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ベルギーの出国税はいくら?ブリュッセル空港の航空税・空港料金【2026年】

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ベルギーのブリュッセル空港(BRU)から日本へ向かうとき、航空券に含まれる「出国税」や空港使用料はいくらなのでしょうか。税金と空港料金を分けて確認すると、ブリュッセルを出発する場合と、乗り継ぐだけの場合で負担の仕組みが違うことが分かります。

先に結論:2026年のベルギー航空旅客税(航空機搭乗税)は、所定の500kmを超える目的地について1人5ユーロ、500km以内は10ユーロです。ブリュッセル空港の旅客料金・保安料金はこれとは別です。5ユーロが航空券の諸税・手数料の総額になるわけではありません。

【2026年10月更新】以前の本文にあった「出国税4ユーロ」「旅客サービス料・保安料35.38ユーロ」「合計39.38ユーロ」は、現在の料金として使用しません。ベルギー連邦財務当局とブリュッセル空港の2026年度公式資料に基づき改めました。

ベルギーの出国税はいくら?2026年の航空機搭乗税

ベルギーの航空機搭乗税(Tax on the embarkation of an aircraft/TILEA)は、ベルギー国内の空港から出発する対象旅客に関する国の税金です。法的な納税義務者は航空会社で、通常は航空券価格に反映されます。

目的地の距離区分2026年の税率補足
500km以内10ユーロ/人ベルギーの基準空港(ブリュッセル空港)の基準点から目的地までの直線距離に基づく
500km超5ユーロ/人日本など遠距離の目的地はこの区分に該当

距離区分は、実際に飛んだ飛行距離や航空券に記載された各区間の飛行時間ではなく、法令上の基準によります。日本へ向かう航空券でも、目的地や航空券のつながり、乗継扱いを無視して各区間を個別計算することは避けてください。

この税率は2025年7月29日から適用された改定を踏まえた2026年の現行額です。また、課税対象の旅客は原則2歳以上です。

一次情報:ベルギー連邦財務当局・DivTax(2025年7月の税率改定)、ベルギー航空機搭乗税の法令(第159〜164条)。

ブリュッセル空港(BRU)の旅客料金・保安料金【2026年度】

ベルギー国税とは別に、ブリュッセル空港の運営会社は航空会社に旅客関連料金を請求しています。空港公式の「Charges & fees at Brussels Airport」(2026年4月1日〜2027年3月31日適用)では、次の金額が公表されています。

料金項目通常の出発旅客所定の乗継旅客
旅客料金(Passenger charge)23.50ユーロ12.49ユーロ
保安料金(Security charge)8.87ユーロ8.87ユーロ

同じ便名または同一機材で続けて移動する「通過旅客(Transit)」には、旅客料金0ユーロという別区分があります。一方、保安料金は条件によって適用されます。

また、移動に支援が必要な旅客に関するPRM料金なども別に設けられています。PRM料金は航空会社側の事前通知状況によって単価が異なるため、ここでは一律の旅客負担額として合算しません。

重要:上表は空港運営会社が航空会社に課す料金です。航空券の諸税明細で必ず同じ項目名・同額で請求されるという意味ではありません。旅客料金23.50ユーロ+保安料金8.87ユーロ+国税5ユーロをすべての旅客の確定総額として扱いません。

出典:ブリュッセル空港公式・2026年度料金表(PDF、旅客料金p.7/保安料金p.11/航空機搭乗税p.14〜15)、公式料金案内。

ブリュッセルで乗り継ぐとベルギーの出国税は免除される?

