6月17日〜30日
  • 対象マイル:2026年1月1日〜5月31日に獲得したマイル
  • 選択可能な倍率:2倍・4倍・6倍・12倍・16倍
  • 付与ボーナス:最大50%(倍率ごとに異なる)
  • プロモーション期間中は取引上限が100万マイルまで引き上げられています。

条件を満たす場合は最大50万ボーナスマイルを獲得できるため、大量のマイルが必要な人にとっては過去最大級のオファーとも言えそうです。

私の場合、対象期間(1〜5月)の獲得マイルは21,668マイル

これが基準となり、各倍率の価格と内訳は以下のように提示されました。

フライングブルー最大50%のボーナスマイルオファー
倍率表示マイル数
(基準×倍率)
付与ボーナス実際の合計受取マイル数価格(USD)参考価格(JPY)
2x43,3360%43,336$849.39約136,751円
4x86,672+15%99,673$1,698.77約273,502円
6x130,008+20%156,010$2,548.16約410,254円
12x260,016+30%338,021$5,096.31約820,506円
16x346,688+50%520,032$6,795.08約1,094,008円
参考価格は1USD=161円換算(2026年6月19日時点)。実際の決済額はカードの利用日レート・海外事務手数料により変動します。

注目すべきは「表示マイル数」とボーナスが分離していること。

2倍はボーナスなしの単純倍数ですが、倍率が上がるほどボーナス率も15%→20%→30%→50%と上昇していきます。

この実際の受取マイル数を価格で割ると、1マイルあたりの単価は以下のようになります。

倍率単価(USD/マイル)単価(円/マイル)
2x$0.0196約3.16円
4x$0.0170約2.74円
6x$0.0163約2.63円
12x$0.0151約2.43円
16x$0.0131約2.10円

倍率が上がるほど単価が下がる、いわゆる「まとめ買い割」の構造です。2倍と16倍では1マイルあたり約1円の差、合計では数十万マイル単位で効率が変わってきます。

過去オファーとの違い

以前受け取ったマイル倍増オファーと比較すると、設計が大きく変わっていることがわかります。

項目過去オファー今回(2026年6月)
対象期間前月に獲得したマイル(1ヵ月分)2026年1〜5月の累計(5ヵ月分)
選択可能な倍率2倍・4倍・6倍・12倍2倍・4倍・6倍・12倍・16倍(新設)
ボーナス構造全倍率共通(購入分と同額のボーナスが付与=実質100%)倍率ごとに変動(0%→15%→20%→30%→50%)
1マイルあたり単価全倍率で一律 約3円倍率により約2.10円〜3.16円と変動

過去オファーは「どの倍率を選んでも単価は同じ、増やす量だけ選べば良い」というシンプルな設計でした。

今回は倍率選択そのものが単価に直結する設計に変わっており、「少しだけ増やす」用途には向かなくなった一方、「まとめて大量に増やす」用途には過去よりお得になっています。

対象期間が5ヵ月分に拡大したことで、これまでオファー対象にならなかった人にも届きやすくなった可能性もあります。

通常のマイルセールとの比較

フライングブルーは倍増オファー以外にも、会員全体を対象にした「マイル購入セール」を定期開催しています。過去実績の単価と、今回の各倍率を並べてみます。

種別ボーナス率単価(円/マイル)
通常セール(過去実績・100%ボーナス)+100%約2.3円
通常セール(過去実績・80%ボーナス)+80%約2.6円
倍増オファー 2x0%約3.16円
倍増オファー 4x+15%約2.74円
倍増オファー 6x+20%約2.63円
倍増オファー 12x+30%約2.43円
倍増オファー 16x+50%約2.10円

並べてみると、16倍は通常セールの最良条件(100%ボーナス・約2.3円)よりも単価が安いことがわかります。

12倍も2つの通常セールの間に位置する好条件です。一方、2倍・4倍は通常セールよりはっきり割高で、「とりあえず倍増オファーが来たから少し増やそう」という発想は今回は損になります。

私はこう考えます。16倍の単価そのものは間違いなく良い数字です。

ただ、52万マイルという量は、私のように欧州往復のビジネスクラスを年に数回利用する程度の使い方では、すぐに使い切れる規模ではありません。

さらに私は今、ANA・JALのマイルを軸に旅程を組んでおり(直近の夏のヨーロッパ旅行もJALマイルで確定済み)、フライングブルーのマイルを今109万円分まとめて増やす具体的な出番が今のところ見えません。

単価が良いからこそ余計に「使い道があるなら今が買い時」とも言えますが、使い道が曖昧なまま大きな現金を投じるのは、過去の自分の判断軸(マイルは”使う計画”があってから増やす)に反します。

そのため今回は見送り、次の通常セールか、具体的な特典航空券の計画が立ったタイミングで再検討することにしました。

買うべき人

  • 12倍・16倍など大きな倍率を選べるだけの対象マイル(=対象期間中の獲得マイル)が十分にある人
  • 近い将来、エールフランス・KLMのビジネスクラスやパートナー特典航空券で大量のマイルを使う具体的な計画がある人
  • $5,000〜$7,000規模の支出を一括で出せる資金的な余裕がある人
  • マイルの有効期限が迫っており、失効よりは多少のコストをかけても使い切りたい人

見送った方が良い人

  • 対象期間の獲得マイルが少なく、2倍・4倍しか選べない(=単価が通常セールより明確に割高になる)人
  • 増えたマイルの具体的な使い道(行き先・搭乗日・必要マイル数)がまだ決まっていない人
  • ANA・JALなど他社のマイルプログラムを主軸にしており、フライングブルーの利用頻度が低い人
  • 次の通常マイルセール(80%・100%ボーナス級)を待つ余裕がある人

よくある質問(FAQ)

Q1. このオファーは全会員に届きますか?

いいえ。マイル倍増オファーは個別オファーで、対象期間中に一定以上のマイルを獲得した会員にのみ表示されます。My Accountページに表示がない場合は対象外です。

Q2. なぜ倍率ごとにボーナス率が違うのですか?

公式な理由は公表されていませんが、結果として「まとめて大きく増やすほど単価が下がる」設計になっています。少量の増量には不向きで、大量増量を選んだ人ほど得をする仕組みと考えられます。

Q3. 購入したマイルはいつ反映されますか?

通常は購入確定後購入後72時間以内に反映されます。特典航空券の発券期限が迫っている場合は、念のため余裕を持って申し込むのが安心です。

Q4. 通常のマイルセールと同時に利用できますか?

別キャンペーンとして並行して存在しますが、今回のように倍増オファーの低倍率が通常セールより割高な場合、必要マイル数が確定しているなら通常セールの開催を待って単価の良い方を選ぶのが合理的です。

Q5. 購入マイルはステータス更新のXPに影響しますか?

影響しません。購入したマイルは残高には反映されますが、Ultimate会員などのステータス更新に必要なXP(経験値)の対象外です。

Q6. 海外カードの手数料はどのくらいかかりますか?

決済はUSDベースとなることが多く、カードの海外事務手数料(目安2〜3%)が別途上乗せされます。本記事の参考価格(円換算)には手数料を含めていないため、実際の決済額はやや高くなる点に注意してください。

Q7. 使い道が決まっていないけど失効が近いマイルがある場合は?

その場合は倍増オファーより先に、フライングブルーのマイル有効期限延長条件(一定のアクティビティで延長されるケースがある)を確認する方が先です。それでも失効が避けられない場合のみ、倍増オファーでの延命・消化を検討する価値があります。

Q8. フライングブルーのマイル購入はお得ですか?

フライングブルーのマイル購入は、1マイルあたりの取得単価よりも
利用価値が上回るかで判断します。

利用価値次第です。

私は1マイル5円以上で利用できる場合のみ購入を検討しています。

東京〜パリのビジネスクラスなど、高単価な特典航空券で利用する場合は十分元が取れるケースがあります。

Q9. 購入したマイルはいつ反映されますか?

フライングブルーの案内によると、購入したマイルは通常72時間以内に加算されます。

特典航空券の空席を見つけてから購入する場合は、反映時間も考慮しておきましょう。

Q10. 購入したマイルはXP獲得対象になりますか?

なりません。

今回購入するのはフライングブルーマイルであり、ステータス維持や昇格に必要なXPは加算されません。

Q11. 何回でも申し込めますか?

今回の倍増オファーは期間中1回のみ利用可能です。

Q12. 購入後のキャンセルはできますか?

フライングブルーの案内によると、購入から14日以内であれば取消権が認められています。

ただし詳細条件があるため、利用前に最新の利用規約を確認してください。
倍率を選択する際は慎重に検討しましょう。

なお、今回のようなUSD建て決済ではクレジットカードの海外事務手数料も無視できません。
私は海外決済時にWiseやRevolutも併用しています。

海外決済、どこまで最適化するべきか。Revolut・IDARE・Wise・クレカの使い分けと、私の考え方

まとめ

今回のフライングブルー「マイル倍増オファー」は、倍率によって評価がはっきり分かれる内容でした。

2倍・4倍は通常セールより割高で見送り推奨、6倍は通常セールと同程度、12倍・16倍は単価としては過去最良の通常セールに匹敵・凌駕する好条件です。

とはいえ、単価が良いことと「自分が買うべきか」は別の話。私自身は16倍の単価には魅力を感じつつも、使い道が明確でない109万円規模の支出は見送るという判断をしました。

同じオファーを受け取った方も、まずは自分の対象倍率の単価を計算し、その上で「具体的に使う予定があるか」で判断することをおすすめします。

関連記事もあわせてご覧ください。
過去のマイル倍増オファーを検証した記事はこちら
通常のフライングブルーマイルセールについてはこちら

それではみなさま、素敵な旅を!

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