ベルギーには所定の乗継について航空機搭乗税の課税対象としない規定があります。ただし、「ブリュッセルを経由する航空券なら必ず免税」という意味ではありません。

法令では、航空機で到着後に同じ運送契約の一部として出発すること、乗継が空港利用の主な理由であること、到着から出発までの間に所定の制限区域を24時間超離れていないことなどが条件となります。別々に購入した航空券で、これらの条件を満たさない場合などは扱いが異なります。

旅程例ベルギー航空機搭乗税の考え方
ブリュッセル(BRU)→東京ベルギーを出発地とするため原則課税。日本など500km超の目的地は5ユーロ区分
パリ→ブリュッセル(BRU)→東京同一運送契約などの条件を満たす乗継ならベルギー航空機搭乗税の対象外となり得る
東京→ブリュッセル(BRU)で旅行終了ベルギーへの到着のみでは、ベルギー出発に対する航空機搭乗税は原則発生しない
パリ→BRU到着後、別切り航空券で東京へ出発税法上の乗継条件を満たすか個別確認が必要。免税を前提にしない

空港の乗継料金は別の規定です。BRUの公式料金表で「Transfer passenger」とされるためには、同一航空券に旅程が記載され、着陸した暦日に24時間以内の接続便で出発すること、出発元の国へ戻る旅程ではないことなど、空港が定める要件があります。国の航空機搭乗税が免除されても、空港の旅客料金・保安料金がすべて無料になるわけではありません。

制度の根拠:ベルギー法令第160条(乗継の扱い)、BRU公式・2026年度料金表(出発/乗継旅客の定義)。

ビジネスクラス・特典航空券でも費用は変わる?

2026年のベルギー航空機搭乗税は、英国の航空旅客税(APD)と異なり、エコノミーかビジネスクラスかによって税率が変わる仕組みではありません。ただし航空券の総額は、航空会社の運賃、発券プログラム、燃油サーチャージ、空港料金などによって変わります。

マイルで発券する特典航空券でも、国の税金や空港関連料金が自動的に免除されるわけではありません。マイル数だけでなく、予約時に表示される現金支払額を確認してください。

詳しくは特典航空券でもお金はかかる?税金・燃油サーチャージ・手数料で解説しています。

2027年のベルギー出国税はどうなる?

ベルギーの航空機搭乗税については、2027年以降の税率引き上げに関する法改正や、その後の見直しに関する公表があります。この記事の5ユーロ・10ユーロは2026年の現行税率です。2027年以降に出発する航空券では、将来の税率を2026年と同額だと決めつけず、最新の成立法令・税務当局の案内および予約時の明細を確認してください。

ベルギーの出国税・空港税でよくある質問

Q. ブリュッセルから日本に帰る出国税は5ユーロだけ?

いいえ。5ユーロは2026年のベルギー国税のうち、500km超の目的地に適用される税率です。BRUの旅客料金・保安料金や航空会社が課す費用などは別で、航空券の諸費用総額ではありません。

Q. ブリュッセル乗継では税金を払わなくてよい?

所定の条件を満たす場合、ベルギーの航空機搭乗税は対象外となり得ます。ただし、BRUの乗継旅客料金や保安料金は別の規定で設定されています。国税の免除と空港料金の免除を混同しないでください。

Q. 出国時に空港の窓口で5ユーロを現金払いする?

通常、航空機搭乗税の納税義務者は航空会社で、旅行者が空港の窓口でこの税金を別途納付する仕組みではありません。予約画面や電子航空券の「税金・料金等」の内訳をご確認ください。

まとめ|ベルギーの航空機搭乗税とブリュッセル空港料金を分けて確認

2026年のベルギー航空機搭乗税は、500km超の目的地なら5ユーロ、500km以内なら10ユーロです。ブリュッセル空港では、通常の出発旅客向けの旅客料金23.50ユーロ、保安料金8.87ユーロなどが別に定められています。

ただし、税額と空港料金を足すだけで航空券の支払い総額は確定しません。特典航空券を使う場合や、欧州内で出発地・乗継地を変える場合は、旅程ごとの税金・料金・移動費を含めて比較することが重要です。

ほかの国との違いはヨーロッパ13か国の出国税・空港税比較で整理しています。

旧記事で参照していた資料:JTB・海外空港税の参考資料。これは当初の記事作成時の参照元であり、現在の税率の根拠には使用していません。

それではみなさま、素敵な旅を!

制度確認:2026年10月29日。ベルギー連邦財務当局、航空機搭乗税の法令、およびブリュッセル空港の2026年度料金表を参照。空港の公表料金と実際の航空券の請求額は一致しない場合があります。

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